ArtsArchive: Arts

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June 3, 2009

コラボレーティブミュージックプロジェクト

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In Bb 2.0は、Darren Solomon発案による、音楽と言葉のコラボレートプロジェクト。参加者が自分のビデオを持ち寄り構成されている。

これらのビデオは同時に再生できます。それぞれの音は同時に鳴るので、ボリュームスライダーを使ってミキシングしてください。

訳者から:これいいね。ばらばらに再生しても音楽になるようにしてある。Bフラット一発と決めてあるから、誰が何を演奏しても、合わせれば音楽になるんだね。世界中の人が参加したら、すごいサウンドになるよ。それより、すごく楽しそう。小学校の音楽も、1時間、Bフラットでアドリブしよう! なんてやったらいいんじゃないかな。これぞインターネットの力だね!

- Peter Horvath

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Jun 3, 2009 12:00 AM
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June 2, 2009

クラドニプレートの歌

Make Labsで雑誌掲載用のプロジェクトを担当しているMeara O'Reillyは、サウンドビジュアルアーティストとしても知られている。その彼女が現在取り組んでいるプロジェクト "クラドニミュージック" のビデオを、友人のLisa Foti-Strausと共同で製作した。彼女は、Make英語版 Vol.16のためのクロードニーの記事を製作したあと、クラドニプレートを製作し、そこに浮かび上がる模様を主体とした曲を描いてきた。彼女の声がいい。すごくオバケっぽい。

Chladni Song

- Gareth Branwyn

編集から:クラドニプレートは壊れたスピーカと細かい粉を使って、音波を可視化する道具です。Make日本語版 Vol.6で紹介しています。

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Jun 2, 2009 12:00 AM
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April 21, 2009

日本にもHackerspace

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Hackerspacesは人々が出会い、プロジェクトを共にする物理的空間。欧米を中心に、計画中のものも含めると220カ所がリストアップされている。そのリストに日本のスペースが加わった。
東京・南青山のアンカーラボが日本初のHackerspace。さっそくお邪魔して、関係者のひとり、真鍋大度さんの話をきいてみた。まだ名乗りをあげたばかりで具体的な予定はないものの、人と人がつながる面白さを生み出すような展開を考えていきたいとのこと。
お部屋をざっと拝見したところでは、混沌としていながらも快適そうで、作品づくり(おもに電子工作系)のアイデアがビシビシ生まれそうな空間でした。トラ技のバックナンバーが14年分ありました。
モノ作りには空間が必要です。そして、なかなか手に入れにくいのも空間です。そこから変えていこうというHackerspaceの試みに注目しています。

Posted by Takumi Funada | Apr 21, 2009 01:00 AM
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April 16, 2009

マルチタッチなAVシーケンサ

nucodeさんのCastalianはマルチタッチインタフェイスのオーディオビジュアルシーケンサ。コンピュータに追加するハードウェアはIRレーザとWebカメラだけ。FlashPlayer10の上で動作するので、OSには依存しない。

タッチパネルやオリジナル楽器を作った人がサイトにアクセスするだけで、ネット上の音・動画・テキストなんかを自由に組み合わせてプレイしたり、作った作品を共有できたら楽しいだろうな~。未来楽器はそんなイメージで作っています

これは楽しくないわけがないです。

Posted by Takumi Funada | Apr 16, 2009 01:00 AM
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April 11, 2009

MediaLab PradoのGarage Science

we make money not artでは、先日開催されたMediaLab PradoのInteractivos? Garage Scienceワークショップから、生物学的なアートプロジェクトをシリーズで伝えている。

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Andy GracieのGarage Laboratoryは、自家製の磁界と電波を発生させる装置を使って、都会で棲息する微生物の行動を調査している。

