ElectronicsArchive: Electronics

Page 7 of 42 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42

February 25, 2011

オープンソースハードウェア定義 1.0公開!

ビッグニュースだ。オープンソースハードウェアに関わるすべての人たちが、自分のウェブサイトで、または基板の上に、これがオープンソースハードウェアだ! と公言できる定義が完成した。どうかこのページを読んで承認してほしい!Ayahより

ついにこの日が来ました。ここにOpen Source Hardware Definition(オープンソースハードウェア定義 1.0を発表できることをうれしく思います。


この定義に至るまでには、草案のフィードバックを何度も繰り返しました。インターネット、フォーラム、オープンソースハードウェアサミット、関係業者のサイト、電子メールなどを通して集められたフィードバックは、ここに掲示され、閲覧できるようにしてきました。次第にフィードバックはまとまりを見せるようになり、定義の成立を支える力となっていきました。

定義草案において積極的に尽力し、論議に参加してくださったみなさんに、心より感謝いたします。

さらに前進させるためのお願い:

  1. 定義を承認してください。バージョン 1.0 に対するあなたのフィードバックをフォーラムまたはメーリングリストに書き込んでください。数週間後あるいは数カ月後のバージョン1.1に役立ちます。
  2. ロゴを見てください。これは私たちがオープンソースハードウェアに使いたいと考えているものです。あなたもデザインを考えてフォーラムのLOGOスレッドに投稿してください。
  3. あなたの会社やプロジェクトやウェブサイトで、OSHW定義への支持を表明してください。

リンク元に定義 1.0の完全な文書があります。

Open Source Hardware (OSHW) Statement of Principles 1.0(オープンソースハードウェア(OSHW)原則書 1.0)
オープンソースハードウェアとは、その設計または、その設計に基づくハードウェアを、誰もが研究、改良、配布、製作、販売できるハードウェアです。ハードウェアの原型、その製作に使用された設計は、それを改良する場合に適切な形式で公開されます。また、個人による製作および使用の機会を最大限に広げるよう、オープンソースハードウェアには、一般に入手可能な部品と素材、標準的な製造法、オープンな社会基盤、オープンソースの開発ツールを使用することが理想です。オープンソースハードウェアは、私たちのテクノロジーを自分たちで管理する自由を保証し、設計のオープンな交流を通じて、知識を共有し商用利用を奨励するものです。

オープンソースハードウェア(OSHW)定義 1.0
OSHW定義草案 1.0は、オープンソースソフトウェアのオープンソース定義と、OSHW定義草案 0.5をもとに作成されました。この定義は、Bruce PerensとDebianフリーソフトウェアガイドラインに従うDebian開発者によって作られたオープンソース定義に由来しています。この定義作成の発端となったOpening Hardwareワークショップのビデオと資料はここで見られます。みなさんも、ここで、この定義に関する議論に参加してください。

はじめに
オープンソースハードウェア(OSHW)とは、すべての人が製造、改造、配布、使用できるよう、設計が一般に公開される有形の実体(機械や装置などの製造物)を指します。本定義は、オープンソースハードウェアのためのライセンスの開発および評価の指針となることを目標にしています。
留意すべきは、実体のある物を作るためには、かならず物理的な資源を取り込む必要のある点において、ハードウェアとソフトウェアと異なるということです。そのため、OSHWライセンスの下で実体(製品)を作る人や企業は、その製品の製造、販売、保証、その他の許諾行為をオリジナルの開発者が行うかのように思わせる表示をしないという責任を負います。また、オリジナル開発者が所有するいかなる商標も、使わないように気をつけなければなりません。

オープンソース・ハードウェアの配布条件は、以下の基準に準拠しなければなりません。

1. 文書
ハードウェアを配布する際には、設計ファイルを含む文書を添付してください。また、この設計ファイルの改変と配布も自由に行える必要があります。製品に文書を添付できないときは、ごく一般的な方法により、相応な複製費用で、望ましくはインターネットから無料ダウンロードで、資料を入手できる態勢を整えておく必要があります。この資料には、ハードウェア開発者が設計を変更できるよう、設計ファイルを含めてください。設計ファイルの内容を故意に分かりづらくすることは認められません。また、コンパイルされたコンピューターコードに類似する中間的形態(たとえば、CADプログラムの印刷用プリント基板パターンのファイルなど)を代用にすることも認められません。

2. 範囲
ハードウェアのための文書は、本ライセンスのもとで公開されるのがその一部であるときは、設計のどの部分に関する資料であるかを明記しなければなりません。

3. 必要なソフトウェア
本ライセンスによって公開される設計が本来機能を適正に発揮するためにソフトウェアを使用する必要がある場合は、組み込み型か否かに関わらず、以下のいずれかの条件を満たしていなければなりません。
a) インターフェイスの解説が適切であり、ハードウェアを正しく操作でき、本来機能を十分に発揮させるためのオープンソースのソフトウェアの製作方法が、常識的に率直でわかりやすいと思われる形で説明されている。たとえば、詳細な信号同期表や、インターフェイスの処理方法を明確に示した擬似コードを添付するなど。
b) 必要なソフトウェアがOSI承認のオープンソースライセンスで公開されている。

