Archives: May 2011
May 31, 2011
ココナッチの楽しみ方

ココナッチはネットワークを通してメッセージを伝えあうソーシャルロボット。シンプルなメカニズムから予想外のアクションが現れます。新しい楽しみかたも生まれてきています。写真は力石咲さんによる着せ替えココナッチ。これからもいろんなカスタマイズが登場しそうです。
Posted by Takumi Funada |
May 31, 2011 01:00 AM
Crafts |
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The Heart of Maker Faire(ビデオ)
Maker Faire Bay Area 2011を紹介するショートビデオです。Dale Doughertyが、遊びと探検というMaker Faireの真の精神を案内してくれます。これから100日を使って紹介する100人のMakerのビデオのプレビュー版でもあります。
iTunesでMAKE Podcastを購読。m4v 版ビデオをダウンロード。YouTubeで見る。Vimeoで見る。
- Becky Stern
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
May 31, 2011 12:00 AM
MAKE Podcast, MAKE Video |
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May 30, 2011
MAKE Magazine Industry Maker Awards - Maker文化に貢献した企業を表彰

MAKEでは、これまでずっと、Makerおよびハッカーのカルチャーの増大する影響力を前向きに支援してくれる企業を、多くの人に知ってもらうための方法を探ってきました。2006年、私たちはMaker権利宣言を発表しましたが、それ以来、私たちは、それを具現化する技術への開かれたアクセスの原則に対する、あまりにもひどい侮辱を公表したり、風刺することを行ってきました。
しかし私たちは、ムチよりも、むしろアメを使うほうが合っています。そして今年、MAKE Magazine Industry Maker Awards(企業 Maker賞)、略して「The Makeys」を創設できたことを、心よりうれしく思っています。Most Repair Friendly(もっとも修理しやすい)、Most Hackable Gadget(もっともハックしやすいガジェット)、Best Product Documentation(もっとも優れた説明書)、Best Education/Outreach Program(もっとも優れた教育/福祉プログラム)の4つの部門に、それぞれ4つの企業がノミネートされ、Maker Faire New York 2011で受賞者が発表されます。賞品はMakerBot Industriesの協力で、オープンコンテストによってデザインされます。
各部門に推薦したい企業があったら意見を聞かせてください。下のコメントでも、メールでも結構。理由もね。
- Sean Michael Ragan
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
May 30, 2011 02:00 AM
Announcements, Events, Makers |
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DIY超大型超大判フィルムカメラ
20センチ×25センチのプリントを、デジタル化せずに引き伸ばしたいと考えた、写真家(にして親友の)Darren Samuelsonは、引伸機を使うかわりに、巨大な超大判カメラを作って、35センチ×91センチのレントゲン撮影用フィルムに直接撮影することにした。製作に半年をかけたこのカメラは、大きな手作り蛇腹を伸ばすと長さは180センチにもなる。Matthew Sultanが撮影したこのショートフィルムでSamuelsonは、サンフランシスコのランズエンドでの撮影準備をしながら、製作の経緯を話している。
来週からSamuelsonは、このカメラを持って、ニューオリンズからニューヨークまで、あちこち点々としながら旅をする予定だ。彼の旅の経過はブログで読むことができる。そして、撮影した作品は、ここで見られる。
- Adam Flaherty
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
May 30, 2011 12:00 AM
Imaging, MAKE Video, Photography, Retro |
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May 27, 2011
How-To: 事務用品 X-Wing


このInstructablesのメンバー、spookyleanの作品を見て、貴重な仕事時間と会社の資産を浪費して何をやっているのだと不愉快に思われた方は、管理者として素晴らしい素質をお持ちだ。ボクだったら、「ピーピューピー」と呟きながら机の上を飛ばして遊んじゃうね。
- Sean Michael Ragan
訳者から:もしボクが管理職だったら、デススターの建設を開始してヒマそうにしてる社員どもに恐怖感を与えてやろうかね。
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
May 27, 2011 01:00 AM
Crafts, Toys and Games, hacks |
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Teagueduino登場
Arduinoでもまだフレンドリーじゃないという人たちのために、Teague LabsからTeagueduinoが登場した。ブレッドボードも難しいって? コードなんてチンプンカンプンだって? つなぐだけで使えるコンポーネントと、リアルタイムで編集できるコードで、どんな初心者も今すぐいろんなものが作れてしまう。何かをダメにしてしまうなんて心配は、まったくない。 [ありがとう、Adam!]