このプロジェクトでは、探査船パイオニアとボイジャーから得た磁場データを使って、微生物の培養液の中に同じ磁場を発生させることにしていました。しかし、「interactivos?」の期間中に結果を得るには時間が足りず、外観の変化だけが認められました。緩歩動物が最初に強力な磁場に触れたとき、それは動きを止めて硬直状態に陥ったように見えました。通常は、1時間ほど経つと元に戻って自由に再び歩き回ります。しかし、回復時間とショックの大きさが、回を重ねるごとに小さくなっていくのがわかり、驚きました。おそらく、耐性を高めているのでしょう。
Gracieのインタビュー全文はここで読むことができる。

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Alejandro TamayoのFruit Computer Laboratoryは、世界がいつかテクノオーガニックなコンピューター技術を使うようになるという、人気の高い予測を検証するものだ。

しかし、フルーツの中の化学反応は、スイッチのオンオフ、コンピューター論理の基本的な構成要素、メモリーなどにも使えるのでしょうか? フルーツでコンピューターを作ることはできるでしょうか? このプロジェクトは、フルーツで作られる未来のコンピューターに関する疑問や反響を引きだすことを目的とした、一般開放型の臨時研究所の開設を提言しています。
Tamayoのプロジェクトの詳細はWMMNAを見てね。

- Collin Cunningham

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Apr 11, 2009 01:00 AM
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March 12, 2009

映画『Coraline』 に使われた3Dプリント技術

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短いけど、すごく興味深い記事。ストップモーションによるアニメーション映画『コラライン』(Coraline)に使われた、ラピッドプロトタイピング技術に関する内容だ。

Objet社のRP Polyjet技術は、カートリッジに収めたフォトポリマーレジンを噴霧して、非常に薄い16ミクロンの層を作るというもの。これは平均的な人の髪の毛の太さの1/4に相当する。レジンは液体の状態で噴霧され、紫外線を照射して層ごとに瞬間的に固められてゆく。このプロセスは比較的高速だが、込み入ったモデルになると時間がかかり過ぎることになる。そのため、モデルが複雑になりすぎないよう、ちょうどいい細かさのモデルを作っていくことにした。ショットごとに、必要な細かさを変えたのだ。Laikaには、さまざまな表情を作るために、一度に小さな顔の半分を70個ほど製作する必要があった。この部品は"キット"と呼ばれる。キットは、もう片面を高速な反転プリントで作った。製作中は、アーティストたちが手作業でモデルのディテールを必要に応じて仕上げていく。こうすることで、要求された時間で製作を進めていった。コララインの人形は、セットを小さくしてスペースを節約できるよう、10インチ以下の大きさでデザインされていたが、それに伴い、あらゆるものを小さく作らなければならなくなった。Laikaの手は非常に小さく、中の骨組みと同じ大きさだった。

One Step at a Time for the Puppet of a Thousand Faces(英語)

Makeの読者、Kurt Roedegerより。ありがとうKurt!]

- Gareth Branwyn

訳者から:アメリカでは2月から公開になってるけど、Coraline の日本公開は、現時点では未定だそうです。監督は『ナイトメアー・ビフォー・クリスマス』のヘンリー・セリック。立体映像だってさ。

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Mar 12, 2009 12:00 AM
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March 9, 2009

キャラクターの3Dプリントができた

3Dプリントのためのキャラクターモデリングの続き)

クリッターズができてきた! モデルデータをアップロードしたその週にハッピーな小さな箱がShapewaysから届いたのだ。すばらしい出来映えだ! ちゃんと立つかどうか心配だったけど、大丈夫だったよ。うれしい報告をしよう。

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下の写真はMayaで製作したモデル。Mark Frauenfelderのキャラクターデザインから起こしたものだ。

これがその実物のクローズアップ。比較のためにレゴを置いてみた。

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2つめのクリッターの表面には、等高線のような模様が入ってる。どうしてこうなったのか、ボクにはわからない。たぶん、こいつは地図測量士なんだろう。これから、紙やすりで磨いて色を塗って仕上げようと思う。

