Archive: Hackerspaces
March 26, 2012
Diyode CodeShield - ハード工作をすっとばせるシールド

オンタリオ州ゲルフのハッカースペース、Diyodeは、Arduinoシーンに新たなる工夫をもたらした。Arduinoの基礎を教えるときに、まずはベアボードを渡してシールドを組み立てさせるが、このDiyode CodeShieldがあれば、いきなりソフトウェアを教えることができる。
私たちは、人々、とくに子供たちの熱い興味を冷まさないようにするには、コードから教えるほうがよいという結論を得ました。コードに慣れてからハードウェアに挑戦するのです。そして、初めての達成感を、いちばん早く実感できるようにと、Arduinoのコードを教えることに特化したシールドを開発しました。電子回路理論をすっとばして、回路工作の段階を先送りにすることで、学習過程でのフラストレーションの大半を取り除くことができます。あとからフラストレーションを感じるようになるかもしれませんが、そのときには、ポケット一杯に達成感が詰まっています。
入力側にはスイッチ、ボタン、ポット、ロータリエンコーダ、サーミスタ、フォトセル、ホール効果センサ。出力側にはピエゾブザー、サーボ、RGB LED、黄色 LED、ネジ式ターミナル付きリレーがある。
Diyodeはこのボードを完成品とキットで販売する計画らしい。
- John Baichtal
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Mar 26, 2012 01:00 AM
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March 23, 2012
未来の技術家庭科は車でやってくる

MakeとMaker Faireの精神をお弁当屋さんのトラックに積み込めるぐらいにまとまれば、子供たちに物作りを教えて回れるんじゃないかな?
これはスタンフォード大学のデザインチームが投げかけた質問だ。去年の秋、私たちは、スタンフォードのd.schoolで知り合ったプロダクトデザイナーのPrat Ganapathy、Eugene Korsunskiy、Aaron Peckと会った。d.schoolとは、私たちが訪問した学際的プログラムのひとつで、今やアメリカ中の学校を疫病のように冒している標準テストと予算カットのために退屈で行き詰まってしまった教育システムに代わる、未来のあるべき学習環境を実践している素晴らしいモデルでもある。