4. 派生作品
このライセンスでは、改造および派生作品の製作が許可されます。さらに、オリジナルのハードウェアのライセンスと同一条件での配布が許可されます。さらにこのライセンスでは、製造、販売、配布、設計ファイルより製造された製品および設計ファイルそのもの、またはその派生品の使用が許可されます。

5. 再配布の自由
このライセンスでは、いかなる人や団体に対しても、販売や資料の無料配布を制限してはいけません。このライセンスでは、製品の著作権料、または販売にともなう使用料を請求してはいけません。このライセンスでは、派生製品の著作権料、または販売にともなう使用料を請求してはいけません。

6. 帰属
このライセンスでは、由来を示す資料および製品に関連する著作権表示を、設計ファイル、製造した製品、派生製品などを配布する際に添付して、ライセンス実施許諾者への帰属を明示するよう要求されることがあります。このライセンスでは、こうした情報を末端ユーザーが、一般的な方法で閲覧できるようにしておくよう要求されることがあります。この際、特定の表示形態や形式に限定してはいけません。このライセンスでは、派生製品にはオリジナル設計とは異なる名称またはバージョン番号を付けるよう要求されることがあります。

7. 人および団体を差別しない
このライセンスでは、いかなる人および団体をも差別してはいけません。

8. 目的の分野を差別しない
このライセンスでは、製品(製造されたハードウェアを含む)を使用目的の分野によって使用者に制限を加えてはいけません。たとえば、商用利用を制限したり、核開発での利用を制限するといったことはできません。

9. ライセンスの配布
このライセンスにより許諾された権利は、製品を受け取った者にも、受け手が自ら新たなライセンスの供与を請求する必要なしに、許諾されなければなりません。

10. ライセンスを特定の製品に限定しない
このライセンスによって許諾された権利は、これが別の製品の部品として使用される場合でも、その状態とは関係なく保たれなければなりません。もし、この部品が製品から取り出され、このライセンスの条件下で使用または配布された場合も、これを受け取ったすべての人に、オリジナルの製品に許諾されている権利が与えられます。

11. ライセンスは、他のハードウェアまたはソフトウェアを制限してはいけない
このライセンスでは、このライセンスのもとに作られた製品が一部に使われている物の他の部分に制限を加えることはできません。たとえば、このライセンスのもとに作られた部品を含んで販売される製品全体をオープンソースであると主張することはできません。また、オープンソースソフトウェアのみを外部的に使用している製品をオープンソースと呼ぶことはできません。

12. ライセンスは技術的に中立であること
このライセンスのいかなる条項も、個別の技術、特定の部分または部品、素材、またはインターフェイスの形式を前提としてはいけません。

後書き
このオープンソースハードウェア定義に署名した人々は、オープンソース運動が情報共有のためのひとつの手段にすぎないことを認識しています。私たちは、この定義に合う合わないを別として、あらゆる形のオープン化と共同製作を促進し、支援してまいります。

ライセンスとハードウェア
オープンなハードウェアを推進するにあたり、ライセンスが設計を管理できるかのような拡大解釈で無意図的に設計者を騙すことにならないよう注意する必要があります。アメリカ合衆国をはじめとする多くの国々では、電子回路の設計には著作権は認められていません。認められているのは特許だけです。その結果、オープンハードウェアライセンスは、一般的に、設計を管理する目的で使うことができますが、製造された製品や、オリジナル文書のコピー以外の同一設計を書き直したものでさえ管理できないことになります。この件に該当する著作権法は17.102(b)です。それにはこう書かれています。:

「いかなる場合においても、原作者によるオリジナル作品に対する著作権による保護は、その記述、解説、図示、当該製品への統合などの形式に関わらず、アイデア、手段、処理、システム、操作方法、概念、原理、発見には一切及ばない。」

訳者から:上記の日本語訳オープンソースハードウェア定義 1.0は、あくまでブログ記事の対訳です。公式な日本語版ではありませんので、参考程度に見てやってください。

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Feb 25, 2011 03:00 AM
Announcements, Electronics, Open source hardware | Permalink | Comments (0)

MP3オルゴール箱

ボクが幼かったころ、祖母はゼンマイ式のオルゴール箱を持っていて、蓋を開けると『エーデルワイス』の曲が流れ出た。その小さな箱の中のメカニズムに魅せられたボクは、何時間もその動きを見ていた。

そこで、今風のオルゴール箱を簡単に作ってみようと考えた。どう作ればいいのか、何人かの人に聞いてまわったら、いろいろ貴重な意見をもらえた。Arduino Wave Shieldを使う方法、MP3トリガーボードを使う方法、または、けっこう気に入ったんだけど、音の鳴るグリーティングカードを使う方法など。しかし、たまたま6ドルの安物、MP3プレイヤーを見つけたので、そいつを使うことにした。横に付いているスイッチを入れると音楽が鳴るというものだ。中を見ると、基板と電池の間にスイッチのオンオフで簡単に音楽を鳴らしたり止めたりできる構造であることがわかり、ボクはやったと思った。