Teagueduinoは、私たちのデザインスタジオと、オープンソースのArduino/Freeduinoコミュニティ(とくにLittleBitsとGrove System)での、長年にわたるハッキングと実験から生まれました。私たちの周りの技術屋連中は、Arduinoが出たと同時にハマりました。しかし、だんだんわかってきたことは、クリエイティブな人たちの大多数にとって、まだArduinoは技術的ハードルが高すぎて手が出せないということでした。Teagueduinoは、組み込み型装置の開発をうんと簡単にしたいという、私たちの目標への大きな一歩です。簡単でありながら、コードの文法、電気信号値、物理的なハードウェアの統合といった重要な機能も見えるようになっています。より高度なシステムやツールの開発への足場を提供します。
- Adam Flaherty
訳者から:各ピンの信号がグラフで見えるのがいいなー。
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
May 27, 2011 12:00 AM
Arduino, Electronics |
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May 26, 2011
紙の表面をスイッチとして使う試み
IAMAS Surface Interface Design Projectによるデモ。導電性のインクや紙を使って紙の表面をスイッチに変えることで、新しいユーザーインタフェイスを提案しています。重ねたり、貼ったり、ちぎったりできる自由度の高い素材から、より柔らかいUIが生まれるのかもしれません。
Posted by Takumi Funada |
May 26, 2011 01:00 AM
Electronics |
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Maker Faire写真集
Maker Faireに来られなかった人のために、心やさしい参加者たちが写真をたくさん撮って MAKE Flickr poolにアップしてくれた。蒸気に光にロボットに、たくさんの人たちが写ってる。これを見れば、Maker仲間といっしょにSan Mateoへ行った気になれるよ。
今回のMaker Faireで写真やビデオを撮った人は、MAKE Flickr poolにどんどんアップしてね。MakerFaireというタグをお忘れなく。あの感動をみんなと分かち合おう。
![]()
- Chris Connors
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
May 26, 2011 12:00 AM
Maker Faire, Photography |
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May 25, 2011
新刊『子どもが体験するべき50の危険なこと』は5月25日発売

Make日本語版関連の新刊『子どもが体験するべき50の危険なこと』が出ます(この告知は発売日まで一番上に表示します)。
本書は、さまざまな分野から選んだ50の活動を通して「本当の危険を見きわめる力」と「それに対処する力」を身につけるための書籍です。「ナイフを使う」「目かくしで1時間すごす」「強風の中で手作り凧をあげる」「やりを投げる」「ミツバチの巣を探す」「車を運転する」「指を瞬間接着剤でくっつける」などの活動を親子で行うことで、道具を使う技術、とっさの際の身体の使い方、テクノロジーと社会の仕組みなどに関して、体験にもとづいた知識を得ることを可能にします。大人の読者にとっても、子供のころの感覚を取り戻したり、気づかないうちに設けていた制限に気づくためのきっかけになることでしょう。
タイトルや目次にインパクトがあるために、とても過激な本というイメージをもたれる方もいるかもしれません。そこでこの本について理解していただくために、この本の目的について書かれた部分を「はじめに」から引用します。
もちろん、子どもたちを危険から守ることは必要です。それは社会人としての私たちが、子どもたちに約束していることです。しかし、それが過保護になってしまっては、子どもたちの危険に対する判断力が養われず、社会の責任が果たせません。私たちがするべきなのは、未知のもの(またはよくわからないもの)と、本当に危険なものとの区別をつけられるよう、子どもたちに学ばせることです。
(中略)
