Archives: September 2009
September 17, 2009
How-To: 人間をプログラムする

子供にプログラミングを教えたいときは、まずプログラムの思考方法を理解させるのがいいようだ。身をもって体験することで、コードによって何がどうなるのか、その概念を知ることができる。それによって、身の回りのデバイスやシステムが、プログラム化されたビヘイビアによって動いていることがわかってくる。
使うもの:
人
紙
鉛筆
動き回れる場所。タイル貼りの部屋なら、移動距離がわかりやすいので好都合。
工具:
なし
概念:
プログラミング
通信システム
繰り返し、またはデザインプロセス
所要時間:
説明と実践で20分はかかる。その後は、特定の言語の概念を説明するときなどに、これをお楽しみの時間として採り入れるとよいだろう。
主目的:
まずはごく簡単なプログラム言語の作り方を習得し、他の人に単純な作業の命令を出すことができるようになること。そして、生活のどこにプログラムが使われているかが説明できるようになること。
方法:
受講者を2つまたは3つのグループに分ける。人数が多いとやりにくい。
各グループに紙を1枚と鉛筆を1本渡す。
各グループに、単純な命令のコードを作らせる。
できた命令を紙に書かせ、プログラムされる人に口頭で伝えさせる。
プログラムされる人は、紙を見てはいけない。命令は耳で聞くだけにする。または、1行ずつ紙片に書いて渡す。
プログラムされる人は、与えられた命令を、できるだけ正確に実行する。
受講者は反復型開発法を用いて、プログラムを洗練させていく。テストを繰り返すことで、コミュニケーションやコードの書き方の曖昧さが修正され、思い通りに作業が実行されるようになる。
各グループは、完成したプログラムを他のグループの前で披露する。
グループごとに順番に、命令を読み上げ、プログラムされる人はそれに従って動く。
これを通して、受講者は、日常生活において、数多くの物やシステムがプログラム技術によって動いていることを知る。
複雑にしない
コードは1行に1コマンドで、5行以上とする。
"and" と "next" と "then" は命令が複雑になるので使わない。
次の行は、かならず前の行の "next" または "then" として実行されることを約束しておく。
不可能な命令は出さない
その場で実行できない命令はしない。
時間に制限があるなら、何十回、何百回と繰り返す行動はさせないことだ。
空間的制限があるときは、「20秒走れ」とか「2メートルジャンプせよ」などといった命令は出さないようにする。
常識的に考えれば、「1メートルジャンプせよ」とか「テーブルを持ち上げろ」などといった命令は出すべきでない。
拡張案
共通の文法を作っておくと、コードに一貫性が出る。
命令を伝える1人の人間によって、全受講者がプログラムされる人として動けるような目的をグループに持たせる。
実際にこれを行ったときは、ぜひ、写真やビデオを見せてほしい。ProgramAPersonとタグを付けてMAKE Flickr poolにアップしてね。
- Chris Connors
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Sep 17, 2009 12:00 AM
Education, Kids |
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September 16, 2009
Phasma - 昆虫ロボット

Takramがデザインした昆虫ロボットは、昆虫の形ではなく、動きを真似たものだ。ビデオではわかりづらいが、ウェブサイトでは三脚歩行法について詳しく解説されている。片側2脚と反対側1脚の計3脚が常に地面に付いているという形だ。前進するときは、浮いている3本が前に出て着地し、前に地面に付いていた3本が浮き上がる。いつも少なくとも3本の脚で立っていることになるので、安定した状態で素早く動き回ることが可能となる。このプロジェクトはスタンフォード大学のSPRAWLロボットからヒントを得ている。
[Pink Tentacle より]
- Matt Mets
訳者から:6足歩行について、ビデオの中で日本語で解説されている、なんて言わなくてもわかるね。
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Sep 16, 2009 02:00 AM
Robotics |
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回路図記号のアウトラインデータ