East Bay Mini Maker Faireで1日を過ごしたあと、移動物作り車の構想について語り合ううち、彼らは前にも増して興奮していった。以前に会ったときに比べて、彼らのチームは人数が2倍になり、機械工学科からJason Chuaが、教育学科からはKathayoon Khalilが、そしてもう一人のプロダクトデザイナー、Diane Leeが加わっていた。この6人の学生がSparkLabという名のもとに、彼らの物作りへの愛情を移動プログラムで広めていく方法を探っている。中古の配達用トラックを手に入れて、Makerツールを組み込んで、学校から学校へと移動しながら子供たちに、受動的な学習者ではなく能動的なMakerになることで世界にインパクトを与える人間になれるということを教えてまわりたいと考えているのだ。「子供たちが知識と自信を身につけて、一回ごとにレーザカットプロジェクトをやりたい」という。
彼らの夢を叶えて、多くの子供たちの物作りの力を開花させる手助けをしたいという方は、KickstarterのSparkLabプロジェクトで、いくらか支援をしてほしい。素晴らしい仲間もいる。彼らのアドバイザーを務めているIDEOの創設者、David Kelleyは熱くこう語っている。「こうした創造的な自信を教室に取り戻そうと、みんなが動くことは本当にエキサイティングだ。......これは、本当の意味で子供たちと密接に関われる教育手段だ」
スタンフォードから車で行ける範囲なら、あなたの学校や夏休みの課外活動などへ彼らのトラックに来てほしいと訴えよう!
訳者から:d.school はスタンフォード大学の大学院の中にあるデザインクラス。学位がもらえる正規のコースではなく、さまざまな学部の学生が集まって先端的なプロジェクトを行う場所だ。
- Michelle "Binka" Hlubinka
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Mar 23, 2012 12:00 AM
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February 10, 2012
Zero to Maker:ミネソタ州ミネアポリスにて
ちょっとヤル気のなかったMaker、 David LangがMakerカルチャーに身を沈め、我らの仲間、TechShopの寛大なるご協力のもと、できる限りのDIYスキルを習得していく様子をレポートします。彼は、何を学んだか、誰に会ったか、どんなハードルをクリアしたか(またはしなかったか)など、奮闘努力のレポートを連載します。- Gareth
↑ フォーシェイタワーのような投石機。The Hack Factoryが製作しているツイン・シティーズ(ミネアポリス・セントポールの愛称)をテーマにした攻城兵器作品のひとつ。
1カ月ほど前、Phil Torroneが彼の街を賛美するコラム、「ニューヨークでできれば、どこででもできる」で、ニューヨークは仕事でも遊びでも特別な物作りの条件に恵まれていると書いていた。ニューヨーク市はMakerにとって最高の街であり、彼の会社、Adafruitをきりもりするにも理想の場所だと強調していた。
私は、公開されると同時にそのコラムを読み、Philの言っていることに逐一納得した。ニューヨークのWorld Maker Faireに参加したときも、ニューヨーク地区から集まったMakerたちに大きな感銘と刺激を受けた。しかし私はサンフランシスコ系の人間だ。私はサンフランシスコの人が好きで、景色が好きで、おおらかな心が好きだ。とくに物作りに関しては、飛び抜けたMakerや資源が圧倒されるほど豊富にある。サンマテオで開かれたMaker Faire Bay Areaは、今のところ最大の入場者数を誇っている。
コラムの最後でPhilは、読者に向けて、自分の街がビジネスに最高だと思う人は意見を聞かせてくれと呼びかけていた。しかし、案の定、それに応じられる人は少なかった。やっぱりニューヨークはみんなも大好きな街だし、ぶっちゃけ正直な話、みんなのコメントを読んで驚く点はなかった。究極のMakerの街がどこかという議論は、ニューヨークかサンフランシスコの(もしかしてデトロイトも)どちらかというところに集約されるのではないだろうか。そこまで考えたところで、私はこの問題は心の奥にしまい込み、もうそれ以上考えることはしなかった。
しかし先週、年末休暇でミネアポリスの両親を訪ねに帰省したとき、例の問題が一騎打ちなどではないことを思い知らされた。あのPhilの問いかけが、なんともタイムリーに感じられた。
ミネアポリスで育った私にとって、そこは常に特別な街だった。ここの住人は世界でいちばんいい人たちだと今でも信じている。住むには最高の場所だ。しかし、ここがどれだけ素晴らしい物作りの街であったかを知らなかった。それがわかっていれば、このMake Onlineで連載されているビデオシリーズ「Meet the Makers」で最近紹介された William GurstelleとAdam Wolfの2人がミネアポリス出身であったことにも、それほどビックリしなかったかもしれない。この街のMakerコミュニティがどれほど発達していたかも、私は知らなかった。
帰省1日目、私はセントトーマス大学工学科教授でSquishy Circuitsの生みの親、AnnMarie Thomasに会った。World Maker Faireで、Making Tomorrow's Makersという彼女の講演を聞いて以来、私はずっと彼女に会いたかったのだ。この講演で彼女は、著名な発明家たちは、子供のころの物を作ったり機械をいじって遊んでいた経験が将来の発明につながったと話していた。電子メールを何度かやりとりしたあと、やっとのことでお互いに時間を作って会えることになった。彼女は私に、予想を上回る大きな力となってくれた。私は、数多くのMakerの知恵を授けられ、セントトーマス大学の素晴らしいデザイン研究所を案内されたが、なかでもありがたかったのは、ミネアポリスに滞在中に会うべきMakerやグループのリストをもらったことだった。
リストにあったグループのひとつ、TC Makerのハッカースペース「The Hack Factory」を訪ねたときは、たまたまオープンハックナイトが開催されていた。TC Makerは、2009年にPaul Sobczakによってオンラインフォーラムとして設立された。フォーラムでのディスカッションは、やがてコーヒーショップでの会合となり、ついにはミネアポリスに倉庫を借りるまでに発展した。そのハッカースペースを案内してもらったが、木工と金工の作業場、電子工作の部屋、CNCエリアがあり、その広さに圧倒された。しかし、なぜ今までなかったのだろう。ミネアポリスの家賃は、私が訪問したことのあるサンフランシスコやロサンゼルスやニューヨークのハッカースペースに比べたらずっと安いのに。広いスペースにたくさんの工具があれば、本当に便利だ。The Hack Factoryは非常に活動的だ。Makerの温かい心に「ミネソタ・ナイス」が重なって、素晴らしい人たちのグループになっている。