森の中で育った子どもたちは、本で森のことを読んだだけの子どもよりも、実際の森の中で快適に過ごせるはずです。同じように、自分でたき火をおこしたり、木にのぼったりした経験のある子どものほうが、それをビデオで見ただけの子どもよりも、そこで目撃した物理現象を、ずっと深く、具体的に理解できます。
(中略)
では、どうしたら子どもに力量をつけさせることができるでしょう? 私たちは、本当に危険なものか、それとも単に危険な要素を含むだけのものかを自分で調べる機会を、慎重にしっかりと管理された公開の場で、子どもたちに与えることにしています。私たちはそこで、子どもたちに安全を探る技を教え、探求の道を自力で歩くための指導をしているのです。
つまり本書は、タイトルから受ける印象とは反対に、安全を考えるための本なのです。すべての活動には危険な要素が含まれています。どうかこの本を足がかりにして、子どもたちと危険について語り合ってください。私たちは、ここに提示した活動を安全に行えるよう、計画、段階的な実行、適切な予防措置という「足場」を組んで危険を和らげています。子どもたちに木登りの訓練をさせましょう。そうすれば安全に木に登る方法を子どもたちは学びます。木登りを禁止したところで、子どもたちは勝手にやるでしょう。しかしそのときは、非常に危険な登り方をする恐れがあります。あるいは、木登りがきらいな子どもになるかも......。そのほうが悲惨です。
これは、絶対に従わなければならない指示書ではありません。あくまでもガイドラインです。やってみると、かならず予定通りにいかない場面に遭遇するでしょう。現実世界では、問題の解決にちょうどいい長さのロープなどは存在しません。完璧な道具もありません。部品の足りない機械を工夫して動くようにしたり、ダメで元々のところをがんばる。それが、「ティンカリング(tinkering)」の本質なのです。
この本と著者のGever Tulley氏に関しては、TEDで行われた講演がよく知られていますが、このサイトでも2008年の1月にその講演を紹介しています(MAKE: Japan : 子供にやらせるべき5つの危険なこと)。講演のなかでTulley氏は本を執筆中であることを話しているのですが、それを見て訳者の金井さんと日本語版を出せるとよいですね、というメールのやりとりをしてから3年後、実際に本を出すことができました :-)
O'Reilly Japan - 子どもが体験するべき50の危険なこと
Read full storyPosted by Hideo Tamura |
May 25, 2011 11:00 PM
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Maker Faire Bay Areaは無事終了。だけどそれは始まりだった!

Maker Faire Bay Area 2011の門が閉じた。本当に誰もが口にしていたけど(たしかに聞いた)、刺激的な大成功だった。大勢の陽気で、すごくマナーのいい見学者たちと、何百人の Maker、そして半端じゃない数の展示にワークショップに実験に乗り物に食べ物。
Maker Faireが終わって、人々が帰っていく姿を見送るたびに、どれだけの人たちの心を動かせただろうかと考える。どれだけの人が、家に帰ってハンマーやハンダごてや電動ドライバーを手に取って、Faireで受けた刺激を来年には出展するぞと物作りを開始してくれるだろうか。夢のような考えだけど、実際、そうやって毎年毎年、出展者が増えている。
今年は、いつもよりもっと多くの人にそうなってもらいたい。もし、今回のMaker Faireを見に来て刺激を受けて、何かを作ろうと決心したなら、ぜひその話を聞かせてほしい。プロジェクトを追いかけてみたいんだ。発案から、設計、製作、完成までをね。そして、来年のMaker Faireに参加するまでを。今、持ってるアイデアをコメントに書いてくれ。または、みんなの計画をメールで教えてほしい。
来年が楽しみだ。その前に、デトロイトかニューヨークで会えるかな。

- Gareth Branwyn
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
May 25, 2011 01:00 AM
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Maker Faireの「Education Day」に子どもたちを招待

幸先の良いスタートだった。地元の小学生1000人を「Education Day」としてMaker Faireに招待。子どもたちは一般オープンに先駆けて展示やデモを見たり、75人のMakerたちとプロジェクトに関する会話を楽しんだ。本当に楽しそうだった。