素材はとても軽いけど、そんなに壊れやすいような感じはしない。これなら、メカ用の部品も作れそうだ。将来、試してみて報告したいと思う。

今回のShapewaysのお試しは大成功だった。今、我々は、高すぎない程度の価格帯で利用できる3Dプリントやラピッドプロトタイプの転換点にいると思う。このようなサービスやThingverse、それにRepRapのようなプロジェクトの登場で、バーチャルなモデルを、簡単に実体化できるようになったのだ。

- John Park

訳者から:これで費用は30ドル程度だそうだ。もっとキメの細かい素材を使うと、少し高くなるとのこと。

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Mar 9, 2009 02:00 AM
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March 4, 2009

土手っ腹に風穴コスチューム

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賢い土手っ腹に風穴のハロウィン用コスチュームだ。

- Phillip Torrone

訳者から:うぉー! そこまでやるかー!

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Mar 4, 2009 12:00 AM
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February 27, 2009

Sparkfun的電子スクラップによるアート

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Sparkfunのスタッフたちが、スクラップになった電子パーツを使ってアート作品を作った。

スクラップの基板やICやセンサーなどを簡単にリサイクルに出してしまう前に、プロダクトのアーティストたちがクリエイティブな発想を活かして、これらをアート作品に変えてしまった。我々はこれを"ソルダー・スカルプチャー"(ハンダ彫刻)と名付けた。オモチャの兵隊さんから派手なドラゴンまで内容の幅は広い。
Sparkfun のオンライン展示会でもっと詳しく見ることができます。

- Collin Cunningham

訳者から:いいねー。電子部品を使ったアート作品はこれまでにもいろいろあるけど、スクラップ部品の数が違うから、かなり"贅沢"な作品になってるね。

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Feb 27, 2009 12:00 AM
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February 20, 2009

スペースコロニーの想像図 - 1970

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Space colony artwork - 1970...

1970年代、NASAのエームズ研究所はスペースコロニーに関するサマースタディーを数度にわたり主催しました。そこで、約1万人が生活できるコロニーのデザインが行われ、その想像図も何枚か製作されました。ここにJpeg形式に変換した想像図を、サムネイル、1/4画面、フルスクリーン、印刷用の4つの大きさで公開します。

- Phillip Torrone

訳者から:昔の科学雑誌によく載ってたね。レトロ未来な感じだ。円筒型、ドーナツ型、バーナル球体型の3種類、計16点の画像が公開されている。

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Feb 20, 2009 02:00 AM
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February 9, 2009

スケルトンバイク

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Jud Turnerは、スクラップとステンレスから美しい(ただし残念なことに乗れない)自転車Bio-Cycleを作った。 Ecofriendより:

Bio-Cycle、既存の部品に鉄材を溶接して作られた作品。骸骨の上にまたがって乗ることはできないけれど、廃物も、目を見張る芸術作品のコレクションに加えることができるという可能性を示すものだ。

- Luke Iseman

訳者から:走ったらこえー! と低俗な感想。

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Feb 9, 2009 12:00 AM
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February 5, 2009

導電性皿のデザイン

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conductive plate design - designboom(by ami drach + dov ganchrow + photography: moti fishbine)NOTCOTより。これは、実際に食品を温める機能のあるお皿。装飾として金属泊を使っている。

MP3ジャケットだ、GPSカーだ、スマート爆弾だと、身の回りのものが、突然、"スマート"になった現在、私たちの先祖もこれを使って食事をしていた粘土を焼いて作ったもの、つまり磁器の皿に、現代のテクノロジーを融合させるのは、正しい方向だと思う。私たちは、金をシルクスクリーンでプリントしてその導電性を利用した。または、プリント基板や自動車の曇り止め熱線を作るときと同じように非結晶質金属皮膜を貼り付けた。これを電源に接続すると、"装飾"部分に電気が流れて、料理を保温する。飾りの模様に、もっとも近代的な言葉で表すならば、"機能"が加わったわけだ。このチャンスに私たちの器の中をご覧ください。そして中身が2倍も広いことをお確かめください。スマートな装飾を施した伝統的なテーブルウェアでディナーをどうぞ。ボナペティ!
- Phillip Torrone

