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July 27, 2009
physical × wonderfl

IAMASの小林さんから「physical × wonderfl」のお知らせをいただきました。
面白法人カヤックのwonderfl開発チームとIAMASのプロジェクトが共同開発した新しいウェブサービス「physical × wonderfl」が2009年7月24日に公開されました。このサービスはオンラインでFlashのコード(言語はActionScript 3)を書いて公開・共有できる「wonderfl」にフィジカルコンピューティングのための機能を追加したものです。MakeでもおなじみのArduinoやGainer I/Oなどのハードウェアを持っていれば登録されたコードを実際に動かして体験してみることができるほか、ハードウェアを持っていない場合にもムービーやGUIなどで疑似体験ができるようになっています(GUIで体験できるコード例)。 既に登録されているコードからfork(派生)させることも可能ですので(下のムービーを参照)、ArduinoやGainer I/Oをお持ちの方は是非トライしてみてください。
今後も継続して作例が追加されて行くとのこと、楽しみですね。小林さん、ありがとうございました。
Posted by Hideo Tamura |
Jul 27, 2009 02:00 AM
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July 24, 2009
Philが帰ってくる

Phillip、Phil、PT、ミスターTorrone......、Adafruit Industriesの記事やイベントにちらほら顔を覗かせていたPhil Torroneが惑星MAKEに戻ってくる。明日から、Makeの編集者として復帰することになって、みんなワクワクしている。
PTは特別なヤツだ。DIYワールド、ブロゴスフィア、デジタルメディア、オープンソースハードウェア、最近伸びてきた小規模製造業の動きやハイテクスモールビジネス、そして無数の最先端ニッチ事業に彼ほど造詣が深い人間はいない。そして、これらに対する彼の情熱も半端じゃない。編集部では、「Philは絶対に眠らない」と言われている。実際にほとんど寝てないんだけど、この4ヶ月間、彼の代役を務めてきた結果(彼の役がこれまた多すぎ)、その理由がわかった。あいつは人間じゃねー!「クラートゥ・バラダ・ニクトゥ」(みなさまの安全のため)。
彼は長い長いMAKEcationをとっていた。いろんなプロジェクトを実現するための休暇だ。それから、Adafuit Industriesを大きくするための手伝いもしていた。彼の夏のMAKEcationの宿題は、どんな記事になるのか、今から楽しみだ。何を考え、その過程で何を学んだのか。彼は、このサイトでは外部編集者として、彼のレーダーや心にひっかかった物を書くという仕事をすることになる。また、企画やマーケティングの援助も担当する。
Make: Onlineのスタッフ全員より心を込めて、おかえり、Phil! 一緒にいたときはそう思わなかったけど、しばらく離れてみて、やっぱり寂しいと感じたよ。
[MAKEcation と言えば、みんなにとっては、これからが本格的な MAKEcation シーズンだね。Make で得た知識を、どんどんみんなに伝えてくれ。もうすぐ夏の特集を公開するから、お楽しみね。]
- Gareth Branwyn
訳者から:MAKEcationとはMakeとvacationをくっつけた造語。何かをMakeするクリエイティブな休暇のことです。
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Jul 24, 2009 12:00 AM
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May 13, 2009
電子楽器工作とフィジカルコンピューティングのワークショップ

東京工芸大学の原田さんからお知らせをいただきました。
平成21年度東京芸術大学公開講座の一部として電子楽器工作ワークショップとフィジカルコンピューティングワークショップが開催されます。小林茂さんのFlash+Funnelライブラリ+Gainer I/O、FIO(無線通信可能なI/Oモジュール)によるフィジカルコンピューティングワークショップの他、vvvvのワークショップなど、興味深い講座が開講されます。現在郵送にて申込受付中ですので、興味のある方は公式ウェブページで公開されている資料から必要事項・講習料・受講対象等をご覧下さい。電子楽器工作ワークショップ
日時:8/1(土)~8/2(日)10:00~18:00
場所:東京芸術大学美術学部総合工房棟A棟2F芸術情報センター内演習室1
定員:15名(最小開講人数11名)
申込:5月22日(金)まで 必着で郵送により申込
フィジカルコンピューティングワークショップ
日時:8/8(土)~8/9(日)10:00~18:00
場所:東京芸術大学美術学部総合工房棟A棟2F芸術情報センター内演習室1
定員:15名(最小開講人数11名)
申込:5月22日(金)まで 必着で郵送により申込
原田さん、ありがとうございました!
Posted by Hideo Tamura |
May 13, 2009 04:00 AM
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May 7, 2009
Make: en Espanol 始動

『ピンキー・アンド・ブレイン』式に世界制服を目指す計画の一環として、というか我々流に言えば、世界作り直し計画の一環として、ここにMake: en Espanolの始動を報告する。これはスペイン語版のMake: Onlineだ。
Mauricio Gomez編集長とスタッフライターのみなさん、Maker Mediaファミリーにようこそ! メキシコ、中米、南米、スペイン、そのほかのスペイン語圏のみんなから、どんなすばらしいプロジェクトが紹介されるか、すごく楽しみだ。!Hola!
訳者から:メキシコ頑張れ。豚インフルエンザに負けるな!
- Gareth Branwyn
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
May 7, 2009 02:00 AM
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April 6, 2009
Make: Osaka -- Arduinoワークショップ開催!(募集終了)