Maker Faire Education Dayについて、Dale Doughertyより:
Education Dayは、あらゆる世代の人々に物作りの実践と、道具と材料と技術があれば、なんでも作れるという物作りの可能性を紹介することでMaker人口を増やそうというMaker Faireの目的に合致したイベントだった。物作りは学ぶことなり。

- Gareth Branwyn
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
May 25, 2011 12:00 AM
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May 24, 2011
スチームパンクゲーマーはこれで遊ぼう
小型の蒸気機関でモーターを回し、発電した3Vをゲームボーイに供給しています。たしかにうるさいですが、産業革命時代にゲーセンがあったとしたらこんな感じだったのではないでしょうか。
Posted by Takumi Funada |
May 24, 2011 12:00 AM
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May 23, 2011
家庭のキッチンテーブルからアメリカの製造業が復活する......という記事
家庭のキッチンテーブルからアメリカ製造業が復活する......という記事

The Kitchen-Table Industrialists @ NYTimes.com... お馴染みのMakerたちがたくさん紹介されている。これと同じ記事 (印刷板)が、2011年5月15日発売「Sunday Magazine」のMM50ページに『Meet The Makers』というタイトルで掲載される。
1961年にデトロイトに住んでいて、アルフレッド・ヒッチコックの『サイコ』をドライブインシアターで見ていたとしたら、シボレー提供の『American Maker』という映画の30分の予告編を見ていたはずだ。それは、少年が砂の城を作る映像と、「何をおいても、私たちアメリカ人は職人である」というナレーションで始まる。「開発する人、形にする人、組み立てる人が、強さと頭脳と精神を結集し、力を合わせて創造していく」あれから50年、アメリカの職人は危機に貧している。アメリカの工業界は、中国への輸出品目トップ10に古紙が入る状況だ。原子力関連機器には劣るが、主力の鉄鋼に大差をつけている。製造業の雇用者数はこの10年だけで3割減少し、4万以上の工場が閉鎖に追い込まれている。給料をもらえる「組み立てる人」が減り、失業者が増えているのがアメリカの現状だ。しかし、物を作るというアメリカ人のロマンスは復活の兆しを見せている。近年、自分で作った物を愛用するDIY愛好家のムーブメントが全国規模で高まってきた。こうした冒険的なDIYグループの中には、ハンダ付けやレーザー加工やソフトウェアプログラミングで、あらゆる経済論理を覆して、アメリカ製造業の不振を打開しようと奮闘する人々がいる。彼らはこう主張する。アメリカは再び物を作り始める、なぜなら、これからアメリカ人は、工場だけでなく、自分の家で物を作るようになるからだ。技術的に可能だから、または流行っているからだけでなく、そうすることのほうが環境によく、何より楽しいからだ。
こうした考えが、まったくの夢物語ではない理由に、安くてシンプルでコンパクトな最新の製造機械を、小規模事業者や地方団体やアマチュアの愛好会などでも簡単に手に入れて使えるようになったという技術的背景がある。かつては大きな工場でしか作れなかったものが、今や自宅の地下室でも作れるようになった。またはネットで注文して小口製造させることも可能になった。これらの製造機械があれば、プラスティックのペン立てや眼鏡のフレームからMP3プレイヤーまで、あらゆるものが作れるのだ。
全文(英語)...
この記事には書いてなかったから、ボクから Dale と MAKE とMaker Faire のチームに、Maker たちと報道関係者の仲介役をやってくれて感謝します。
- Phillip Torrone
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
May 23, 2011 12:00 AM
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May 20, 2011
GoogleがArduinoを選択したことの何が問題なのか、そしてこれは「Made for iPod」終焉なのか?