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Feb 5, 2009 12:00 AM
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January 27, 2009

テストパターンの秘密の生活

Andreは、ビデオのテストパターンが、ある日突然、隊列を乱し、永遠に退屈な仕事から解放されたとしたらどうなるかをシミュレーションして見せてくれた。念のため付け加えておくと、この作品はFinal Cutで製作され、音楽はPenguin Cafe Orchestraの曲を使用している。

- Collin Cunningham

訳者から:ペンギンカフェオーケストラも、そう言えば手作りな音楽だったよね。

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Jan 27, 2009 12:00 AM
Arts | Permalink | Comments (0)

January 8, 2009

ARToolKitがiPhoneに

これはARToolKit v.4.4がiPhoneで走るようにするためのiPhone用アプリケーション。レートは10fps。リアルタイムトラッキングなどのさまざまな機能が使えるようになる。ビデオを見れば、実際にどんな感じかわかるよ。街を歩きながら実際の風景に拡張現実マッピングが施せるようになれば、メチャクチャいろんなことが可能になりそうだよね。

- Jonah Brucker-Cohen

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Jan 8, 2009 12:00 AM
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December 28, 2008

ITP Winter Show 2008 - 皿回しDJ、カクテルを作るピアノ、磁石でコンピュータを操作音楽

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Makeは、ニューヨーク大学ITPの学生アーティストたちによる、視覚とサウンドと物理オブジェクトを使ったインタラクティブな作品を2日間にわたって展示する"ITP Winter Show 2008"を今回も精力的に取材した。インタラクティブな技術プロジェクトを紹介しよう。

ボクは毎年、学生たちのトレンドを探ることに力を入れている。数年前は、ProcessingとArduinoだった。それから、Nokia 95とWiiリモコンに移り、今は省電力と木材とiPhoneだ。ITPのような場所から、より多くのiPhone用アプリケーションが生まれるだろうし、ハイテク・プロジェクトの木材への"回帰"も期待される。身の回りの電力消費量を知るということも重視されるようになるだろう。2009年には、これらの傾向が目に見える形で広まっていくことになるはずだが、そこをいち早くレーダーがキャッチした。Arduinoは、もちろん数多くのプロジェクトに使われている。なるべくして、すでに広く普及している。ボクが撮った写真とビデオは、すべてここにアップしたからね

では、ドラムロールをどうぞ! :::::::::: 毎年ボクは、すごく気に入ったプロジェクトをいくつか選んで、"best of show"として発表している。といは言え、どのプロジェクトも素晴らしく、ITPは毎回進化しているので、選ぶのがすごく難しいんだけど、毎回、みんなに求められるもんだから仕方ない。ここに、ITP Winter Show 2008に出展されたプロジェクトの中から、ボクが好きないくつかの作品を紹介する。ちなみに、全出展プロジェクトは ここでチェックできるよ


DJ Porcelain and the Plates(DJ Porcelain とお皿たち) / ITP サイトの記事

学生:Thomas John Gerhardt
指導教官:Hans-Christoph Steiner

DJ Porcelain and the Platesは、DJの新しい形です。曲のミキシングを、ターンテーブルのレコードではなく、棒の上で皿を回して行います。DJ Porcelain and the Platesは、6本の棒と16枚以上の皿で構成されるNIME(new instrument for musical expression:音楽表現のための新しい楽器)です。音楽を奏でるには、作曲者が棒を使って皿回しを行います。皿の回転速度を調整することで、あらかじめ録音されているループの再生速度が変化します。それぞれの棒は、サウンドのチャンネルに対応しています。皿はサウンドトラックに対応しています。コンピューターは、どの皿が回っているか、回転速度はどれほどか、どの棒の上で回っているかを認識し、状況に応じた速度で対応するループを再生します。こうすることで、6チャンネルのサウンドを使って曲の演奏(ミックス)が、リアルタイムで行えるのです。