シガーボックスにマイクロスイッチを取り付けて、昔のオルゴール箱と同じように、蓋を開けると音楽が鳴り、閉じると止まる仕掛けにした。機械式オルゴールと大きく違うのは、MP3の場合、蓋を開けるごとに曲が最初から鳴るという点だが、ボクはぜんぜん気にならない。スピーカーには、ヘッドホンジャックに接続して使える安い物を選んだ。これなら簡単に接続できる。

MP3 Music Box

いちいち箱の中の基板にケーブルを繋げたりしないで済むように、データドライブとしてUSB接続して充電もできるようにしたい。そこで、プレイヤー本体からUSBケーブルを伸ばして、箱の背面にパネルマウント式のUSBポートを取り付けた。ここにコンピュータからのUSBケーブルを繋げば、曲のアップロードも、ファイルをドラッグ・アンド・ドロップするだけで簡単にできる。

MP3オルゴール箱は、カスタマイズも簡単だからプレゼントに最適だ。ビデオを見てもらうとわかるけど、ボクはこれをWiiリモートを入れる箱にした。開くと8ビットのゲームの音楽が流れる。ロマンチックな曲を入れておけば、バレンタインデーの贈り物になる。子守歌を入れれば、子供の寝室の置物にもなる。どんな形にせよ、このちょっと変わった電子式オルゴール箱は、みんなを喜ばせること請け合いだ。

iTunesでMAKE Podcastを購読m4v版ビデオをダウンロードYouTube または Vimeoで見ることができます。

- Matt Richardson

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Feb 25, 2011 12:00 AM
DIY Projects, Electronics, MAKE Podcast, MAKE Video, Mods, Music, Portable Audio and Video, hacks, iPod | Permalink | Comments (0)

February 21, 2011

なぜArduinoが勝利して今も生き続けているのか

Why the Arduino won...

これから毎月、私はこのMake:Onlineでコラムを書こうと思う。みんなに問題を投げかけて論争が起きるような、ときにはみんなを怖がらせるような、そんな内容にしたい。最初のコラムは、「Why the Arduino Won and Why It's Here to Stay(なぜArduino が勝利して今も生き続けているのか)というテーマだ。

たぶん1週間以内に、ある大手チップメーカーが "Arduino のようなプラットフォーム" を見せに来てくれることになっている。いわゆる "Arduinoキラー" だ。こういうことは、私の周りでは珍しくない。月に一度ぐらいは、企業は個人が "次期Arduino" を開発していて、決まって私にコンタクトを取ってくる。私は長年、Arduinoの記事を書いてMakerの世界に広めてきたし、Adafruitでは仕事で毎日扱っているからね。Arduinoには、電子工作愛好家やアーティストの間に多大なインパクトを与えた。それは、黎明期のパーソナルコンピューター(Homebrew Computer Clubなど)と同じぐらいの衝撃だったと思う。現在、10万台以上のArduinoが市場に出回っている。派生製品を含めればもっとだ(2011年2月現在で約15万台)。あと5年か10年たてば、Arduinoは学校の電子工作やフィジカルコンピューティングの授業でも普通に使われるようになるだろう。私はそう予測する。後退することはないだろう。

Arduinoキラー製品の知識の探り合いミーティングでは、たいていが好意的に終わり、もし彼らがArduinoをコテンパンにやっつけたいと考えていた場合の対処策を考える。それだけだ。Arduinoを本気で負かそうと考えているメーカーもほとんどない。Arduinoに関する記事はいくつかあり、その輝かしい歴史が紹介されているが、私は、なぜArduinoが「勝った」ように見えるのかについて語りたい。しかし、業界標準と決めてしまうのは危険がある。そう言うにはまだ早すぎるかもね。勝ったと言い切ってしまうことにも賛否があるだろう。もっとも、今は議論できるツールが充実してるから、大いに論争すればいいと思う。私は、Arduinoが「勝った」と思っている。その理由と、なぜ今まで生き延びているかについて、これから書いていく。もしあなたが、Arduinoを超える物を開発しようとしているなら、ぜひ読んでほしい。これは、そのためのレシピだ。それでは料理にとりかかろう。

Arduinoとは何か?
まずは、Arduinoチームがどう定義しているかから見ていこう:

「Arduinoは、柔軟で使いやすいハードウェアとソフトウェアを使ったオープンソースの電子プロトタイピング・プラットフォームです。アーティスト、デザイナー、ホビイスト、そしてインタラクティブな物や環境を作りたいと考えているあらゆる人に向けたものです」

「Arduinoは、さまざまなセンサーからの信号を受け取り、周囲の環境を感知できます。そして、光やモーターなどのアクチュエーターを使って周囲の環境に働きかけることができます。基板に使用されているマイクロコントローラーには、Arduinoのプログラム言語(Wiringベース)とArduino開発環境(Processingベース)を使ってプログラムします。Arduinoは単独で使うこともできますが、コンピューター上のプログラム(Flash、Processing、MacMSP)とコミュニケートさせることも可能です」