先日、年に一度のGoogle I/Oがサンフランシスコのモスコーンセンターで開かれた。大勢の人や企業が集まった、巨大なドットコムど派手パーティーだ。特に、対象となるのが「Googleのクラウドとオープンウェブ技術を使ってアプリケーションを開発している、ウェブ、モバイル、企業向けの開発者...... I/Oで紹介される製品と技術はApp Engine、Android、Google Web Toolkit、Google Chrome、HTML5、AJAXとData API、Google TVなどなど」ということだが、Google TVとGoogle Waveに関しては、今年は大したことがなかった :) しかし、オープンハードウェアとモバイル関係の人間には、歴史上もっとも重要なイベントになったはずだ。
今週のコラムでは、Googleがオープンソースハードウェアのプラットフォーム(Arduino)をAndroid Open Accessoryキットに選んだこと、そして、どうしてそうなったかについて語りたいと思う。また、Googleはなぜうまくできたのかについても、ちょっと考えてみたい。そして、私がいつもこのコラムで行っている「予測」(なぜArduinoが勝利して今も生き続けているのか)をやろうと思う。 1) GoogleはAndroidとArduinoを組み合わせることでキネクトのような創造性の結集を実現する。 2) Appleは排他的な「Made for iPod」(TM) プログラムを破棄してアクセサリ開発に何らかの形でArduinoを採り入れる。 3) Microsoft/Nokia/Skypeはこれらすべてを注視し、Windows Phone 7用のアクセサリ開発にNetduinoの採用を考えるようになる。
モバイル関連企業が、これまで思いもつかなかったアクセサリで創造性あふれる電話市場の活性化を夢見るならば、これがそのための道筋だ。
それでは始めよう。
Androidに関するデータ(Google調べ):
- アクティベートされたAndroid機器:1億台
- 1日にアクティベートされるAndroid機器:40万台
- Android Marketに登録されている無料有料のアプリケーション数:20万本
- Android Market からインストールされたアプリケーション延べ数:45億本
すごいね。大勢の人がAndroid携帯を持っていて、Appleも安心していられなくなったはずだ。Googleは今週、Android Open AccessoryというAndroidプラットフォーム用アクセサリの製作を簡単にするために、Arduinoを使っていると発表した。素晴らしい。それなら我々もすぐに参入できる。彼らの発表を引用しよう。キーノートスピーチも見られる。
開発当初より、Androidはモバイルフォンを越えるものを目指してきました。それを念頭に、あらゆるAndroid機器上で使える新しいハードウェアアクセサリの開発を支援するAndroid Open Accessoryを開発しました。
ハードウェアの話は36:00のあたりから始まる。
ではなぜGoogleはArduinoを選んだのか?
30万ユニット以上ものArduinoが「野放し」状態になっているわけだが、学生から、Processingや教育などを通して、よくわかっていないで使っている人までを含めると、50万人以上の人が、なんらかの形でArduinoを使って何かをしていると思われる。前にも書いたとおり、マイクロコントローラプラットフォームとしては、Arduinoは勝利して生き延びている。コミュニティ、オープンなIDE、オープンハードウェア、ちゃんと動くドライバ、クロスプラットフォーム(非常に安価で、何かをしたいと思えば、今すぐにできる。実際、アナログセンサーのデータを読み取ったり、モーターを制御したりといったことを、Arduinoよりも簡単にできる方法はない)、重要なのはここだ。とくに、電話を使ってこれと同じことをしたいという場合はね。
世界中に何百万台という電話があり、Googleはアクセサリの開発をめちゃくちゃ簡単にしたくて、そのための、簡単に使えてセンサーに対応した、このパーティーを立ち上げる十分なパワーを持ったオープンソースプラットフォームを探していた。それがArduinoだ。これには異論があるだろうが、Arduino以外に候補は考えられないだろ?