Matt Becklerは電子回路図に使う電子パーツの記号を.svg形式でアップしてくれた。
回路図は描きたいけど、本式の回路図キャプチャープログラム(Eagle、OrCad、KiCadなど)を使うのは面倒だというとき、私はInkscapeを使って簡単に描く。よく使う記号をたくさん集めて、SVG形式で標準化してある。Mattのサイトでダウンロードできるよ。
- Collin Cunningham
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Sep 16, 2009 01:00 AM
Electronics |
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文房具で作るトレビュシェット(投石器)

MAKEcation trebuchet にはエントリーしたいけど、材料が手に入らないって? なら、子供の机の中を引っかき回してみよう!
Office Supply Trebuchet(オフィス小物のトレビュシェット) - これはBrandon Nが作った小さくて偉大なトレビュシェットだ。文房具だけで作られていて、ハニーローストピーナッツを6メートル飛ばすことができる。素晴らしい。作ってみたい人のために、彼はパーツリストも作ってくれた。鉛筆と輪ゴムを用意して、挑戦してみよう!
新学期セールで鉛筆も安くなってるんじゃないかな。今がチャンスだ!
エントリーしたい人は、作品の写真を撮影して、MAKEcationタグを付けてMAKE Flickr poolにアップしてね。

ファミリートレビュシェットチャレンジ
- Maker Workshop - Portable Trebuchet on Make: television(英語)
- MAKEcationトレビュシェットセット(Maker Shed)
- Altoids tin trebuchet
- Make a Trebuchet - Make: Video Podcast(英語)
- Make a Trebuchet - Make: PDF Podcast(英語)
- The MAKEcation Family Trebuchet Challenge!
訳者から:MAKEcationとは、Makeが提唱する何かを作って創造的に過ごす休暇のこと。それを促進するために、いろんなオンラインイベントが行われています。このファミリートレビュシェットチャレンジは、MAKEcation 2009(英語)のイベントのひとつ。シンプルながら奥が深い機構を持つ投石機を家族で作って発表し合おうというコンテストです。Make: Japanでは現在のところ協賛はしていません。興味のある方は、直接エントリーしちゃってください。
- Chris Connors
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Sep 16, 2009 12:00 AM
DIY Projects |
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September 15, 2009
自作カメラジンバルで空撮
ラジコンヘリコプターによる空撮です。ビデオカメラをマウントするジンバルは自作。パンとチルトを手元から行うことができるようです。かなり安定した画像です。機体の造形もかっこいいです。
Posted by Takumi Funada |
Sep 15, 2009 03:00 AM
Flying |
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ダーウィンの「種の起源」を時間軸で視覚化

The preservation of favoured traces (Ben Fry) Waxyより。
例えばダーウィンの進化論などの科学理論を考えるとき、固定された概念を完成形として受け止めがちだ。しかし、ダーウィンは、生涯に何度も「種の起源」を編集しなおし、更新版を発表していた。英語版の初版は約15万語だったが、第六版は19万語にも増えている。記述を膨らませたり、詳細を加筆したり、考えそのものが変化していることもある。理論は洗練と変化を重ねていったのだ。Processing(Arduino IDE の突然変異の従兄弟)で作られている。第二版では、たとえば、あの有名な「創造主によって」の下りが巻末に加筆され、崇高な力が大いに影響しているとの見方を示している。そのほかの例としては、進化論の中核とされ、ダーウィンの造語と思われがちな「適者生存」という言葉がある。これは、イギリスの哲学者ハーバート・スペンサーが作った言葉であり、第五版までは出てこない。ダーウィンが生涯を通じて発展させてきた理論の変遷の様子を、第六版をガイドとして見ることができる。
- Phillip Torrone
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Sep 15, 2009 01:00 AM
Arts, Science |
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本物のレゴの家

イギリスのおもちゃマニア、James Mayは、膨大な数のレゴを使って本物の家を建ててしまった。壁の中を電線と水道管が通ってはいるが、修理するときはブロックを外して、また組み立てるだけで済む。でも、火事になったら近寄りたくないね。建設の様子はGeekSugarに掲載されている写真のギャラリーで見られる。
- Becky Stern
訳者から:James Mayは、オモチャや自動車のテレビ番組を数多く持つ、イギリスでは有名人。ちなみに、ざっと計算して8億1600万個のレゴが使われているそうな。
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Sep 15, 2009 12:00 AM
LEGO |
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September 14, 2009
帰宅部の飛行少年