「ボードは自作または完成品の購入が可能です。ソフトウェアは無料でダウンロードできます。ハードウェアの参照デザイン(CADファイル)は、オープンソース・ライセンスのもとで入手でき、無料で利用できます」


これではまだ「何か」が曖昧だけど、そこがArduinoの強みでもある。それは、人とタスクを結びつける接着材のようなものだ。Arduinoを説明するには、使用例をあげるのがいちばんだろう。

電子工作やマイクロコントローラーに詳しくない人が聞いても、これはおもしろそうだ、自分でも作ってみたいと思うだろう。こうしたものは子供たちにも人気がある。これをダシにして子供に電子回路の勉強をさせるなんてことも可能だ。上に並べたプロジェクトはSF小説に登場したり、ガジェット紹介サイトで取り上げられるようなものたちだ。これらに共通するものは何だろう。これらは普段は考えつかない突飛なアイデアであり、普通なら夢で終わってしまうものだ。しかし、今やそれを現実に作ることができる。しかも、技術の専門家ではない人たちの手によってだ。

これは大きなことだ。普通、技術者は他の技術者のためにプラットフォームを作っている。アーティストや変人や子供たちが簡単に物と物とつなげてアイデアを実現させるためではない。Arduinoチームの中核をなす人たちは、バリバリの電子技術者ではない。デザイナーや教師やアーティストや(言うなれば)"テクノヒッピー"(もちろんこれは称賛を込めた呼び方だ、気を悪くしないでほしい)たちだ。Arduinoの本拠地はイタリアにあるのだが、私は毎年、イタリア人が「独自のグーグル」を求めて奮闘しているという記事を読む。もうすで持っているのに。それはArduinoだ。イタリア人自身がまだ気がついていないのだ。

Arduinoを使ったプロジェクトを見ると、作り手が、電子回路をどうやって作るかよりも、何を作るかに重点を置いていることがわかる。Arduinoの成功をおもしろく思わない堅物たちは、Arduinoでは電子回路の基礎を学ぶことができないと文句を言う。「ふん、こんなものは本物の電子回路ではない」「簡単すぎる」と彼らは言うのだが、そのとおりだ。もし、Arduinoを使わずにLEDを点滅させたりモーターを制御したいなら、そしてもしあなたがアーティストやデザイナーなら、相当がんばらないとね。なんとか動くようにできるまでには、それなりの日数がかかる。もちろん、電子技術の分厚い参考書に敬意を払うのはよいことだし、学習した技術は称賛に値する。だけど、大半の人間は、バーニングマンのコスチュームのLEDが点滅さえしてくれたら、それでいいのだ。

古くからあるマイクロコントローラー愛好家たちはArduinoをどう見ているかを知るための、よい例がある。それは、Arduinoにも使われているAVRマイクロコントローラーの公式ユーザーグループ、AVR Freaksのメンバーの主張だ。彼らはAVRがメジャーになって喜んでいるだろうと想像するかもしれない。しかし、技術者でもない連中が変テコなプロジェクトにAVRマイクロコントローラーを使い出して、彼らの階級が脅かされていることをおもしろく思わないメンバーが多いのだ。私のお気に入りのコメントはこうだ(私はこれをTシャツにしたいと思ってる)。

"Arduino: baby-talk programming for pothead"(Arduinoはマリファナ中毒野郎のための赤ちゃん言葉のプログラム)ArnoldB, AVRfreaks.net

この誤った態度は、Arduinoを後押しすることになってしまった。これがもとで、Arduinoファンは独自のコミュニティを作るようになったからだ。私から見れば、このコミュニティは非常にまとまりがあり、紳士的で人を見下すような態度はとらない。

Arduinoはシンプルだが、シンプルすぎることもない。そもそもArduinoは、学生たちがこれを使って何かを「する」ことを主眼に作られた。センサーのデータを読み込み、ちょっとしたコードを書いて、何かをさせる。自分でコードを書く必要すらない。どこかからコピー・アンド・ペーストしてくれば、それでも動く。精密な溶接というよりホットグルーに近い。ほんの実験段階で手を切り落としたりスタジオを全焼させるような危険もない。Arduino開発チームのメンバーには、デザインとアートの教師がいる。Arduinoは、一歩ずつ学んでゆけるプラットフォームとして、さまざまな教訓や公開された共有コードなどをもとに日々改良されているのだ。教えを受けたデザイナーやアーティストはMac上でProcessing(Arduinoの古い兄弟)をいじくりまわしている。

というわけで、心温まるアートと愛に溢れた物語りだ。そしてこれが、ArduinoのDIYサクセスストーリーというわけなのだが、これで終わりではない。まだまだある! もう少し具体的な話をしよう。

