ロウソクの化学

Book Review  Fig 1 May 2008 Faradaycoverimage
Citizien Scientist最新号には、The Chemical History of a Candle(『ロウソクの化学』マイケル・ファラデー著)のすばらしい書評が掲載されている。Mikeの記事より。

マイケル・ファラデーは、正式な教育をほとんど受けていないにも関わらず、偉大な科学者として歴史に名を残しています。彼はまた、電子工学の父とも呼ばれています。1860年から1861年にかけてのクリスマス休暇の間、ファラデーは英国王立協会において、少年聴講生たちを対象に6回にわたる講演を行っています。本書には、この6回の講演の内容に加えて、白金に関する講演の内容も収録されています。

ファラデーは、不幸な境遇を持ち前の判断力と忍耐力で乗り切った、驚くべき人物です。製本所の見習い作業員だったころ、ファラデーはサー・ハンフリー・デイビーの一連の講義に出席し、詳細なノートを取りました。後に彼は、その内容を清書してサー・ハンフリーに贈呈しました。それがきっかけで、サー・ハンフリーはファラデーに仕事を依頼するようになったのです。

マイケル・ファラデーは、私が賞賛するばかりでなく、アマチュア科学者協会のForrest M. Mims IIIは「大変な影響を受けた私のヒーローだ」と評しています。アルバート・アインシュタインは、アイザック・ニュートン、マイケル・ファラデー、ジェームズ・クラーク・マックスウェルの3人が、科学の歴史において最も影響力のある人物だと述べています。この本は、2002年にノーベル化学賞を受賞したジョン・フェン博士から推薦されたものです。博士は、マイケル・ファラデー・ファンクラブの長年の会員でもあります。

- Phillip Torrone

編集から:日本語訳は、プロジェクト杉田玄白で読むことができます(山形浩生訳)。

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Jun 18, 2008 12:50 AM
Reviews, Science | Permalink | Comments (0)

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