ただし、今回Googleが発表したArduinoハードウェアには、まだそれを実現できるだけの力はない。Google I/Oでは参加者全員にこれを無料配布するという素晴らしい行動に出たわけだが、もうすぐ、もっと安くて(もっと高性能な)やつが出てくる。Googleは、最初にこれを実装するときに、いくつか、私が疑問に思う決断をしたはずだ。次にその話をしよう。
Android Open Accessory Kitって何だ?
こういうことだ...
Android 3.1プラットフォームは、Android Open Accessory対応となります(Android 2.3.4にもバックポートされています)。これは、Android搭載デバイスと外部USBハードウェア(Android USBアクセサリ)を、専用の「アクセサリ」モードで通信できるようにするものです。接続されたアクセサリはUSBホストとして作動し (バスパワーでデバイスをエミュレート)、Android搭載デバイスは、そのデバイスとして作動します。Android USBアクセサリは、Android搭載デバイスに装着できる形をしており、シンプルなプロトコル(Androidアクセサリプロトコル)でしっかりと接続され、Android搭載デバイスがアクセサリモードに対応しているかどうかを確認できなければいけません。また、アクセサリは、5ボルト500ミリアンペアの充電用電源を供給できなければなりません。これまでに発売されたAndroid用デバイスの多くは、単にUSBデバイスとして作動するものであり、外部USBデバイスとの接続を開始する機能はありませんでした。Android Open Accessoryに対応していれば、さまざまな種類のAndroid搭載デバイスに、アクセサリ側から接続を開始できるように、アクセサリを作ることができます。Mega2560とCircuits@Home USB Host ShieldをベースとするUSBマイクロコントローラボード(ADKボード)は、後にAndroid USBアクセサリとして実装されます。ADKボードには入出力ピンがあり、ここに「シールド」と呼ばれるアタッチメントを接続できます。C++で製作したファームウェアをボードに実装して、ボードの機能の定義とシールドや Android 搭載デバイスとの通信を行います。ボードのハードウェア設計ファイルは、hardwareディレクトリにあります。
早い話が、ADKは、USBホストのシールドを乗せたArduino Megaで、安定した5ボルト電源をAndroid携帯に外部から供給するというものだ。これはいいニュースだ(だけど、悪いニュースもある。Googleのやり方だ。少なくともベストじゃない)。
Android Open Accessory Kitのバッドニュースとは
AndroidとArduinoをつなぐ方法は前からあった、と言いたい人もいるだろう。MicroBridge、IOIO、Amarino、Cellbotsみたいなやつだ。ADKはIOIOの後退版だと言えないこともない。ADKは新型の携帯電話にしか対応しないからだ。これで作ったアクセサリは古いモデルには対応できなくなる。だけど、携帯電話って、そういうもんだろう。新しいモデルを売りたいために、新しい機能を盛り込むんだ。

この他にも、数々の製品やプロジェクトがある。どれも素晴らしく、進化を続けている。だからと言って、Googleが劣っているわけではない(今のところ)。このまま行けば、IOIOみたいなものがGoogleから出てくるだろう。あくまで想像だけど。上の写真はOleg MazurovのUSBホストシールド(MicroBridgeを使用)
"Romfont" が詳しいコメントをくれた。多くの点で同意できる。:
ADKチームは、ひどいプロトコルを作ることで、最新型の電話でしか使えないようにしてしまった。短期的に見ると、商業的価値はまったくない。ホビイストたちも、今持っているデバイスのROMを最新のものに更新するか、新しいスマートフォンを買うかしない限り、このお楽しみには参加できない。そのため、お粗末な設計の互換性のないデバイスでなんとかやるしかない。しかし、このなんとかやった方法が、Googleによって支援されたスタンダードとなった。私はADKの信奉者になりたかった。正しい設計をしてくれていたら、今ごろ私は、Googleの素晴らしい業績を讃える最初の人間になっていたはずだ。新しいプロトコルを正しく追加できたはずだ。ADBを元に何かを作れたはずだ。それよりも、OTGに対応できたはずだ。今のところ、ADKは、未解決の問題を解決できずにいる。それどころか、浅はかな考えに基づく規格を追加したことで、事態はさらに悪くなってしまった。Androidにはもうこれ以上規格を増やさないでくれと、みんな思っている。
全体を読むと、鋭い指摘がいくつもある。だけど、GoogleはArduinoをAndroidに使うと宣言したことは大きいと思う。これから、もっとマシなものが作られるようになるはずだ。今、その仕事に取りかかっている連中を知っている。USBホストシールドとArduinoを今でも使えると伝えられているけど、電源の問題があるという。それが本当かどうか、確認をとっているところだ。