定員に達しましたので募集受付を修了しました。早速のお申し込みありがとうございます!
日本でもどんどんユーザが増えているArduino、いろんな作例やノウハウが公開されるようになってきました。しかしまだArduinoってどんなものなんだろうと思っている方も多いはずです。そこで共立電子産業さんの協力を得て、大阪でArduinoワークショップを開催します。Arduinoに興味がある方、Arduinoをすでに使っている方が集まって、楽しい時間を過ごせればと思っています。
●内容
- Arduinoのことを知る
Arduinoの歴史と背景、現状、最新情報(ボード、シールドなど)、そしてドキュメントやコミュニティの活用方法について、船田 巧(a.k.a 船田戦闘機)さんが紹介します。新刊『Arduinoをはじめよう』では触れられていないような情報も紹介される予定です。 - ブレッドボーダーズ番外編「ブレボの上にArduino互換機を作ろう!」
小さなブレッドボードの上に、Arduino(LilyPad Arduino互換。上の写真参照)を組み立てる電子工作初心者向けのワークショップです。ブレッドボード版Arduinoには「Arduinoの構成がよく理解できる」「自由に改造や拡張ができる」「低コスト」という長所があります。材料はこちらで用意しますので、当日実費でお支払いいただきます(1,800円)。 - もっとArduinoのことを知ろう
電子工作に関する楽しいブログ「なんでも作っちゃう、かも。」のarms22さんがLEDマトリクスをArduinoで使う方法を紹介・実演します。
この他にも、Arduinoを使って作品を作っている方の展示や、Arduinoについて話したいことがあるという方のライトニングトーク(5分程度の発表)も行いたいと思っています。ご希望の方はお申し込みの際にお知らせ下さい。
- 日時:2009年4月19日(日)
- 開場:13:45 開始:14:00 終了:16:00ごろを予定
- 場所:共立電子産業株式会社、セミナールーム
- 大阪市浪速区日本橋西2-5-1(大阪市営地下鉄 堺筋線 恵美須町駅)- Google Map
- 定員:20名(先着順)
- 参加費:1,800円(ブレッドボードArduino部品代実費分)
尚、参加者の方には、「オリジナルArduino Tシャツ」をプレゼントします。 - 主催:オライリー・ジャパン
- 協力:共立電子産業株式会社
- 応募方法:tamura [at] oreilly.co.jp(担当:田村、[at]は@に変えてください)まで「Arduinoワークショップ参加希望」という件名のメールにて、以下の情報をお送りください。
・お名前(必須)
・連絡先メールアドレス(必須)
・Arduinoについて知りたいこと(もしあれば)
・作品、プロジェクトの発表の概要(もしあれば)
- 応募いただいた方には、参加の可否を必ずこちらからお知らせします。
たくさんの皆さんのご参加をお待ちしています!
Posted by Hideo Tamura |
Apr 6, 2009 03:00 AM
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March 23, 2009
Philの"MAKEcation" -- Maker Faireで会いましょう!

やあ、みんな! この数週間、ボクは記事を書いてないんだけど、実は"MAKEcation"に専念しているんだ。 -- MAKEcation(メイクケーション)というのはボクが考えた言葉で、休暇(バケーション)を取って、南の島などへ行くんじゃなくて、やりたくても時間がなくてやれなかったモノづくりにその時間を当てようという提案だ。MAKEcationの最後には(途中でもいいけど)、作ったものを誰かと共有するんだ。
だから、Maker Faire(5月30日と31日)まで、ボクはみんなの前から姿を消す。5年前にMakeを立ち上げてから、ボクは休暇を1週間しか取ってないんだから。バーニングマンに参加して砂漠で蒸気自動車に乗ったときが、最初にして最後の休暇だった。この数年間に、ボクの中にプロジェクトが山のように溜まっている。どうしても、それをやりたいんだよ。
ボクが何を作っているか、知りたい人は、このサイトをこまめにチェックしてくれ。今は、2つのプロジェクトが進行中だ。数週間前から実現させたいと思っていたものだ。

Tweet-a-watt -- ボクは"Kill-a-watt"を5年間ほど使っている。その考え方はとても気に入っているんだけど、これが得た情報を外に出す方法(シリアル)がないのは変だと感じていた。そんなときXBeeが現れて、これを使えば、いい感じに改造できると直感したんだ。それが数週間前に実現して、発表できるまでになったんだ!

もうひとつは、"Learning Electronics"技能章だ。-- ひとりでいろんなものをハックして遊んでいた子供時代のボクは、ボーイスカウトとは無縁だった。だけどボクは、みんなのための "Learning Electronics" 技能章を作りたいと考えていたんだ。女の子、男の子、大人、誰でもが、自分が習得した技術を忘れないためにね(技術をたくさん習得したい人にも)。最初は "ハンダ付け" だ。-- もっといろいろ作っていくよ!
- Phillip Torrone
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Mar 23, 2009 12:00 AM
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March 18, 2009
プログラミング環境「Scratch」作者による講演会
MITメディアラボにて、テクノロジーによる学習支援を研究しているミッチェル・レズニック教授の講演会が開催されます。レズニック教授はプログラミング環境「Scratch」の作者、またレゴマインドストームシリーズのコンセプトの考案者としても知られています。
MITスクラッチチームの代表、ミッチ・レズニック教授によるスクラッチ活用事例について講演します。世界中の人々がスクラッチソフトウェアを使ってゲームやインタラクティブな物語、アニメーションを作りながらクリエィティブに思考や系統的推論することや協力してワークすることを学ぶ様子をデモを交えて紹介します。
日時:2009年3月28日(土)18:30開場 19:00開演
会場:ジュンク堂書店 新宿店 8階喫茶にて。
定員:40名
入場料:1,000円(1ドリンク付き)
受付:ジュンク堂書店 新宿店 7階カウンターにて。電話予約の場合は03-5363-1300
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Mar 18, 2009 03:00 AM
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March 17, 2009
Make: Tokyo Meeting 03開催日・会場決定!
お待たせしました。
Make: Tokyo Meeting 03を、5月23日(土)、24 日(日)にデジタルハリウッド大学 八王子制作スタジオにて開催します(念願の複数日開催です)。詳細(時間、出展者の募集、プログラムなど)はそれぞれ準備ができたところから告知します。前回同様にたくさんの皆さんの出展・参加をお待ちしています。よろしくお願いします!
開催日:2009年5月23日(土)、24日(日)
会場:デジタルハリウッド 八王子制作スタジオ(東京都八王子市松が谷1番地)
入場:無料
交通:多摩都市モノレール「松が谷駅」徒歩1分
京王線・小田急線「多摩センター駅」徒歩10分
主催:株式会社オライリー・ジャパン 共催:多摩美術大学 情報デザイン学科
協力:デジタルハリウッド大学
この件に関するお問い合わせは、担当の田村(tamura[at]oreilly.co.jp)までご連絡ください([at]は@に変更)。
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Mar 17, 2009 04:00 AM
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メンテナンスのお知らせ
Make: Japan Blogは、メンテナンスのため、本日3/17の17時ごろから翌18日の早朝5時ごろまでコメントの書き込みができなくなります(サイトの閲覧は可能です)。ご了承くださいませ。
Posted by Hideo Tamura |
Mar 17, 2009 12:00 AM
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March 16, 2009
テクノ手芸部のワークショップとキット