Mac、Linux、Windowsで走るIDE
IDEは、Mac、Win、Linuxで走り、完全にオープンソースだ。IDEとは、Arduinoにプログラムをするための手法。長い歴史を持つProcessing(デザイナーやアーティストの間で人気のグラフィックを駆使するプログラムを作るためのプログラミング言語と開発システム)がベースになっている。Windowsだけでなく、MacとLinuxでも使えた。これは多くのユーザーにとって重要だ。Processingには強固で充実した支援態勢、オープンソースのGCCのツールチェーン、Javaのラップなどがあるため、移植も簡単で、バグの発見も修正もすぐにできる。頭のいい人たちが大勢、このIDEを使い、改良に励んでいる。自分のプラットフォームで、めちゃくちゃクールな連中にすごいことをやってほしいと思ったら、MacでもLinuxでもシームレスに使えるIDEが必要だ。

Mac、Linux、Windowsで走るドライバー
IDEと同じく、ドライバーも Mac、Windows、Linuxで使える。FTDIドライバーも「ちゃんと動く」。シリアルという(遅いけど)広く知られている接続方法にこだわったのも正しかったのだと思う。HIDや独自方式というのもクールだし、ずっと高速だが、シリアルチップは、デバッグにもプログラムにも使えて、Java、Python、Perl、C、NET、BASIC、Delphi、MAX/MSP、PureData、Processingといったソフトウェアツールと簡単に連携できる。

ライブラリー、簡単シンプル、簡単ハード
SDカードへの書き込み、液晶画面表示、GPSデータの解析などなど、複雑な処理をしてくれるオブジェクトをラップしたライブラリーが無数にある。また、ピンの設定変更やボタンのデバウンスなど、シンプルな処理をするライブラリーもある。我々は10のチップに10のUARTコードを書くといったことにウンザリしていたが、Serial.begin(9600)を呼び出せばレジスターをキチンと設定してくれる。

軽量でメタルで走る
コードは、洗練されてよく知られたコンパイラー(AVR GCCはAVRのデフォルト、または標準と言っていいだろう)を使って、直接、素のハードで走る。.NETやBASICのようなインタープリターではない。高速で、小さくて、軽くて、バルクの新しいチップにHEXファイルでプログラムできる。

センサー
Arduinoが成功したのは、アナログ-デジタル入力を備えているからだろう。言い換えれば、光や温度や音など、低価格の市販のセンサーからの信号を簡単に読み込めるという点だ。デジタルセンサーのための、すぐに使えるSPIやI2Cも用意されている。これにより、市販されているセンサーの99パーセントがカバーできる。ほかのプラットフォームでは、こう簡単にはいかない。BeagleBoard(いい製品だ)が、センサーのデータを読み込むために、いつもArduinoとセットで使われてるのは、おもしろい光景だ。

シンプルだけどシンプルすぎない
開発用ボードは、できることのすべてを示すように、液晶パネルやボタンやLEDや7セグメントLEDなどの追加パーツが複雑に取り付けられているのが伝統だった。しかし、Arduinoには必要最低限のものしかない。もっと機能が欲しければ、シールドを使えばいい。Arduinoには、液晶パネルやWi-Fiなど、何百種類ものシールドがある。それらを使うかどうかはユーザーが判断する。シールドを使えば、じつに簡単に機能を追加できる。そこにまた、シールドを作って売るとというビジネスチャンスが生まれるのだ。

チップメーカーの製品ではない
Arduinoを開発したのはチップメーカーではない。それのどこが重要なのかって? チップメーカーは、自社製品と他社製品との違いを見せたがる。差別化をはかるために、余計な機能を追加したがるのだ。反対にArduinoは、差異ではなく、マイクロコントローラー同士の共通性を重視している。つまりこれは、Arduinoが初心者にとって理想的なプラットフォームであることを示している。Arduinoでできることは、ほかのどのマイクロコントローラーでもできるからだ。Arduinoで学んだ基礎は、ずっと将来まで役に立つ。

低価格
Arduinoはひとつ30ドルで買える。もうすぐ20ドルのものも出てくるだろう。一般の開発用ボードは、チップメーカーがより現実的な価格設定にしようと努力を始めてはいるものの、安いもので50ドル、100ドルを超えるものも珍しくない。

オープンソース
Arduinoがオープンソースであるのは素晴らしいことだ。クローンを作って販売もできる。しかし、これが成功の最大の理由ではない。むしろリストの下のほうに書かれるべきことだ。とはいえ、ぜんぜん関係ないかと言えば、そうではない。特殊用途の派生品を、誰に金を払うことなく、また誰に断ることなく勝手に作ることができる。オープンソースハードウェアだから、企業でも学校でも、ライセンス料を払うことなく自由に使える。生産終了となりソフトウェアが失われるという心配もない。新機能が欲しければ、時間をかけて開発して追加できる。何千何万という人が、ほんの少しずつでも投資したり、所有権を持てば、みんなはもっと大切にするだろう。オープンソースソフトウェアについては、その恩恵についてこれ以上議論する余地はない。

以上が、Arduinoが「勝った」(少なくとも私が勝ったと思った)理由だ。ここまでやったプラットフォームはほかにない。惜しいところまで来たものもある(Netduinoはニッチな部分を埋めた素晴らしいプラットフォームだ)が、十分ではない。今あなたは、頭の中で長短のポイントの計算をして納得してくれているかもしれない。FPGAのほうがずっと優れていると言いたくて息を荒げているかもしれない。どちらにせよ、上に掲げたすべてのポイントにチェックマークが入らない限り、あなたのプラットフォームは、まだArduinoに対抗できる段階ではない。とくに、それをArduinoキラーと呼びたいならね。