Jesse van Kuijkは筋金入りのMakerだ。彼は空を飛びたいと思った。そして人力飛行機を設計し組み立てた。週末ごとに大学から家に帰って作業を続けること3年間。すごい執念だ。詳しくは、Spiegel Onlineに書かれている。
[neatorama より]
- Matt Mets
訳者から:飛び上がった瞬間にチェーンが空回りして、あえなく失速。飛行距離は10メートル程度に終わったけど、Jesse くんには大満足の飛行だったようだ。
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Sep 14, 2009 01:00 AM
Flying, Transportation |
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簡単Arduinoドラムマシン
すごくシンプルな Arduinoドラムマシンだ。ピエゾブザーで作られている。詳しくはリンクを見てほしい。音階対応表もあって、すごく便利。
ピエゾブザーを、叩いたときに反応するセンサーにする方法を調べて、いろんな音階で出力する方法を調べました。それらの結果から生まれたのが、この簡単なドラムマシンです。ボクのガールフレンドにとっては頭痛マシンです。
Maker Shed: より
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Drum Kit Kit for Arduino
- Marc de Vinck
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Sep 14, 2009 12:00 AM
Arduino, Electronics |
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September 11, 2009
世界初の菌類を使った生物ロボットの開発

Beyond the beyond経由、PhysorgのScientists design first robot using slime moldより。
ウエスト・オブ・イングランド大学の研究室では、世界で初めての菌類を使った生物ロボットを開発している。リーバーヒュームトラストからの助成金を受けて彼らが研究しているのは、変形体、つまり、イギリス国内の森や庭や湿った場所で普通に見られる粘菌変形菌モジホコリカビの増殖状態を使った、非結晶非シリコン系生物ロボットPlasmobotだ。リーバーヒュームトラストの助成の狙いは、完全に生物学的な(シリコン部品を使わない)非結晶大規模並列ロボットを最初に作ることにある。... Adamatzky教授によれば、この力を制御できるようになれば、長期にわたって利益を得られる可能性があるという。「今はまだ初期段階です。変形体にどれほどの利用価値があるかを見極めているところですが、数年内には、たとえば少量の化学物質を目標に届けるとか、光で移動を助けるとか、機械の微少部品の組み立てに役立てるといった、粘菌の能力を引き出せるようになっていると思います。遠い将来においては、変形体を人体の内部で動かすことも可能になるでしょう。たとえば、特定の場所に薬を送り届けるといった具合です。また、変形体で作られた無数の微少コンピューターを我々の皮膚の上に棲息させて、機械的な思考作業を任せることで脳の負担を軽減させるとも可能になるかもしれません。非結晶コンピューティングの開発に繋がるものと見る研究者が多いようですが、今はあくまで、純粋に理論の段階なのです」
上の写真 - 変形菌に分類される生物を描写したエルンスト・ヘッケルの「自然の芸術的形態」(1904) の93枚目。
- Phillip Torrone
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Sep 11, 2009 03:00 AM
News from the Future, Science |
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レーザーカッターで作ったアブサンスプーン

いいアブサンを1本手に入れた(じつは父の日の、ちょっと変わったプレゼント)。伝統的な飲み方は、アブサンドリップだ。数オンスのアブサンと冷水を角砂糖の上から少しずつ垂らして作る。


茶こしなどを使ってもできるが、スタイリッシュにやりたいなら、専用の道具を使う。アブサンスプーンだ。しかし、私はそう頻繁にこのカクテルを作るわけでもないので、買うのはもったいない。そこで、レーザーカッターでちょっとふざけてみようと思ったのだ。どこがふざけてるって? では説明しよう。