Pianocktail / ITP サイトの記事

歌を飲めたとしたらどうだろう? 『黒と褐色の幻想』はどんな味がするだろう?Pianocktailは、演奏された鍵盤を元に飲み物を調合するピアノです。鍵盤は、様々な種類の酒に対応しており、曲が演奏されると、その雰囲気に合ったカクテルが作られます。今や、音楽は聴くだけでなく飲むこともできるようになりました。Pianocktailは矛盾と例外の世界に存在しています。そこでは、音楽と酒がいい雰囲気で調和し、見た目はまったく意味を持ちません。

Pianocktailは馬鹿馬鹿しい創造物です。ボリス・ヴィアンが小説『日々の泡』で夢見た代物です。どんな仕組みになっているかは、小説に書かれているとおりです。

学生:Florica VladとOscar G. Torres
指導教官:Hans-Christoph Steiner

「それぞれの音に飲み物が対応しています。......ワインであったり、蒸留酒、果実酒、またはフルーツジュースであったり。ラウドペダルを踏むとエッグフリップが入り、ソフトペダルを踏むと氷が入ります。ソーダは嬰ヘ長調でカデンツァを弾くと入ります。分量は、どれほど音を伸ばすかによって決まります。64分音符がメジャーの16分の1に相当し、4分音符がメジャー1杯、全音符がメジャー4杯です。スローな曲を弾くと、分量が多くなりすぎないよう音の長さによる量の割合が切り替わり、全体がカクテルとして相応しい量になるよう調整されます。ただしアルコールの量は変わりません。また、曲の長さに応じて、もし望むならば、使用するメジャーを変更できます。小さくできるのです。たとえば、すべての和声の影響を副次的に採り入れるために100分の1にするとか」

Pianocktailの製造は、鍵盤の下に88個のスイッチを仕込むという形で、違和感なく自動的に行うことができます。88個のセンサーが演奏される音楽を検知します。鍵盤が特定の組み合わせで押されることで、酒やジュースやガーニッシュがグラスに投入されます。理論的には、正しい組み合わせで鍵盤を押すことで、特定のカクテルを作ることが可能です。混合は、一連のシフトレジスターとArduinoマイクロコントローラーで論理回路を作り、モーターと電子的な数値制御を用いることで可能となるでしょう。



The ReedBox / ITP サイトの記事

学生:John Kuiphoff
指導教官:Tom Igoe & Daniel Shiffman

ReedBoxは、ユーザーが磁石を使ってコンピューターと対話できるようにするためのデバイスです。

ReedBoxは、それぞれにLEDのインジケーターを接続させたリードスイッチの配列から構成されています。ユーザーは、このボックスの表面に磁石を置くことで、デバイスをコントロールできます。このユニークなインタラクションの方式には、無数の応用が期待できます。

現在、このデバイスを応用した装置には次の5つがあります。



Living shade / ITP サイトの記事Window vision / ITP サイトの記事(同じテーマなのでひとつにくくりました)...

Living shade 学生:Adam Lassy、Adi Marom Emeri Audra Yarnoff
Living shade 指導教官:Kate Hartman

私たちの生活はピクセルに囲まれています。iPhoneも、ノートパソコンも、テレビも......、いたるところにピクセルがあります。そこで、アパートの窓から入る光も、*pixelization*(ピクセル化)してみようと考えました。

私たちは、外の明るさに応じて部屋に差し込む光の量を調整する動く日よけを作りました。日よけは、開閉可能なユニットを繋げて作ってあります。それぞれがピクセルの形をしており、個別に開いたり閉じたりします。折りたたみユニット(ピクセル)が形を変えることで、全体が、そこを通して光を"呼吸"する"生きた"日よけとなります。

この動く日よけは、開閉式のユニットが頑丈なアルミフレームの中に並べられています。各列のユニットは、サーボモーターで開閉します。各サーボには金属の棒が接続されており、回転が直線的な動きに変換されます。