なぜArduinoは生き続けているのか
参入の敷居は金銭の問題ではない。哲学の問題だ。それには大胆さが必要であり、委員会的思考(*)から脱却する必要がある。チップメーカーは、自社製チップを宣伝する必要がある。Macをサポートするとか、大量のソフトウェアやライブラリーやIDEを用意するといったことに興味がない。チップメーカーは(歴史的に)プラットフォームを作る企業でもあった。大手メーカーがArduinoの30ドルラインを割り込む補助金付きハードウェアで市場を席巻してしまうかもしれない。それでも、Arduinoのサポートと品質が保たれていれば問題はない。

ほかにもArduinoが長続きする理由がある。コミュニティだ。10万人以上の人たちが、いっせいに船から飛び降りることがあるだろうか。それはあり得ない。Arduinoに近づこうと思えば、Arduinoとまったく同じようにものを作らなければならない。シールドやアクセサリーに対応し、山ほどのコードを書く(チップメーカーがやりたがらない仕事だ)。複数のシステムで使える素晴らしいソフトウェア、豊富なライブラリー、ちゃんと動くドライバーがあるシンプルで低価格なオープンソースハードウェアだ。だが、ひとつ教えておこう。それこそ、Arduinoチームが求めていることなのだ。彼らはテクノヒッピーだ。同じアイデアの違うプラットフォームが誕生するのを楽しみにしている。彼らは、そういうゲームをプレイしているのだ。思うに、それは我々みんなも望んでいることだ。Arduinoという名前であるかどうかは関係ない。

Arduinoを負かしたいのなら、思い切ってArduinoの仲間になるべきだ。ユーザーにとって、最良のソリューションは、すでに大勝して生き続けているものを使うことだ。キング、Arduinoに栄えあれ!

こちらも:
新しいMake: Arduino ページも見てください。MAKEがArduinoのすべてを解説します。(英語)

- Phillip Torrone

訳者から:委員会的思考(Comittieethink)とは、誰がリーダーなのかわからず、明確な主張や哲学がない状態で、大勢の人間が部分的に関わって物を作っていくという考え方のこと。ハリウッド映画みたいな感じかな。

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Feb 21, 2011 03:00 AM
Arduino, DIY Projects, Electronics | Permalink | Comments (0)

武装トライコプターで風船ハンティング

tricopterxyz.jpg

スイスのクレイジーな連中が、トライコプターを100発の花火で武装させて、水素風船のハンティングを行った。また、トライコプターを探知すると自動的に迎撃する "砲台" も作った。花火の点火装置は、マッチの頭を12オームの1/4W抵抗にくっつけて、12ボルトの電流を流すというもの。[Adafruitより]

- John Baichtal

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Feb 21, 2011 12:00 AM
DIY Projects, Electronics | Permalink | Comments (0)

February 18, 2011

Arduinoを使ったオープンソースのマルチタッチパネル

Sensible UI(ソウル)のWook Changは、新しいオープンソースのマルチタッチプロジェクトOpenMTについて知らせてくれた。このプロジェクトは、ソフトもハードも、Arduinoを含む既成品のパーツで構築された、非常に薄くてフレキシブルなマルチタッチパネルだ。

ご承知のとおり、マルチタッチ技術を持つ企業(カメラベースのマルチタッチを扱う企業を除いて)は、極度にクローズドな商売をしています。大口の契約をしない限り、データシートの公表もサンプルの販売もしてくれません。

そこで、オープンソースのマルチタッチ開発プラットフォーム、OpenMTを提供したいと思います。これは、オープンソースのハードとソフトを集めて作ったもので薄くてフレキシブルなマルチタッチパネルが誰にでも作れます。

OpenMTプロジェクトは開発段階です。資料はまだ完全に揃ってませんが、リリース後は、8☓8のマルチタッチ・トラックパッドが作れるようになります。

- Adam Flaherty

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Feb 18, 2011 12:00 AM
Arduino, DIY Projects, Electronics | Permalink | Comments (0)

February 17, 2011

How-To: ピンポン玉ディスプレイ

Ping pong ball display from Hack a Day.

