蜘蛛の巣を修復するアーティスト

Mended-Spiderweb-8-Fish-P.jpg
Nina Katchadourianは、蜘蛛の巣を修復するという面白い作品を製作しているアーティストです。彼女のサイトより:

The Mended Spiderweb(蜘蛛の巣修復)シリーズは、1998年の6月から7月にかけてポルトで過ごした6週間の中で思いつきました。私は森や住んでいた家の周りで破れた蜘蛛の巣を探しては、それらを赤い糸で修復していきました。修復は、一度にひとつのセグメントを直接蜘蛛の巣に挿入するという形で行いました。糸にはノリをかけることもありました。そのほうが糸が固くなり作業もしやすくなるからです。短い糸は、蜘蛛の巣の粘着力を利用してくっつけました。長い糸は端に木工用ボンドを付けて補強しました。私は、巣に空いた穴を完全に修復しました。または、巣が糸の重みに耐えられなくなるところまで修復を行いました。作業中、ピンセットが巣に絡まったり、手で巣を払ってしまうなどして、巣を余計に壊してしまうことも少なくありませんでした。

最初の修復を行った次の朝、赤い糸の塊が巣の下の地面に落ちているのを発見しました。最初は、風に吹かれて落ちてしまったのかと考えましたが、よく調べてみると、蜘蛛が自分で巣を完全に修復した跡だったことがわかりました。修復の際に、赤い糸は捨てられていったのです。私の修復は、かならず蜘蛛に拒絶され、捨てられました。それは大抵、夜に行われました。すでに廃棄されたと思えるような巣でも、修復が行われていたのです。糸同士が複雑に交差し、接着剤でしっかりと固定された大型の修復箇所の場合は、捨てられた後もそのままの形を保っていることがありました。しかし、蜘蛛の巣のなかで張られている状態と違い、少ししぼんだ感じになります。"捨てられた修復箇所"は、赤い糸の修復が巣にある状態の写真の横に飾ってあります。

Via BoingBoing

- Becky Stern

原文

Posted by Tetsuo Kanai | May 15, 2008 12:50 AM
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