サーボは、スクリーン(外側に面している)のフォトセルによって駆動します。

この日よけは、インタラクティブな調光機として動作します。外が明るくなると、ユニットは高速で開閉するか、異なるパターンで動きます。現在の試作品では、各ユニット間の動作パターンは、連続的なウェーブを描くようにプログラムされています。しかし、連続的な繰り返し、いろいろな形、ランダムな開閉など、さまざまなパターンにプログラムができます。

将来的には、別のセンサーを使い、人が近づくと動くといった設定も可能になるよう、インタラクティブ性を強化したいと考えています。

Window Vision
Window Visionは、周囲の環境の変化を受けて明るさに応じてコンポーネントの形を変えることで反応性設備です。

Window vision 学生:Angela Joy Chen
Window vision 指導教官: Kate Hartman

科学とアートの交差点を世界が通過することの重大な意味を考慮したWindow Vision は、周囲の光景を目で認識できるようにしている神経パルスを増幅する作品です。また、住人が外の世界と対話できる建築的媒体としての窓という考え方にも基づいています。

"Bandwidth of Consciousness"という記事に、私たちの目は1秒間に数千の情報を取り込んでいるが、私たち自身はそれをほとんど意識していないと書かれています。これを可能にしている要素の大部分を占めるのが、目の中の光に反応する組織である網膜の構造上の特性です。網膜の中には、錐体と桿体という2種類の視細胞があります。これらによって構成される細胞構造体が、異なる強さの光に反応するため、暗闇でも色が認識できるのです。

私は、視細胞と同じように、異なる要素がひとつのモジュラーレベルで機能するものを作ろうとしています。神経学的に言えば、常に明暗のレベルに反応して調整を行っている要素と、常に"焦点"を合わせようとしている要素です。

フォトセルと、ステッパーモーターで制御されるいくつかの基本的な機構を使うことで、昼(明るさ)を担当するものと、夜(暗さ)を担当するものとの2系統のモジュラーを構成します。


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Power Aware / ITP サイトの記事

学生:Martin Ceperley
指導教官:Hartman Kate

光の色を変化させてユーザーに消費電力量を示すテーブルタップです。また、そのデータは無線でウェブアプリに飛ばされ、記録されます。

現在のデジタルライフでは、新しいガジェットやツールには、必ずと言っていいほど新しい電源プラグが付いていて、24時間、静かに密かに電気を吸い続けます。これは私たちの社会に重大な環境的影響をもたらし、無駄な電気代を支払う消費者には経済的な影響を与えます。そこで、どのACアダプターが効率的に働いていて、どのアダプターが、いわゆる電源吸血鬼であるかがわかる方法はないものか。または、プレイステーション3とWiiとでは、どちらが電気を食うかを見る方法はないものか。

Power Awareテーブルタップは、生け花のようにアレンジされたフルカラーLEDで光るファイバーの色と変化の速度で、今の電気消費状態を視覚的に示します。ユーザーは、いつも視界の片隅にそのパターンを見ることができ、電力を消費しているという意識を高めることに繋がります。そしてこれが、外出前に電気製品のスイッチを切ったり、プラグを抜くなどの行動を促す省電力の意識に繋がっていくことを期待しています。

光による受動的なエネルギーのフィードバックに加えて、Power Awareは電力消費のデータをWiFiでウェブ上のデータベースに定期的に送り記録を付けることができるため、ユーザーは電力の使い方をオンラインで分析できるようになります。このデータはリアルタイムで電力消費グラフとなり、1日の電力量のピークがわかるなど、データの分析が容易になります。ソーシャルネットワークに接続するためのコンポーネントも追加できるため、電力消費データをFacebookアプリケーションを通じて共有することが可能です。そこでは、日ごと、または週ごとに、電力消費量を低く抑えられた人や劇的に低減させた人を表彰します。

訳者から:ITP(Interactive Telecommunications Program)は、ニューヨーク大学の大学院、Tisch School of Artsの中のコミュニケーション技術を学ぶ修士課程です。

- Phillip Torrone

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Dec 28, 2008 03:00 AM
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