もうひとつ、Googleにはハードウェアの専門家がいないということがある。MegaとUSBホストシールドを合体させたのは、Google I/Oになんとか間に合わせようと急いだ結果だろう。Arduinoならすでに開発ベースができている。Googleは、プロトタイプやアクセサリの開発者に、または、ただ電話でLEDを点滅させたいだけの人に、KEILのコンパイラを買わせるようなことをしたくなかったのだ。と、Google寄りの言い方をすればこうなる。とにかく私は、次のバージョンに(そしてオープンソースコミュニティの出方に)期待している。
そうそう、もうひとつ言っておくべきことがあった。ADKファイルがここでダウンロードできる。ちなみに、Googleはオープンソースハードウェアの手続きをきちんとやっている。(うれしいね!)
これはAppleの拘束的な「Made for iPod」(TM) の終焉なのか?
iPod や iPhone で使える公認アクセサリを作るために必要な Apple の認証は、どうやったら受けられるか。
MFiライセンスプログラムへの参加により、iPod、iPhone、iPadに接続する電子アクセサリを開発できるようになります。ライセンスを取得したデベロッパは、技術資料、ハードウェアコンポーネント、テクニカルサポート、認定ロゴをご利用いただけます。デベロッパは、iPod、iPhone、iPadとの情報交信に使用される通信プロトコルである「iPodアクセサリプロトコル」について説明している技術仕様書を受け取ります。また、デベロッパは、iPod/iPhone/iPad用のアクセサリを製造するのに必要なハードウェアコネクタとコンポーネントをご利用いただけるようにもなります。
「ライセンスを取得したデベロッパ」というのは古い考え方だと思う。「オープンな仕様」じゃないと。Appleのやり方は、もうダメなのか? Androidアクセサリが今後どう出るかに大きく左右されるが、クールで素晴らしい製品がAndroidのほうにばかり出るようになれば、そうなるだろう。そうなればAppleもアクセサリを簡単に作れるようにするだろう。そうせざるを得なくなる。
Appleアクセサリの秘密保持契約はホントにホントに(どこよりも)キツいと聞いたことがある。Appleのアクセサリを作ったことのある知人が、こう話してくれた。「自分が作っているものをAppleが気に入ると、彼らはそれをパクる。そのことは肝に銘じておくべき」だと。これは何年も前のiPodしかなかった時代の話だが、考えさせられるものがある。自分が作りたいハードウェアをAppleが気に入らなかったら、彼らはすぐに関係を絶つ。App Storeからアプリを削除されるようにだ。Appleとの仕事は素晴らしかったという体験をお持ちの方は、ぜひ意見を聞かせてほしい(契約上許される範囲で)。
個人的にAppleのiOSのプログラムで痛い目に遭っているので、偏見があるかもしれない(どうしても私のアプリを承認してくれなかった。連絡を取る方法もなく、悪夢だった)。結局あきらめたのだが、大変な時間の無駄だった。それに、今はオープンソースハードウェアを中心にがんばっている企業を応援したいと考えているしね。
さらにもうひとつ...... Googleはアクセサリ開発を内部でやるようになるかも -
HershensonとBritは、2000年にDangerを立ち上げた3人のうちの2人。3人目は、Android開発主任、Andy Rubinだ。この3人のエンジニアは、2000年に、当時セレブの必需品ともなったT-Mobile Sidekickなどの一般向けスマートフォンを他に先駆けて開発した。その3人が再び手を握ったのだ。この12カ月の間、BrittとHershensonは密かにGoogleの Android部門の中の新部門、Android Hardwareを立ち上げていた。(中略)彼らはそこで、Android用周辺機器のリファレンスデザインとなるものを作っていた。Android Hardwareは、ホームオートメーションから運動ゲーム、ロボティクスまで、あらゆるものに手を付けた。GoogleブランドのAndroid用ハードウェアを今すぐ発売するというわけではないが、Britは、ゆくゆくはGoogle独自のAndroid周辺機器を出したいと考えているようだ。クパチーノの連中(編注:Apple)は気が気ではない。
ものすごいチームだ。びっくりするようなアクセサリを次々に生み出して、Googleからコンスタントに卒業していく人々と一緒に、またはその人たちに手渡して、新しい会社を作らせるという(で、後にまたGoogleに吸収される)ことになっても、驚きはしない。これはAppleとは正反対のやり方だ。昔のSidekickを今でも使いたいと思うよ。
Microsoft/NOKIA/Skypeは、どう対処すればよいのか?