↑ アートと物作りのための非営利会員制スペース The Mill が入ることになっている建物。
もうひとつ、AnnMarieが教えてくれたのは、TechShopに似たシステムのMakerスペース、The Millだ。The Millのことは初耳だった。それもそのはず、1月中旬にオープン予定ということだった。私は、オープン前の様子を見せてほしいとツイッターで依頼したところ、翌週に来てくれと返事が来た。指定された建物に到着すると、創設者のBrian Boyleと業務責任者、Greg Flanaganの出迎えを受けた。まだ工事中だったが、あと数週間でどんな姿になるかは簡単に想像がついた。The Millは、TechShopとよく似たサービスを提供することになっている。つまり、CNCマシンやレーザーカッターや3Dプリンタや木工と金工の作業場など、必要なものがすべて揃った場所になる。みんなが最新設備を使えるように講習会も開かれる。
今回の旅の間、故郷でMakerを支えるこうしたうれしい驚きに出会うたびに、私はツイートしてきた。そのひとつがMakeの筆者で「Cult of Lego」の著者でもあるJohn Baichtalの目に留まった。彼もまたミネアポリスの住人だった。私はサンフランシスコに帰る日に、Johnと会ってコーヒーを飲んだ。有意義な話し合いができた。私は彼の著書についてあれこれ聞くことができた。さらに彼は、私にこの街のMakerたちがいかにしてコミュニティを作ったか、どのようにグループが結成されたか、何を目指しているのかなど、内部の人間ならではの話を聞かせてくれた。それらがすべて、このほんの数年の出来事であることを知って、私は驚いた。
これはミネアポリスだけの話ではない。アメリカ中の(世界中の)Makerは、公式、非公式を問わず結集しつつある。この「Zero to Maker」で私が行ってきたようなことは、サンフランシスコやニューヨークのような設備の整った街でしか体験できないことかもしれないと危惧していたのだが、それは大きな間違いだった。そしてそれが、最高の発見だった。
過去の記事:Zero to Makerの旅
- David Lang
訳者から:Squishy Circuits は、導電性粘土で回路を作るというもの。これを見てね。
ミネソタ・ナイス(Minnesota Nice)とは、ミネソタの人たちの気さくで温かい人柄と気質を表す言葉だそうです。
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Feb 10, 2012 12:00 AM
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February 6, 2012
DARPA Mentor Award - 教育に物作りを