テクノ手芸部から、日本科学未来館の「∞(無限大)のこどもたちトーク&ラボ」というイベントの一環として行われるワークショップのお知らせが届きました。
電気を使ったふしぎな手芸が体験できます。動いて光るかわいい小物をかんたんに作ってみよう。
- 日時:3月29日(日)10:30~/15:45~の2回
- 定員:各回10名
- 所要時間:60分
- 対象:8才~おとな
参加を希望する方は、希望の時間、お名前、年齢を明記して、3月25日までにmugendai[at]hc.ic.i.u-tokyo.ac.jp([at]は@に変更)までメールにて申し込んでください。定員に余裕がある場合は当日の受付も可能とのこと。
イベントの詳しい内容に興味のある方はこちらからPDFをダウンロードしください。
またテクノ手芸部では、導電性の糸、LED2つ、ボタン型電池がセットになったはじめてのテクノ手芸セットを実費で配布しているとのこと。興味のある方はinfo[at]techno-shugei.com([at]は@に変更)までご連絡を。
下はMake: Blog英語版で紹介されたテクノ手芸部の作品、LEDフェルトブローチです。


Posted by Hideo Tamura |
Mar 16, 2009 12:00 PM
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March 10, 2009
Klutzが "BristleBots" を無断出版? その顛末記
アメリカで人気の子供向け科学本などを出しているKlutzが、Evil Mad ScientistsのBristlebot(歯ブラシの頭にマイクロモーターを付けて振動させて走らせるアレ)を無断で本にして発売していたことがわかりました。問題発覚から解決まで、数日にわたってリアルライムで追いかけた、Phillip Torroneの3つの記事を要約してお届けします(訳者)。
2007年にMakeで紹介した BristleBotsを覚えてる? あれはMakeテクニカルアドバイザリボードのメンバー、Evil Mad Scientistsの記事だった。WindellとLenoreは、次から次へと楽しい物を作っては公開してくれるが、悲しいことに、KlutzとScholasticは彼らの作品とアイデアを無断で使ってしまったようなのだ。ボクはKlutz(およびScholastic)からのコメントを待っていた。彼らから何かあれば、記事を更新しようと考えていたのだけど、1日経っても返事がない。その間に、他のサイトにもこんな記事(DVICE)が出始めてしまった。ボクとMarcがニューヨークのトイフェアーで見つけたのは、この本だ。