私はロートレックがデザインしたスプーンをCorelDrawでトレースして、ちょっとだけデザインを変更し、自分のイニシャルを入れたんだ。これをアウトラインデータにして、3ミリ厚のアクリルからEpilog Zingレーザーカッターで切り出した。出来映えは完璧だ! ただし、このアクリルのスプーンの上で角砂糖に火を付けるのは、やめたほうがいい。
- John Park
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Sep 11, 2009 02:00 AM
Arts, DIY Projects |
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テルミット式データ保護術

近ごろ、ハードディスクや記憶媒体を、読み出し可能なデータが詰め込まれたまま廃棄する企業が多い。そうした問題を防ぐ方法が、これだ。コンコードに住むNC技術士のBrian Littleとその仲間たちは、デイビッドソン大学のマシンから回収したハードディスクを積み上げて、テルミットを使って溶かしてしまった。Brianの解説を見てみよう。
4人の男と勇敢なガールフレンド1人は、約18キログラムのテルミットを使ってハードディスクの山を(ほぼ)焼却することに成功した。結果は、思ったほど完全な破壊とまではいかなかったが、燃焼効果という点では、大きなバケツ1杯のテルミット剤は強烈だった。注意:テルミット剤の "レシピ" はググれば出てくる。私は不精者で、しかもアホではないので、テルミット剤は購入した。売っている店もググるとわかる。さらに注意:テルミット剤は危険物だ。非常に激しい反応を起こし、摂氏1400度ほどになる。ひとたび火がつけば、途中で消そうなどという試みをあざ笑うかのように、一気に燃え尽きてしまう。こいつで遊べるのは、私が大人で、保険にも入っていて、自己防衛の意識もきちんと持っているからだ。もしキミがこいつで遊んで、両親の家を燃やしてしまい、自分はⅢ度熱傷を負って病院に担ぎ込まれたとしても、またはお婆ちゃんの車を全焼させてしまったとしたら、キミ自身が責任を追わなければならない。私の責任ではない。
燃え上がる楽しいビデオだ。
写真もあります。
自分のデータ、または誰かのデータを保護するために行った対策の中で、いちばん過激だったものはなに?

- John Baichtal
訳者から:アメリカ版では、軍隊で緊急時に機密データを守る際にはテルミット手榴弾を使うというコメントが書かれていた。ライフルで撃ち抜くという人もいたね。
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Sep 11, 2009 12:00 AM
Computers |
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September 10, 2009
ブレッドボードギタージャムセッション

ブレッドボードギターも登場するライブのおしらせです。
「未来派無頼形/無頼派未来形」出演:ju sei/1969(kaseo+尾上祐一+米本実)/ヨシハマショウ+徳久ウィリアム/久保田晃弘/車輪の再発明
9月22日、高円寺「円盤」にて。
Posted by Takumi Funada |
Sep 10, 2009 03:00 AM
Music |
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オープンソース 'Frankencamera' は完全プログラム可能

スタンフォードのComputational photographyは、オープンソースの 'Frankencamera'を開発した。ノキアn95携帯電話のセンサー、キヤノンのレンズ、そしてARM開発ボードから構成されている。彼らの目標は、デジカメをコンピューターと同じに扱えるようにすること。つまり、プログラムをダウンロードして動作を変更させたりできるようにすることだ。もちろん、今でもキヤノンのカメラならCKDK を使って同じようなことはできるけど、彼らのアプローチは根本的な開発であり、もっと汎用性の高いカメラを作ることを目指している。
ボクはニコンのカメラが好きだけど、蓋を開けて中のプログラムを自由に変えられたら、どんなにいいだろう。
[technabobより]
- Matt Mets
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Sep 10, 2009 12:00 AM
Electronics, Photography |
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September 9, 2009
They Might Be Giantsの "Electric Car"
They Might Be Giantsは昔から大好きなバンドだった。この数年は、子供向けの最高のアルバムを作り続けている。すべてのアルバムを甥に買ってやろうと思ってる。最新作はHere Comes Scienceだ。上のビデオはその中の「Electric Car」という曲。古紙を使ったペーパークラフトのアニメーションもいいね。[BBG より]
- Becky Stern
訳者から:なごむ。
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Sep 9, 2009 02:00 AM
Arts, Transportation |
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