O'ReillyのMAKE事業部と、パートナーとして活動してきたサンフランシスコのOtherlabが、Manufacturing Experimentation and Outreach(MENTOR:製造に関する実験と福祉活動)プログラムに貢献したことで、プログラムの主催者であるDARPA(米国防総省国防高等研究事業局)から表彰されました。今後このチームは、DARPAのMENTORプログラムの推進に主体的に協力し、物作りのための新しい設計ツールと協力的な実習活動の導入を高校に求めていくことになります。
MAKEのDale DoughertyとOtherlabのSaul Griffith博士が新しく創設したMakerspaceプログラムは、物理的な作業スペースに代わる、設計用オンラインツールや協力環境を統合したローコストな作業場を提供し、教育的サポートによって高校生たちに、最新技術や革新的な手法を使って実際に手を動かして物を作る体験を与えるというものです。今年から2013年までの学校年度にカリフォルニア州の10の高校で試験的に導入するのを手始めに、今後4年間をかけて、1000校以上の高校への導入を目指します。
MENTORは、DARPAのAdaptive Vehicle Make(適応車両製造)計画の一環として、分散型の協力的な製造方法や設計のための実験に高校生を参加させようというものです。MENTORの大きな目標は、今日的な賞金をかけたコンテストを通じて、高校生たちを工業的なデジタル製造の現場に触れさせることで、意欲ある次世代のシステムデザイナーや工業イノベーターを育成することにあります。
DARPAのレジナ・デューガン長官は「国家として私たちが直面している最大の困難は、物作りの能力が低下していること」だと語っています。これを受けて、Saul Griffithと私はDARPA MENTORへの参加を決めました。MAKEのコラムニストでHowToonsの共同開発者であり、起業家でもあるSaul Griffithは、自身がマスターMakerであり、未来のデザインや工学に対してユニークな見識を持っています。デザインやプロジェクトを共有できる高校生のための協力型プラットフォームの開発し、物作り教育のためのスペースを高校に設け、より多くの生徒に物作りの学習の機会を与えるという活動を、彼といっしょにできることを、私は大変にうれしく思っています。Makerspaceプログラムの一環として、Makerと教育者との交流の場として、また高校生の作品発表の場にと、Maker Faireを利用してゆくことも考えています。
物作りが、教育をどう変革していくか、どれだけの人たちがMakerムーブメントの波に乗って前進し、もっとも求められている教育改革のチャンスを掴むことができるかなど、注視したいことはたくさんあります。DARPAのMentor賞は、この改革を国家の優先事項として推進するものです。私たちは、Makerコミュニティと教育コミュニティをつなぐ架け橋だと思っています。Makerが持つ資産や技術を高校に、つまり教育環境に投入し、生徒に大切な物を与えつつ先生を支えます。私たちは、その方法を探っていきます。
Makerspace.comというウェブサイトを立ち上げました。プログラムの情報をまとめて紹介し、協力者を集めることを目的としています。また、Makerspacesのディレクトリを作るためのフォーラムも開設しました。参加者同士でアイデアや実施体験を共有するためのネットワーク作りに役立ててください。Makerspaceは、言うなれば、若いMakerと、彼らを支える教育者を助けるための、教育ハッカースペースです。Makerspaceプログラムの目標のひとつに、Makerspaceを安価に開設することがあります。中学校、市民センター、高校などに開設できれば、より多くの人が参加できるようになるでしょう。
MITのデューガン博士が2011年12月に行った講演です。
http://www.kaltura.com/index.php/kwidget/wid/_203822/uiconf_id/1898102/entry_id/1_z703hhb8/
こちらは2011年5月のTEDxでのSaul Griffith博士の講演です。
関連リンク:
O'Reillyからのプレスリリース
Makerspace.com
訳者から:DARPA の Adaptive Vehicle Make 計画は、短期間で高性能な軍用車両を開発製造するための計画で、軍事目的ってところが引っ掛かるけど、いろいろな人たちが教育改革に乗り出して、それに学校も協力して進めていくという形がうらやましいね。
- Dale Dougherty
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Feb 6, 2012 01:00 AM
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January 12, 2012
図書館にハッカースペース