ちなみに、ボクがKlutz、著者のPat Murphy、彼らの法律事務所、広報グループScholasticの広報に送ったメールの内容は以下のとおりだ。送ってから24時間経過している。電話もかけてメッセージを残している。
今年も、Klutzの素晴らしい展示ブースと素晴らしい新刊の数々を見てうれしく思っております。しかし、Pat MurphyおよびKlutz Labsの科学者による"Invasion of the Bristlebots"という本を見たときは、いささか驚きました。貴社ブースで広報担当者に詳しい話を伺ったところ、この新刊は「Pat MurphyとKlutzによって製作されたもの」とのことでした。見本を開き、奥付や謝辞などにその他の名前を探しましたが、ひとつも見あたりませんでした。そこに私が探したのは、"Evil Mad Scientists"、Windell Oskay、Lenore Edmanといった名前です。Bristlebotは、2007年に彼らが考案したプロジェクトです。オンラインをはじめ、その他のいかなる場所にも、彼らが作り出すまで、先行事例はありません。
私は事務所に戻り、WindellとLenoreに電子メールを送り、何らかの形でKlutzと仕事をしたか、または、Klutzからの申し出があったかと尋ねましたが、そういった事実はないとの答えでした。他の企業の場合、彼らと共同の仕事を行った際には、彼らのアイデアをライセンスする形で行ってきました。または少なくともクレジットを入れてもらっています。2007年以降の彼らの仕事を下に示します。
Bristlebot:一方向に進む小さなVibrobot
http://www.evilmadscientist.com/article.php/bristlebot
Googleでの最初のリンクは、すべて "the bristlebot" という名前の、Evil Mad Scientistsのプロジェクトです。
http://www.google.com/search?complete=1&hl=en&q=bristlebot
最初に掲載されたのは2007年12月19日でした。1年以上も前のことです。私たちは、このプロジェクトをMakeにも載せています。私は、WindellとLenoreにKlutzにコメントを求める旨を知らせました。今回の件につきましては、Makeに記事として掲載する予定です。つきましては関係の方に、以下の質問にお答え願いたく存じます。
- KlutzまたはPatは、Evil Mad Scientistsのこのプロジェクトを知っていたか? 名前も内容も、まったく同一です。----独自に開発されたものとは、とうてい考えられません。
- KlutzまたはPatは、この本が出版させる前に、Evil Mad Scientistsへの連絡、または協力要請を検討したか?
- 通常、Klutzが本や製品を作るとき、そのアイデアを最初に考案した原作者と、どのように話を進めているか?
私は、YouTubeにて、Klutz関係者が、オリジナルのビデオに対する"動画レスポンス"をアップしているのを見ました。"これは、次の動画への動画レスポンスです:How to make a BristleBot - Evil Mad Scientist Laboratories"http://www.youtube.com/watch?v=q2Ps95xuAp4
これは、Klutzの関係者がオリジナルのプロジェクトの存在を知っていたことを示しています。しかし、今回の件を記事に書くまえに、私が今求めているのは、明確な説明であります。電子メールでのご返答をお待ちしています。
WindellとLenoreの反応は次のとおり。
「初耳だよ。率直に言って、ちょっと気を悪くした。Klutzはいいものを作る会社なのに、ボクたちに一言もなかったとは驚きだ。使用許可の依頼も、クレジットもなしとは(ブラシを使った移動運動のアイデアは、ちっとも新しいものじゃない。誰でも考えつくものだ。しかし、Bristlebotという名前は明らかに我々が考えたものだ。歯ブラシから自然にそれを連想するとは、とうてい思えない)」
トイフェアの映像。BristleBotsの本が映っている。
そしてこれが、2007年に Evil Mad Scientists が発表したビデオ。200万ビュー以上を記録している。
Evil Mad ScientistsのサイトにLenoreが載せた記事。
Klutz製のBristlebots?我々の仲間がニューヨーク・トイフェア (Makeの取材記事を参照----すっごく楽しそうだった!)を訪れたとき、Klutzの新刊本を見つけた。"Invasion of the Bristlebots" だ。Klutz(あるいはScholastic)からの話は一切なかった。ブラシで走るVibrobot運動の扇動者として、また、Bristlebotという名前の考案者として、びっくりした。2007年に公開した我々のオリジナルの記事はこれ。Bristlebot: A tiny directional vibrobotそしてここに、トイフェアでの今回の一件に対するDIYコミュニティーの反応をまとめてみた。みなさん、ご支援ありがとう! この件にどう対処すべきか、現在検討中。KlutzとScholasticからの見解も待っているところなので、新しい動きがあったら、なるべく更新していきます。
Scholasticのブログに掲載された見解
Klutzは当社の新刊本に対するこうした反応に、心底驚いております。"Invasion of the Bristlebots" の製作は、Klutzの創作チームが少なくとも2007年初頭に、Klutzの他の製品と同様、内部で行われました。今回の件は誤解に基づくものと考え、私たちは Evil Mad Scientist Laboratoriesと接触し、本件の問題解決に努めたいと考えています。
KlutzとScholasticの見解を見る限りでは、彼らは2007年の始めにBristleBotsを100%内部で考案し、(同じ2007年に)Evil Mad Scientistsも、まったく同じものを、まったく同じ名前で考案したということだ。しかし、KlutzとScholasticは、Evil Mad ScientistsのBristleBotがインターネットでセンセーションを巻き起こしたとき、彼らに何も言ってこなかったというのも、"心底驚く"ことだ。
Klutzは、自社開発したたくさんの言葉や名前を登録商標にしているのに、BristleBotsはしていない。これからするつもりなのか? KlutzとScholasticはEvil Mad Scientistsに対して、Klutzの本より前に存在していた彼らのプロジェクトを引っ込めるように要請する気でいるのか?
Klutzのマーケティング用資料には、「YouTubeでは、熱心な物作り愛好家たちがモーターを載せた歯ブラシを見せ合っているが、とてもかわいらしく感銘を受ける」と書かれている。このメッセージに従えば、KlutzはBristleBotを誰よりも早く考案したが、同時に、まったくの偶然によって、まったく同じプロジェクトが同じ名前で登場したことになる。しかも、YouTubeでは、Klutsとその創作チームが、秘密裏に、同じ名前の同じデザインの何もかも同じのプロジェクトを開発していた同じときに、多くの人たちがそれを自作して見せ合っていたということだ。しかし、この奇妙な偶然に対して、Klutzは誰にも何も訴えていない。
この問題がわかってから4日後、ようやくScholasticから返答があった。
From: "Good, Kyle"
Date: February 20, 2009 11:21:40 AM EST
Subject: RE: "bristlebots" book from klutzかねてから申し上げているとおり、私たちは偶然という観点からこの問題の解決を求め、Evil Mad Scientist Laboratoriesに連絡をとっています。しばらくお待ちください。.... Kyle
ボクはここで著作権とか登録商標とか特許とか、そんな話をしているのではない。 KlutzとScholasticが、Makerの世界でどんな企業になりたいか、という話だ。
ScholasticとKlutzのマーケティング担当は、YouTubeのEvil Mad Scientistsのページに、まったく同じ名前と同じデザインの本とプロジェクトの宣伝として、ビデオを追加している。
この本の著者、Pat MurphyがBoingBoingにコメントを載せた。
私たち(私とKlutzのスタッフ)は、なるべく早く(できれば今日中に)Lenoreと話し合いの場を持ちたいと考えています。
Evil Mad ScientistsのLenoreからの報告。
(Feb. 20, 12:53pm PST): 今、Klutzと電話でよい話し合いができた。これから、Evil Mad Scientist Laboratoriesの謝辞をどのような形で入れるかを決めることになります。
そしてこれが、今回の騒動の最後の締めくくり。- Evil Mad ScientistのLenoreより 。
KlutzのPat Murphyが覚書を送ってくれることになりました。"Invasion of the BristleBots"の次の刷から、そしてKlutzのウェブサイトに Evil Mad Scientist Laboratoriesへの謝辞を入れるという内容です。これは私たちにとって、いいニュースです。Klutzも、今回の経験からMakerのコミュニティでやっていく方法を学んでくれたと思います。今回の騒動に対するオンラインの反応はすごいものがありました。大変に活発な議論ができてうれしかった。そして、私たちに対する多大な支援に感動しました。心より感謝します。
訳者から:丸く収まってよかった。Makerのコミュニティは寛大だね。みんな仲間だもんね。オープンソースハードウェアの時代になると、他人のアイデアを自由に利用できるようになる反面、作者への尊敬や礼儀が今より大切になるよね。互いを思いやって共に発展するコミュニティを目指しましょう。
Posted by Tetsuo Kanai |
Mar 10, 2009 01:00 AM
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January 9, 2009
今年は何を作る? 今何を作ってる?
毎年、新年の決意をリストアップしたりするけど、Makeではそんなことしないよ。何を作るかを聞くのが今年のやり方。ボクは、Makeのメンバーと顧問の人たちに、2009年に何をMakeするかを書いて送ってくれと頼んでおいた。その一部をここに紹介しよう!
休みの間にメールの返事をくれとお願いしちゃった手前、まずはボク自身のプランを話そう。:)