Microsoftが、Googleと同じことをしたいと考えたらどうだろう。オープンソースの.NETプラットフォームなんて、あったっけ? ある! Netduinoだ。さあ、バルマーよ、急いでNetduinoの連中に会って、Windows Phone 7用の新しいアクセサリ開発プラットフォームについて話し合うのだ。冗談で言っているのではない。次の「Kinect」をどうするか、真剣に話し合ってほしい。だけど、Netduinoの会社を買収しようなんて考えないでくれよ。そんなことしたら、メチャクチャになる。彼らを表から支えるんだ(ないしょでもいい、なにせSecret Labsだからね)。そして、すべての .NET開発者にWindows Phone 7 phoneとNetduinoを配布してハッキングをさせるんだ。開発者が命だ。そうでしょ?
デベロッパーズ! デベロッパーズ! デベロッパーズ! と冗談はさておき、レッドモンドでこんな会合があってもおかしくない。お偉方のオーケーが出るといいんだけど。NetduinoとMicrosoft、やってくれ!
Android は次のキネクトとなって創造的ハッキングを引き起こすか?
朗報を待とう。Google I/Oに参加した何万人もの人たちが家に帰っていく。数日以内に、最初の「ハック」が現れて、数週間以内に最初のアプリケーションとアクセサリのプロトタイプが現れるだろう。そして数カ月以内にアクセサリが発売され、Kickstarterが出資を募り、忽然と新しいものが現れるかも知れない。我々全員にとって、次に何が起こるかを予測する最良の方法は、自分で作ることだ。今まで、Androidにはあまり関心がなかったんだけど、「脱獄」は面倒な手続きの必要がなく、そのあげくに拒否なんて目に遭うことなく、新しいものが作れると思うと、なんだか無性に作りたくなってきた。大好きで使い慣れたオープンソースの開発プラットフォームもある。Arduinoだ。GoogleがArduinoを選んだことが、どうして問題なのか? それは、今このときから、Googleに対抗して開発者を刺激してアクセサリを作ろうと思うと、オープンにしなければならなくなるということだ。そして、どうしてもArduinoが必要になるということだ。
- Phillip Torrone
訳者から:Apple のオープン化の話は出ては消えしてきたけど、もうホントにヤバくなってる感じだね。ボクもAppleデベロッパプログラムに1万円払ったけど、なんだか面倒くさくて、何もしてない。がんばってくれ、Apple。
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
May 20, 2011 12:00 AM
Arduino, Open source hardware |
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May 18, 2011
ホントにお風呂のフタ
やっぱりiPad2のカバーってお風呂のフタみたいだよね......え? それホントにお風呂のフタじゃん! という感じだと思います。磁石が強力だから、ちゃんとくっついちゃうんですね。
Posted by Takumi Funada |
May 18, 2011 01:00 AM
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