Maker Stationは、インディアナ州フォートウェインのアレンカウンティ公立図書館の駐車場に停めた50フィートトレーラーの中にある。ここはDIY愛好家たちが工具と知識を共有するためのハッカースペースだ。(写真クレジット:TekVenture)
この週末、Makeの特別筆者でもあるNPR(公共ラジオ)のJon Kalishは、図書館がハッカースペースやMakerスペースを作り始めているという番組を放送した。これは、Makeでもずっと話題にしてきたことであり、Phillip TorroneもSoapboxコラムで書いていた。この考えが、一般に根付いた感じで、すごくうれしい。我々にはごく自然なことなんだけどね。
「図書館の世界の人たちは、3Dプリンタは図書館にあってもおかしくないものと考えていた。また、図書館は3Dプリンタを置いて、その技術や、どのように開発されたかを知らしめるべきだとも考えていた。なぜなら、これは本当にすごいものだからだ」とBackusは語る。「20年後に、3Dプリンタを持っていない人がいたら、私はホントに驚くだろうね」3Dプリンタは、ニューヨーク州北部のフェーエットビル・フリー図書館にすでにある。地元のコンピュータショップから寄付されたものだ。それだけではない。この図書館は、ハッカースペースを設立のために10万ドルを獲得した。司書のLauren Smedley(29)はこの助成金を勝ち取った張本人だ。彼はさらに、IndieGoGoというウェブサイトにハッカースペースを作るという約束で35000ドルを上積みさせた。
Libraries Make Room For High-Tech "Hackerspaces"
- Gareth Branwyn
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Jan 12, 2012 01:00 AM
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November 18, 2011
FabLab:何でも作れるとしたら何を作りたい?
MITのニール・ガーシェンフェルド は、11月3日、ワシントンDCのカーネギー工科大学で講演を行った。アメリカ合衆国の首都への最先端のFabLabを設立しようと活動するFabLabDCを支援するためのもの。講演では、「データから物へ」が「データは物である」となる自動製造をコミュニティベースで実現させるまでのロードマップが示された。全体に大変に面白く、技術者、都市計画家、教育者などさまざまな分野の人々に多くの啓示を与えるプレゼンテーションだった。一部、ハッカースペースとFabLabの間違った二分法に基づく屁理屈を除けば、とても素晴らしく、情報価値が高く、エキサイティングな話だった。詳しくはFabLab FAQ(英語)を見てほしい。講演で使われたスライドは ここで見られる。
- Mark Adams
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Nov 18, 2011 01:00 AM
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November 14, 2011
Mitch Altmanのエジプトハッカー旅行
カイロで開かれたMaker Faire Africaを訪れたMitch Altmanのレポートだ。彼には大切な使命があった。ハッカースペースを普及させることだ。 - Gareth
Maker Faire Africaに開設されたスリーデイ・ハッカースペース
10月14日金曜日にカイロから帰ってきた。片付けですごく疲れたけど、まだあの余韻が熱く心に残っている。今回の旅のいちばんの目的は、カイロで開かれたMaker Faire Africaで3日間だけのハッカースペースを開設することだった。ご想像のとおり、エジプトで過ごした時間は本当にエキサイティングだった。「自由革命」によって多くの人たちが希望に燃えていた。だけど、まだ軍隊が力を持って国を仕切ろうとしていたのも確かだ。
この旅で、我々はエジプトにハッカースペースを開設する手助けをしようと考えていた。それがアフリカ全土に広がることも視野に入れている。これを提案したのはBilal Ghalibだった。彼は今年のはじめに行ったアメリカ政府との交渉に落胆し、(アメリカ政府からの予算に期待するのをやめて)自分の力でやることを、そして彼の抑えがたい情熱を、エジプトの人たちと直接分かち合うことを決めたのだ。それを実現させるために、彼はGEMSI(Global Entrepreneurship and Maker Space Initiative:国際的起業およびMakerスペース構想)を立ち上げた。そして自然の成り行きとして、世界でハッカースペースの開設を手助けしてきた私に声がかかったというわけだ。

GEMSIのロゴ(Lee Devito提供)
Maker Faire Africaは、寛大かつ積極的に私たちのプロジェクトに出資してくれた。さらに、Kickstarterのキャンペーンでも多大な支援をもらった。186人の後援者(ほとんど見ず知らずの人たちだ)から、合計で8,169ドルもの資金が集まり、国際的なハッカースペース拡大運動で喜びと希望を届けることができた。この資金は有効に使わせてもらった。
空港に到着した私たちを、カイロ・ハッカースペースの2人の中心的出資者であるTarekとDeyaaが出迎えてくれた。彼らはそれから2日間(ほとんど寝ずに)、最新のThing-O-Matic 3Dキットを組み立てることになった。これはMakerBot Industriesが寛大にも私に持たせてくれたものだ。

MakerBotを組み立てるTarekとDayee。
Maker Faire Africaでの3日間だけのハッカースペースは大成功だった。これを開設した最大の目的は、みんなで大好きなことを追求して実行できるコミュニティを持つことの素晴らしさや意義を、人々にわかってもらうためだ。彼らのエネルギーはすごかった。私は、3日間ぶっ続けのワークショップで300人ほどにハンダ付けの方法を教えた(ひとりでね。ほとんど寝ずに)。キットやハンダごての購入にはKickstarterの資金を使わせてもらった。
Manalはエンジニアの仕事をやめて、今は自分で作ったバッグや服を売っている。同じような仕事ができるように人にも裁縫を教えている。3日間のハッカースペースでも、彼女は講師を務めてくれた。

中央のManal(青いスカーフ)を囲むスカーフの絵付け教室の参加者たち。
カイロ・ハッカースペースでのThing-O-Maticの組み立ては、Faire最終日に間に合い、大人気となった。そこで、カイロ・ハッカースペースの最年少メンバー、Marwanが、自分でプリントした笛を吹いてみせた。