Twitterする消費電力モニター
Limor Friedとボクは、2009年初頭の完成を目指して、クールなプロジェクトに取り組んでいる。Kill-a-Wattなどの市販の消費電力モニターをXBee無線モジュールを結合させるというものだ。Kill-a-Wattにプラグを差し込むと、近くのコンピューターに消費電力の情報が送られる。するとコンピューターは、1日あたり何ワット消費しているかをTwitterのアカウントに送信する。#mywattsみたいなものを追加できるので、みんなで消費電力量を比べ合うこともできる。Arduinoを使ってイーサネットや無線LANに接続すれば、パソコンも必要ない。もちろん、オープンソースだ。誰かがこのプロジェクトを見て、商品化してくれることを期待してるんだ。
Phillip Torrone, Senior Editor, MAKE Magazine

MRIアート
私は、自分の膝のMRI断層写真をカラフルに刺繍した小さな円盤を作って、それを縦に並べて吊して立体にしようと考えています。ちょっと解剖模型みたいで、ちょっとオリーブ入りのハムみたいになるはずです。Becky Stern, online author, CRAFT/MAKE
Arduinoクリスマスツリー Mark II
1年前、私は最初のArduinoクリスマスツリーを作った。シンプルな自作の (8×8 LEDマトリックスで、MAX7219で駆動した。オリジナルにはArduinoクローンの Bare Bones Boardが使われていたが、壊してしまったので、Boarduinoを使うことにした(BBBは他へ移動)。前よりいいものになっただけじゃない。今回は、ちゃんと資料を作る決意をしたんだ! さらに、RTFM(説明書を読めってんだ)を拒否して苦労しながらコードを書く代わりに、Arduino用のMatrix.hライブラリを使う決断もしたんだ。LEDマトリックスを作ったときのビデオと作り方の詳細。Brian Jepson, Executive Editor for Make: Books

パルス誘導金属探知機(廉価版)
ガールフレンドが思いっきり不景気な誕生日プレゼントが欲しいと言うので......理想的には予算0(またはお金を生むもの)......パルス誘導金属探知機を作ってやることにした。写真は、センサーコイルの上に乗っているアナログのフロントエンド。このプロジェクトの肝は、オフィスに転がってる余りの部品プラスアルファーでなんとか作ること。それでも、サンディエゴの塩っぽいビーチでちゃんとお金を発見できなければいけない。バックエンドには斬新なハイブリッド・デジタル回路を設計しようと思ってる。だけど、回路の特性や人間の心理的知覚因子について知れば知るほど、完全にアナログでやるほうが賢いと思うようになってるんだけどね。
bunnie -- MAKE Magazine Technical Advisory Board

CNC XYZガントリーロボット
今年はMaking Stationを作ろうと考えている。いろいろな切断ツールなどを装着できるCNC XYZガントリーロボットだ。これが、パーソナルな製造ワークステーションになる。この先、何年もの間、私のプロジェクトで重要な役割を果たしてくれるようになるはずだ。Lumenlab Microを作りたいんだけど、もっと自家製って感じのアプローチでいこうと思う。Steve Lodefink, MAKE Magazine Technical Advisory Board

新しい工房
私の新しい工房の外側は、多くの人たちの手によって組み上がった。そこで、2009年の私の最大の建築プロジェクトは内装だ。私は、大きな工房にしようと考えていたので、アリゾナ北部の2エーカーの土地に立つ小さな我が家の隣に、それよりちょっと大きい物を建てたのだ。ここで私は、医療機器の試作や、Make: Booksで執筆中の本のための、電子機器の実証などを行うことにしている。Charles Platt, Section Editor, Upload, MAKE magazine

Arduino MIDIシールド
'09年は、Arduinoの完全なMIDIシールドを作ろうと考えている。スタンドアローンのシンセサイザーとして、ボルテージコンバーターを制御するMIDIとして使える。写真は初期の試作品。ソフトとハードの両方に、まだちょっと詰めなければならない部分がある。今後も途中経過をアップするよ。Collin Cunningham, online author, MAKE