Hack a Dayの友人による、ナイスなオリジナル作品だ。

- Sean Michael Ragan

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Feb 17, 2011 01:00 AM
Electronics, Green, hacks | Permalink | Comments (0)

February 16, 2011

パナバイスを "大口" 化

Instructablesのユーザー、Croy9000の記事より:

パナバイスジュニアを愛用しているんだけど、何かを作ろうというとき、挟める幅が7センチ程度しかないから、いつも小さすぎる。
そこで、このパナバイスを分解して、幅を広げられないか調べてみたところ、簡単にできそうだとわかった。というわけで、たった7ドルの材料費で、18センチまで広がるように改造する方法をお教えします。その結果は、オリジナルよりもずっと使いやすくなります。

いいね! - "big mouth" panavise mod(英語)

- Becky Stern

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Feb 16, 2011 12:00 AM
Electronics, Mods, Tools, hacks | Permalink | Comments (0)

February 14, 2011

サイボーグ・コンタクトレンズ

cyborglenses.jpg

Smart contact lenses for health and head-up displays(健康管理機能とヘッドアップディスプレイを備えたスマートなコンタクトレンズ)New Scientistの記事より:

今度だれかに会ったときに、目玉をよーく観察しよう。瞳のまわりを極小回路が取り囲み、微少な光がちらちらを点滅しているのを発見して驚くかもしれない。このスマートコンタクトレンズは、視力矯正用ではない。糖尿病患者の血中糖度や緑内障の兆候を監視するためのもの。


またこのレンズは、視野に直接、画像を投影することもできるため、拡張現実のための、メガネやヘッドセットを使わない究極のヘッドアップディスプレイにもなる。このレンズは、目にやさしい透明素材と超小型電子技術の融合によって作られている。2008年、シアトルにあるワシントン大学のBabak Parvizが、このコンセプトの実証用試作品として赤色LEDをひとつだけ搭載したものを発表している。それと同じ技術を使って、今度は糖尿病を持つ人の血糖値を測定できるものを完成させた。

涙に含まれる血糖値は、血中の血糖値に直接連動するため、指に針を刺さなくても、継続的に血糖値が計測できるのだと言う。Parviz が開発したシステムでは、レンズから患者本人が携帯する電子機器にデータが無線で送られる。これを見れば、より正確に血糖値を知ることができ、より正確な治療が可能になるという。

Cool Huntingより]

- Becky Stern

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Feb 14, 2011 12:00 AM
Biology, Electronics, News from the Future | Permalink | Comments (0)

February 7, 2011

レジンで作った "換え" LED電球

AndyBrockhurstLEDBulbCastFromOriginal.jpg

電球が切れたからLED電球に換えるか、と思っても高いよね。そんなときは、Andy Brockhurst のやり方を真似てみたらどうだろう。LEDをいくつか束ねて配線して、元の電球から取った型に入れてレジンで固める。オリジナルに合わせるように色も塗ってある。 Flickr setも見てね

- Sean Michael Ragan

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Feb 7, 2011 12:00 AM
Electronics, Remake, hacks | Permalink | Comments (0)

February 4, 2011

Super Awesome Sylviaのジャンクボットのマウシーちゃん

Super Awesome Sylviaが、かわいい「ジャンクボットのマウシーちゃん」プロジェクトに挑戦。これはMake英語版 Vol.02(日本語版ではVol.01英語版)でGareth Branwynが書いた記事を参考にしている。

ペットを飼いたいけど、パパもママも反対ってウチだって、ジャンクボットのマウシーちゃんがいるわよ! 今回は、光を探して歩くこのネズミロボットの作り方を紹介します。古くなったマウスと、いらない材料で作るのよ。さあ始めましょ。
iTunesでMAKE Podcastを購読m4v版ビデオをダウンロードYouTube で見るVimeo で見る

材料と道具よ。

まずはマウスの分解。最初に、ケースの中がどうなっているか、よーく見ておくこと。中に電池とリレーとモーターと配線とセンサーが入るかを確かめておくこと。大丈夫そうだとわかったら、中の基板を外して、プラスティックの出っ張りを切り落として、広い空間を作る。防護メガネを忘れずにね。安全第一よ!

MINI_E05_mousey_the_junkbot3.JPG

作り方の解説をよく見て、モーターを置いてみる。マウスのケースに穴を開けて、モーターを接着材で固定する。マウシーのタイヤは、モーターの軸に接着材を付けて輪ゴムを巻き付ければ出来上がり。もっとかっこよくしたければ、古いテープレコーダーなどからプーリーを取り出して、滑り止めにゴムを巻き付けてからモーターの軸にはめる。きっと穴の大きさが合わないから、接着材を使うといいわよ。ここまでできたら、次は尻尾のスイッチとヒゲのスイッチよ。

マウスの基板から、ハンダごてで赤外線LEDを取り外して、この2つにリード線を巻き付けてハンダ付け(ピンと立ってて欲しいから、より線より単芯のほうがいいのよ)。この2つは逆バイアスモードで接続して、光を計測できるようにする。マウシーの目になるのよ。

ではマウシーの脳を作りましょう。ブレッドボードに回路を組んで、パーツがきちんと動くことを確認しましょう。配線をよく確かめてから電池をつないでね。トランジスターやオペアンプは配線を間違えると壊れちゃうから。

回路がうまく動いたら、あとは "自由形" で配線。説明をよく見ながらマウスの内側に合わせて組み込んでいくのよ。配線ができたら、もう一度チェック。ちゃんとできたら、まだつないでいない配線同士がショートしないように、きっちり離して、慎重にケースを閉じる。

ケースを閉じたら、あとはデコレーション。私は、他のいらなくなったマウスから外したボタンで耳を作って、キョロキョロおめめを付けて、黒いマーカーで模様を描いたの。

デコレーションが完成したら、いよいよテストよ。ちゃんとできていれば、この子は部屋の中でいちばん明るい場所を探して歩くはず。部屋の中を自由に歩かせたり、懐中電灯で誘導したり、暗い部屋に小さな灯りをひとつ点けただけで放置したら、どう動くかを見たり。面白いわよ!