Marwanが、MakerBot Industriesから寄付された Thing-O-Maticで笛をプリントしているところ。

プリントできた笛をMarwanが吹いてみせた。
カイロ・ハッカースペースでは、Evil Mad Scientist Labsが寄付してくれたEgg-Botも組み立てられた。卵に絵をプリントするというのが、最高に受けた(どうしてみんな朝食に固ゆで卵ばかり注文するのかと、ホテルの人は不思議に思ったろうね)。

Evil Mad Scientist Labsが寄付してくれたEgg-Botプリンタで卵に絵をプリント。
ManalはEgg-Botでいくつかプリントをした。手描きのものもある。
3日間のハッカースペースは熱狂的だった。みんなが楽しんでくれた。もちろん、Faire全体には、もっと多くの素晴らしい展示が溢れていた。地元の人気バンドの演奏、アート、大量のLED、太陽エネルギー関連、混雑する街中での新しい駐車方式、革新的なエレクトロニクス、子どもに科学を楽しく教える方法などなど。
結果として、カイロ・ハッカースペースには大勢の熱狂的なメンバーが集まり、エジプト初のハッカースペースを支援していくことになった。そして大勢の人に、サンフランシスコを訪れたときに使えるよう、Noisebridgeの鍵も渡された。

全員にNoisebridgeの鍵が渡された。
Maker Faire Africaの前にも、多くの人たちがエジプトでがんばってきていた。カイロには、少なくともひとつの共有スペースがあったし、アレクサンドリアには、少なくともひとつの起業支援団体があった。そして、少なくともひとつのハッカースペースがカイロに誕生する。また、Startup Weekendがアレクサンドリアとカイロで開かれたこともある。でも、そうした人々はこれまで互いに交流がなくバラバラに活動していた。それが今、ひとつになったのだ!
私たちは、ハッカースペースのミートアップをカイロで2回、アレクサンドリアで1回、エニヤで1回の計4回開催した。そこでは、ただ集まったみんなに火を点けてやりさえすればよかった。あとは自分からどんどん走り出した。彼らはハッカースペースを立ち上げ、参加して、社会が敷いた線路を漫然と歩くのではなく、自分で生きる道を切り拓くことに目覚めていった。現在エジプトでは、4つの都市でハッカースペースが準備を進めている。共有スペースや起業支援団体などは、もっと誕生することだろう。私たちが滞在中に、第1回、Open Source Dayの計画が立てられた。こうした支援ネットワークを利用して生計を立てる道を探るようになると、地域経済も活性化して、多くの人が潤うことになる。

エニヤで開かれたハッカースペース・ミートアップ。

カイロで開かれたハッカースペース・ミートアップ。
ひとつ伝えておきたいことがある。エジプトには長いハッキングの歴史があるということだ。手に入るものを、最大限に活用しているのだ。その精神は、街中に溢れているコンピュータ横町や露店を見ればわかる。古いマザーボード、サウンドカード、モニタ、プリンタなどを修理して売っている。ほうぼうの露店では、ハンダごてを握った人やJTAGプログラマたちが携帯電話や固定電話の修理を行っていた。

カイロのコンピュータ街にあったマザーボードの修理店。

カイロのコンピュータ街で見たノートパソコンの修理屋。

固定電話を修理しているカイロの露店。彼らは1969年からこの仕事をしているという。

カイロで見た携帯電話修理屋の露店。
エジプトの食べ物についても書いておこう。うまい! それに安い! 私はベジタリアンなのだが、これまでに聞いたこともない料理に一目惚れしてしまった。「コシャリ」だ。ライス、マカロニ、レンズ豆、茶色に炒めたタマネギが重ねられている。これに、トマトガーリックソース、辛いソース、ガーリックレモンソースなどをかけて食べる。どこへ言っても量が多くてめちゃくちゃ美味しい料理が食べられるのだ。なんとすべて50セント!