簡単フォンデュ・システム
私は今、高性能な簡単フォンデュシステムを作ってます。現在のところ、基本となる試作機を組み上げたところで、ティーキャンドルからの熱伝導はバッチリだけど、水切りの空気の流れがいまひとつという状態。そこで、物理学者のダンナの知恵を借りて通気問題の解決することにしました。たぶん、小さなファンを付ければ改善されるはずだけど、そうすると、家の中にある材料だけで作るという基本方針を曲げることになる。Erica Sadun, MAKE Magazine Technical Advisory Boardはい、わかってます。フォンデューセットを買ってくればいいのよね。だけど、(a) それでは面白くない。(b) 原則を離れて目的が特定されている道具を買うことは"間違ってる"。
写真の右側に写っている金属のお盆を水切りの上に載せて、その上にチーズを入れたソースパンを置きます。以前は、水切りの代わりに積み木を使っていたんだけど、とっても勉強になりました。なんと! 木は燃えるんです。なので、考えを変えたわけ。
ティーキャンドルの下にあるのは、小さな磁器タイル(Home Depotのバスルームコーナーで買ったタイルに雨の日にお絵かきしたのをモッドポッジで固めたもの)です。将来、これはアルミホイルで包もうと思ってます。ロウソクを吹き消すときにロウがタイル一面に飛び散ってしまうからです。お湯につければロウは簡単に剥がせるけど、それをやると息子の涙も流れます。教訓:大切な思い出のタイルを、家の思いつきプロジェクトに安易に使わないこと。
水切りは、その安定性の高さで選んだもの。たしかに、安定してるけど、思ったほど通気性がよくなかった。ティーキャンドルを6つ使えば、お盆を安定的に十分に温めてくれる。でも、酸欠で消えちゃうのよね。

BEAM 2モーター・ウォーカー
私は、BEAMロボティクスを普及させようと頑張ってきたし、このアプローチによるロボティクスの記事もたくさん書いてきたけど、実際に作ってきたBEAMbotの種類は限られていた(たとえば、swimmer、mini-ball、headbot、climberなどのタイプは作ったことがない)。私の著書Absolute Beginner's Guide to Building Robotsに書いた1モーター式のウォーカー以外は(こいつは飛び跳ねるタイプではなく、ちゃんと歩くものだった)、スクラッチからウォーカーを作ったことすらなかった。制御回路にmaster-slave Bicore配置を使ったBEAM Bicore回路も作ったことがない。だから今年は、Dave HrynkiwのJunkbots, Bugbots & Bots on Wheelsに載っていた2モーター式のウォーカーを作る決意をした!Gareth Branwyn, Contributing Editor, Maker Media

いろいろな低価格レーザーレンジファインダー
今、手に入るロボティック用のレーザーレンジファインダーは、どれも価格が非常に高い(何千ドルもします)。私は、いろいろな探知方式や技術を使って、いくつかのレーザーレンジファインダーを設計しています。光学関係のプロジェクトはこれが初めてであり、アナログの設計はずっと苦手だったから、これは私にとっていい勉強になる。最終的な目標は、ホビイストでも自分のロボットに組み込める、低価格のユニットを作ること。2008年には、いくつかの進展があった。2009年は、これを最優先プロジェクトとする計画です!Joe Grand, MAKE Magazine Technical Advisory Board

生まれ年の自転車の改造
今年は、1972年製Gitaneロードバイクをシングルスピードに改造したいと思ってる。"フィクシーのスター"になるには年を取りすぎていることは、重々承知の上だけど、今通勤に使ってるものよりも可動部品点数が少ない必要最低限の自転車を作って乗って整備するというコンセプトがすごく好きなんだ。後輪にはフリーホイールを使う予定。もちろん、ちゃんとブレーキも付けるよ。John Edgar Park, MAKE: author and Make: television host

DIYエコ・サーフボード
サーフボードはDIYプロジェクトの定番だけど、正直言って、毒性物質をまき散らす。そこでGreenlight Surfboard Supplyは、ボードの素材を伝統的なポリウレタンとポリエステルとファイバーグラス(廃棄時は埋め立て)から、リサイクル可能なポリスチレンと低揮発性有機化合物と竹の繊維とラミネートに切り替えた。彼らのキットには、フォームの成型、グラッシング、さらにお洒落なラインを引くための材料と工具がすべて含まれている。Keith Hammond, Copy Chief, MAKE and CRAFT magazines
ひみつ
お前たちの読者に我らの秘密計画を教えることなど、あり得ないだろう。Lenore Edman, Evil Mad Scientist Laboratories, MAKE Magazine Technical Advisory Board
オープンソースハードウェア
2009年には、特許が取れるぐらいの"スゴイ物"を作りたい。でも、面倒な特許出願の手続きをするぐらいなら、プロジェクトをオープンソース化して、どうなるか見てみたい。ボクは商業哲学と、コミュニティが製品をさらに発展させていく仕組みに興味がある。オープンソースハードウェアを学ぶ最良の方法は、実際に何かを作って、それを野に放つことだ。Marc de Vinck, online author, MAKE

チキントラクター
私はチキントラクターを作る。基本的に金網で覆われた箱で、ニワトリは庭の草をついばんだり、土に穴を彫ったりができるが、外に出ることはできないとうものだ。車に跳ねられたり犬に食われたりしないようにね。Mark Frauenfelder, editor-in-chief of MAKE
庭の作り替え
うちには小さな庭があるけど、日当たりが悪い(しかもナメクジ付き!)。何年か前はここで野菜を作っていたけど、成功したりしなかったり。そこで今年は、地元の設備や素材を使ったインフラを整備して、オーガニックで環境にやさしい形で庭の生産性を高めることにしました。Patti Schiendelman, online author CRAFT/MAKE, Make:Books indexer/editor
The ChugMast'R
傾きセンサーが付いたマグカップ。カップを傾けて中身を空けていくと、だんだん明るく光るようになり、完全に空になるとクレイジーになる。子供にミルクを飲ませたいときに最適。学生の社交クラブでもウケるかも。Paul Spinrad, Projects Editor, MAKE