マウシーのいちばんいいところは、いらないパーツから作れる自由形のロボットだってこと。ちょっと手を加えれば、どんどんよくなるわよ。ちょっと調整するだけでも、動く方が変わったりするし。"目" をもっと延ばしたり、配線を逆にして暗闇を探させたり、タイヤを大きくして、ギアをかませて走りを良くしたりね。

MINI_E05_mousey_the_junkbot5.JPG今回はこれまで。とにかくいろいろ試してみて。失敗しても、そこからまた面白いものが始まるわ。

- Becky Stern

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Feb 4, 2011 10:21 AM
DIY Projects, Electronics, Kids, Robotics | Permalink | Comments (0)

February 3, 2011

電車でゴッドファーザー

京急新1000系等に使われているシーメンス製VVVFインバータ(通称ドレミファインバータ)でゴッドファーザー『愛のテーマ』を奏でたらこんな感じなのではないか、というHideponさんの妄想が動画になりました。

この音は合成やサウンドシステムなどではなく、PWM周波数を音階にしてモーターのコイルを励振させて出しています。発音原理としては実機と同じと思います。

もし本当にこんな動作音の電車があったら、毎朝とても悲しい気分になりそうです。

Posted by Takumi Funada | Feb 3, 2011 01:00 AM
Electronics | Permalink | Comments (0)

テキストで鍵を開ける "open pls. TY"

Billy Chasenが考えたこの賢い装置があれば、もう鍵を持って出かける必要はない。自分の部屋の錠前をPropellerベースのSpinneret ウェブサーバーと繋いだ。TwilioというSMSゲートウェイを使い、短いテキストメッセージを送信すると鍵を開け閉めできる。それだけじゃない。認証機能もある。セキュリティ対策として、許された人だけが開けられるBuzzFeedより]

- Matt Richardson

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Feb 3, 2011 12:00 AM
DIY Projects, Electronics, Gadgets | Permalink | Comments (0)

January 31, 2011

How-to: シンプルなボタン電池ホルダー

simple_button_holder.jpg

Steve Hoeferは、普通の事務用品を使ったスーパー簡単なボタン電池用ホルダーの作り方を考案した。材料はクリップとビニールテープと電線だけ。ボタン電池って、ちゃんとしたホルダーがないとホントに接続が難しいんだよね。これはいいアイデアだよ。

- Matt Mets

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Jan 31, 2011 12:00 AM
Electronics, hacks | Permalink | Comments (0)

January 18, 2011

レーザーカッターでプリント基板

wooden_circuit_board_prototype.jpg

lasercutting_circuit_boards.jpg

MITのタンジブルメディアグループのJean-Baptiste Labruneと彼の研究チームは、レーザーカッターを使って日常の材料からプリント基板を作る研究をしている。そこには賢い技がある。レーザーで金属を切るのはとても難しい。そのため、金属板をレーザーで切り抜くという手法はとらなかった。その代わり、金属以外の素材にマスキングテープを貼り、電気を通したいところにレーザーで溝を掘るようにした。この溝に導電性の塗料を筆で塗り込み、テープをはがすのだ。これを作る工程の写真がFlickr setで見られる。[ありがとう、Akiba!]

- Matt Mets

訳者から:おお! これで簡単にプリント基板が作れる! レーザーカッターがあればの話だけど。

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Jan 18, 2011 12:00 AM
Electronics, Science | Permalink | Comments (0)

January 12, 2011

Dorkbotのプリント基盤共同購入作戦

pcb_order_projects.jpg

Dorkbot PortlandのLaenは、プリント基板の共同購入 PCB Orderプロジェクトを1年前に開始した。友だちから試作ボードの注文を集めて、大口にして製作業者に発注するというものだ。細かいボードをひとつの大きなボードにまとめて発注したほうが、細かいボードをバラで発注するよりも安くなるそうだ。そこで、みんなの注文を集めてまとめて発注することで、ひとりあたまのコストも下がるというわけ。今のところ順調にいっているようだ。Daft Punk helmetLED clockarrow flight data recorderFPGAプロジェクトいろいろもこのPCB ORDERから生まれている。やったね、Laen!

- Matt Mets

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Jan 12, 2011 12:00 AM
Electronics, Online | Permalink | Comments (0)

Page 7 of 42 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42

Bloggers

Welcome to the Make:Japan Blog. You'll find all the most up to date happenings in the Maker and Crafts world here.

Tetsuo KanaiTetsuo Kanai
Translator/Writer


Takumi Funada.Takumi Funada
Engineer


Hideo TamuraHideo Tamura
Editor


MAKE Japan.

Advertise here with FM.

Why advertise on MAKE?
Read what folks are saying about us!

Click here to advertise on MAKE!

Purchase MAKE.

Categories

Archives

Recent Posts