滞在中の2週間は大忙しだった(満足な睡眠も取れなかった)が、1日だけ観光する時間がとれた。

ギザにて、MitchとBilal。Mitchはピラミッドを攻略。
私のカイロ旅行の写真は、私の Flickr feedで見られます。
- Mitch Altman
訳者から:Startup Weekend(スタートアップウィークエンド)とは、創造的な起業を目指す人たちを連携させて支援する企画。今年も11月18日から3日間、スタートアップウィークエンド東京が開かれる。
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Posted by Tetsuo Kanai |
Nov 14, 2011 12:00 AM
Hackerspaces, Maker Faire, Makers |
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October 31, 2011
クラフター、ハッカー、そしてハッカースペース
Emily Smithは、カナダはバンクーバー出身のブロガーでMakerでコミュニティ管理者。彼女は素晴らしいDIYサイト Blue Mollusc を運営していて、今年開かれたVancouver Mini Maker Faireを先導してくれた。その彼女が、うれしいことに、ハッカースペース系ライター集団の一員としてMakeに参加してくれることになった。彼女はCraftにも原稿を書いてくれることになっている。- Gareth
クラフトと聞くと、グルーガンや木の棒や布や機織りを連想するのと同じように、ハッキングと聞くと、ハンダごてやマイクロプロセッサやソフトウェアを思い浮かべる。実際、ハッキングとクラフトとの間には共通点が多い。この2つのMakerグループが会話をすれば、もっと多くの共通点がみつかる。どちらも、物を作るために必要だと思っているものは同じだ。いつでも使える道具、作業スペース、それに、プロジェクトやアイデアを話し合って育て合うことができる同好の仲間だ。
熱烈なクラフターである私は、初めてハッカースペースを訪ねたとき、とっさに、そこに自分のプロジェクトを持ち込みたいと感じた。足を踏み入れた瞬間、私はそこにいくつものクラフトのヒントを発見したのだが、その場所を占有していたのは、ほとんどがハッキング用のハードやソフトだった。まったくの異世界に感じる人もいるがろうが、私は、これまで試したことがなかった新しい媒体を学ぶ絶好のチャンスだと思った。そして、ハッキングに柔らかい側面を持ち込めるとも感じた。冷たいものに毛糸をまとわせるのだ!
2回目に訪れたときは、ハンダ付けと電子回路の基礎を習い、レーザーを使ってスピログラフを描いた。そして、ELワイヤの素晴らしい世界を教えられた。私のハッカースペースでは、ほとんどがクラフトを基本としたプロジェクトを行っているが、ハッカーたちが築いてくれた基礎の上にハッカースペースを作ることができて、それをクラフトのコミュニティに広めることができたのは、本当にラッキーだったと思っている。ハッカースペースは、クラフトナイトを開くのにもって来いの場所だ。共有スペースだから掃除をする必要もないし、メーリングリストやWikiやウェブサイトで参加者を集める手間もない。物作りが大好きで楽しくて優秀な人たちが簡単に集まる。もうひとつ気づいたことは、たとえば、ニットナイトや縫い物ナイトというように、活動を限定すると、ユニークな経歴や技能を持つ人たちが集まってきて、いろいろ教え合ってくれる。そして、夢中になっているうちに、気がつけば多くのことを学んでいる。これは、どのハッカースペースでも目標としていることだろう。
ひとつだけ、まだよくわからないことがある。それは、どうしてもっと多くのクラフターたちがこうした機会に飛びつかないのだろう? という点だ。どのハッカースペースでも、クラフトナイトを開催している。しかし私の経験からすると、それに喜んで参加するクラフターはとても少ない。ハッカースペースは世界中のたくさんの街にあって(hackerspaces.orgで近くのハッカースペースを調べられる)、幅広く奥深く物作りを楽しむコミュニティを作っている。
これを読まれているクラフターのみなさん、お近くのハッカースペースやクラフタースペースをぜひ訪ねてみてください。友達を誘ってね。いろいろな人と話をして、新しいことを教えたり教わったり、周囲の人にプロジェクトを持ち込むよう促してください。
ハッカーのみなさんへ:あなたのハッカースペースにクラフターがやって来たら、温かく迎えて、そこが素晴らしい場所であることを教えてあげてください。あなたたちには、たくさんの共通点があるのです。
- emilysmith
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Posted by Tetsuo Kanai |
Oct 31, 2011 02:00 AM
Crafts, Culture jamming, Hackerspaces, Workshop |
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September 13, 2011
ハッカースペース・ムーブメントの歴史、2008年ごろ
2008年、ハッカースペースの世界では悠久の太古、Bre Pettis、Astera Schneeweisz、Jens Ohligは、世界中のハッカーたちに向けて、ハッカースペースの本を作ろうと呼びかけた。それがようやく完成したのだ。
この本は、2008年12月、ハッカースペースムーブメントがどんな状況だったかを記しています。その意味ではタイムカプセルです。徹底取材というほどの仕事はしていませんが、ここには、あなたがハッカースペースを立ち上げなかった理由は言い訳にならないことを示すに十分な話が込められています。どのグループも、みなそれぞれにハッカースペースの創設に際して、洪水、ネズミ、大事件などといった危機に直面しています。彼らにできて、あなたにできないことはありません。
ハッカースペースの紹介に加えて、NYC ResistorからのBreによるCCCの歴史物語、Club-Mateの作り方、今では伝説となったOhligと共同製作者、Lars WeilerがCCCamp '07で行ったハッカースペースデザインパターンに関するスピーチの内容なども含まれている。
めちゃくちゃクールな本だ! ハッカースペースシーンの歴史について、ちょっとでも興味があるなら、ぜひ読んでほしい。