モザイクテーブルトップ
ゴミ捨て場で直径3フィートの鉄製のテーブルの台を拾ってきた。Bruceが建築用の防水の頑丈な板を買ってきて、私は箱一杯の割れたお皿やタイルの破片を板の上に丸く並べていった。アートスタジオを経営している友人が破片の接着を手伝ってくれて、最後に漆喰で仕上げた。もちろん、何度も読んで参考にしたのは、CRAFT Volume 09の記事です!Shawn Connally, Managing Editor, CRAFT
- Phillip Torrone
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Jan 9, 2009 12:00 AM
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January 8, 2009
牛の年、道でシュレッダーを拾ったよ。
ボクは、夜遅くにニューヨークの金融街を歩くのが好きだ。ボクが住んでいるのは、グラウンドゼロから数ブロック離れた場所で、今や金融のグラウンドゼロとなったウォール街へも数ブロックで行ける。この地区から、仕事や人が出て行くとき、近ごろでは出て行く人がますます多くなってるみたいだけど、結構なものを大量に捨てていくんだ。ニューヨークに入ってくる仕事や人はいないみたいで、彼らは備品を投げ捨てていき、移った先でまた同じ物を買う。ボクは、ボクのアパートにあるMakeのオフィスで必要となる物を頭の中にリストアップしている。拾えるものは買う必要がない。このごろ気づいたんだけど、捨てられている物の多くは、故障しているようで、じつはちゃんと動く。前からシュレッダーが欲しかったんだけど、お金を出して買う気にはなれなかった。とくに、道に転がっているとわかったときからはね。昨日はツイていた。夜の散歩から帰ってくると......、あったんだ。シュレッダーがね。数あるDuane Readeドラッグストアのなかの一件の外にあったゴミの山に、フェローズ製の電動シュレッダーが捨てられていた。ちょっと重かったけど、それを家まで持って帰って、さっそく試してみた。コンセントに繋ぐとLEDは点灯したが、動かない。モーターかセンサーだろう。シュレッダーなんて単純な機械だから、壊れていても直せるはずだ。しかし、分解しても原因は見あたらない。そこで紙片が入るバケツのほうを調べてみると、本体をバケツに正しくセットしないとスイッチが入らないようにするための、プラスティックの出っ張りがあった。この機構がないと、シュレッダーが作動したまま本体が外せるようになってしまい、怪我をする恐れがある。逆に、この出っ張りがないとシュレッダーは動かない。この出っ張りが折れていたんだ! 接着剤でちょっとくっつけてやれば、またはボール紙を切って挟んでやりさえすれば、完全に問題なく使えるものだったのだ。ボクはすぐにボール紙で出っ張りを作ってやると、シュレッダーは動いた。みごとに紙を刻んでくれた。
約5年前、ボクたちがMakeを立ち上げたとき、Makerはもっと注目されるべきだという信念を共有する気概ある一握りの人間が集まった。それからキツイ仕事と自己犠牲を重ねた結果、たくさんの夢が現実となった。16号にわたる数々のプロジェクトは末永く記憶され、息子や娘たちの世代に受け継がれるだろう。Maker Faireには何百、何千という参加者が集まり、ウェブサイトは無数の人々の想像力をかき立て、最高のコミュニティをオンライン上に築いた。オンラインショップでは、Makerの手による最高の電子キットを揃えることができた。そして間もなく、Make: televisionが公共テレビとウェブでスタートする。これはボクたちだけで成し得たことじゃない。Makerみんなの手柄だ。
去年はいい年だったけど、同時に最低の年でもあった。今や歴史的に重要な転換期にあり、世界は混乱している。今日のボクたちの行動が、未来の世代に大きく影響するんだ。ボクたちが抱える問題の解決策は、その問題を作った人からは生まれて来ない。未来の科学者や技術者を、ボクたちはどう育てていけばいいのだろう。ボクたちは、それぞれ役割を担っている。物を作る人、教師、親、兄弟、社会、しつこいぐらいに好奇心旺盛な友人。Maker Faireでは、子供を持つ親たちが、こんな話をしてくれた。子供がMakeを手に取ったり、Makeのウェブサイトで面白いものを見つけたことがきっかけになって、数年後に彼らは、物を作る人間を、アーティストを、科学者を、技術者を目指すようになったと。こんなことが、もっとたくさん、毎日起こるようにするには、どうしたらいいんだろう。物を作ること、物を作る人をもっと称賛して、さらにいろんな物作りを奨励するには、どうしたらいいんだろう?
2009年は、今まででもっとも厳しい年になるだろう。2008年も楽じゃなかったけど、2009年には、ボクたちの集団としての持久力を試されることになる。でも、何かが湧き起こっている。エネルギーが感じられる。人々は、再び物を作り始めているんだ。人々が集まって、情報を分かち合ったり、学び合ったりして、互いに刺激し合うようになってきている。自分で作った物を売るビジネスを立ち上げている。自分で物を作っているあなたは、もう孤独じゃない。ウェブやMakeの誌面、ビデオやMaker Faire、さらにはこのサイトやハッカースペースなどを通じて、みんなで力を合わせて、この厳しい時代を乗り切ろうじゃないか。ボクたちは、今よりもっとうまくやれるようになるはずだ。ボクたちは、自分たちの進むべき道を "make" するんだ。
2009年は牛の年。中国の暦によれば、牛は労働によって繁栄をもたらす動物とされている。退場したネズミは富の象徴だった。ボクは、あの馬鹿騒ぎとおさらばできてよかったと思ってる。良かれ悪しかれ、人は騒ぎに乗ってしまう。テレビの覗き見番組、非論理的な思想、ネズミ講まがいの経済、物事の知的レベルの低下、こんな害毒はもううんざりだ。今年のシンボルとして、牛以上に相応しいものは思いつかない。道を踏み外さない忍耐力、疲れ知らずで、精神的にも強い働き者だ。ボクは、世界一の仲間とMakeで仕事できることに感謝している。彼らのお陰で、労働も楽しみになるからだ。
みんなも、去年は、Makeから何か得てくれたと思う。物の見方が変わったとか、何かを分解してみたとか、何かを組み立ててみたとか......、子供といっしょに何かを作るための特別な時間を過ごしたとかね。2009年のMakeには大きな計画があるんだ。海外でのMaker Faireから、より多くのMakerを、直接、またはオンラインで結ぶ計画までいろいろだ。2009年は小さなアイデアや小さな計画の年じゃない。みんなと協力して、これまで以上に地球規模での物作りを称賛していこうと思ってる。2009年は、大勢の人に呼びかけて、ボクたちがやるべきことを一緒にやる。よりよい物作りのために、みんなで互いの責任を分担していくんだ。この重要な仕事を立ち上げるために、もっともっと多くの人たちが、オンラインで、または直接、顔を合わせて欲しいと思ってる。でも、いちばん大切なのは、この共同作業を実現させる過程で、みんなが、大勢の新しい友達を得ることだ。
ブログへの不機嫌な書き込みを読んだり、問題が起きたときにみんなで「見て見ぬふりをしよう」という風潮を見れば、世をすねたり、後ろ向きな考え方をする人が多いことは、ボクにもわかる。だけど、Makeでやり始めたことを止めるわけにはいかない。Makerは素晴らしいものを作ることや、それをみんなに見せることを止めたりはしない。物作りへ時間と資産を投資することが、自分たちの未来への布石になるんだ。何かしなくちゃいけないことは、みんな気づいてるはずだ。アメリカは、これから大きく変わるとボクは思う。試練が厳しければ厳しいほど、満足度も高くなる。そして、それが国を愛することになる。そう思うのは、ボクが物を直すのが好きだからかもしれない。
もしかして、ボクたちは、今はボクのオフィスに置いてある、あの投げ捨てられたシュレッダーみたいなものかもしれない。外観は壊れたガラクタだけど、分解して調べてみたら、モーターはぜんぜん平気で、部品もみんな大丈夫だった、みたいな感じだ。Maker仲間でスイッチを直してやりさえすれば、またちゃんと動くようになるんだ。
Makerのみなさん、良い年でありますように。
訳者から:あけましておめでとうございます。本年もよろしく! ボクも去年はMakeの記事製作やMake: Tokyo Meetingを通じて、人の繋がりの大切さを実感しました。ボクはひとり考えてコツコツと作るのが好きで、ずっとそうしてきた。でも、同じようにひとりで考えて物を作っている人と仲良くなって情報交換すると、ひとりの物作りがパワーアップするんだね。共同で何かを作れば、たしかに洗練された物ができるけど、妥協の産物となって個々人のアイデアが活かされないことがある。でも、ひとりで物を作る人のコミュニティができると、個人のアイデアがさらに大きくなり、それが大きな力になり得る、なんてことを感じた1年でした。たぶんMakeはそんな考え方を持っている人たちのための、最適なコミュニティであると思います。十分に増幅された個人のアイデアを共有することで、社会に大きく貢献できるんじゃないかしらね。
- Phillip Torrone
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Jan 8, 2009 02:00 AM
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December 26, 2008
Make: television - まもなくスタート

Make: televisionが間もなく始まります。Make: televisionのオンラインプレミア放送は、2009年1月3日。makezine.tvまたはiTunesで第1回を通して見られます。テレビ放映の時間は、お住まいの地域のテレビ局によって異なります。各エピソードは、Makeサイト、iTunesをはじめとする様々な場所に置かれ、コマーシャルが入らない、DRM(デジタル著作権管理)もかからない状態で、しかもゴージャスなHDフォーマットで提供される予定です。Makeブログには、カウントダウン用タイマーを設けました。放送開始の当日まで、放送に関連する楽しい記事をポストします!
- Phillip Torrone
訳者から:日本でも放送してほしいね。それまでは、英語版をダウンロードして見てください。
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Dec 26, 2008 12:00 AM
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November 25, 2008
Make @ OsakaでArduino日本語リファレンスが公開

Make: Japan blogの筆者、船田さんが翻訳を行ったArduino日本語リファレンスの公開がMake @ Osakaのセッション中に発表されました。日本語のドキュメントの不足が問題になっていたArduinoですが、このドキュメントの公開によって多くの方の利用が進むことに期待です。詳しくは船田さんのblogをどうぞ - 船田戦闘機日誌 at nnar » Arduino日本語リファレンス

そのMake @ Osakaは電子工作に詳しい方々が比較的多く参加したということで、先日のMTM02とは違った雰囲気でレクチャーとトークが行われました。当日の内容は、ARAKIさんが詳しいレポートを公開しています。- ARAKI notes - make @ osakaに参加してきた at 2008-11-22
参加者の皆さん、会場を提供していただいた共立電子産業の皆さん、講師の小林さん、船田さん、ありがとうございました。
Posted by Hideo Tamura |
Nov 25, 2008 03:00 AM
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