- John Baichtal
訳者から:ここの本文(白いカコミ)の最後のほうにあるDownload itというリンクから無料ダウンロードができる。英語だけど。
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Posted by Tetsuo Kanai |
Sep 13, 2011 12:00 AM
Hackerspaces |
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August 26, 2011
Zero to Maker(ゼロからのMaker): 正しい人たちと一緒に過ごそう
これから1カ月ちょっとの間、ちょっとヤル気のなかったMaker、 David LangがMakerカルチャーに身を沈め、我らの仲間、TechShopの寛大なるご協力のもと、できる限りのDIYスキルを習得していく様子をレポートします。彼は、何を学んだか、誰に会ったか、どんなハードルをクリアしたか(またはしなかったか)など、奮闘努力の過程を定期的に報告します。きっと面白いものになるよ。 - Gareth
人はもっとも多くの時間を共に過ごしている5人の平均である。 - Jim Rohn
この格言を初めて聞いたのは、2009年に私がOCSC Sailingに務めていたころだった。私は50フィートまでのヨットを操縦できる免許を取得したばかりのときで、この言葉は私を立ち止まらせた。そして、今自分はどこにいるのか、どうやってここまで来たのかを考えさせられた。その1年半前まで、アメリカでもっとも難しい部類に入るサンフランシスコ湾で大型ヨットを借りて動かした経験などひとつもなかった。私は免許の取得を誇りに思っていた。しかし、不思議なことに自分自身が変わったという感がしない。それどころか、昔からの自分そのままなのだ。そしてあの格言を聞いて、納得ができた。これまでに経験した仕事や局面を、大学、高校までさかのぼって振り返るに、どんなに勉強しようとも、どんなに頑張ろうとも、そんなこととは関係なく、自分が技術や習慣を獲得する根底に直接関わっていたのは、そのとき付き合っていた人たちであることがわかった。
それ以来、私はこの言葉を、新しい技術を効果的に習得するための信条としている。Zero to Makerの旅の最初のステップとして、私はゆっくり時間をかけて、誰と付き合うべきかを考えた。そして、もっと大切なこととして、その人たちが仲良くしてくれるための方法を考えた。私が住んでいる地域(サンフランシスコ)に住んでいる人たちをざっと調べてみたところ、毎月開かれているミートアップグループ、Make: SFへ行けという啓示が、あちらこちらに見えてきた。そのグループの活動内容は、彼ら自身がこう説明している。「Makerコミュニティへの入口。地元のMakerと仲良くなって、新しい技術を習い、成長しよう」

8月のMake: SFミーティングの様子。会場はサンフランシスコのNoisebridgeハッカースペース。
幸運なことに、ミートアップは数日後に開かれることになっていて、会場も私のアパートから数ブロックの場所にあった。私は開催数分前に会場に到着したので、このミートアップの主催者であるハッカースペース、Noisebridgeの中を見て回ることができた。また、責任者の1人のMalcolmからMake: SFグループの簡単な歴史などを聞くことができた。彼との会話中、私は緊張しながらも、自分がまったくの素人であることを打ち明けた。それに対して、彼は大喜びで、ここがまさに私の来るべき場所であったと応えてくれた。間もなく、部屋には参加者が集まってきた。20人を超える人が待っているにも関わらず、Malcolmは見学ツアーを続けてくれた。そして、参加者全員に、自己紹介と、ここへ来たきっかけを話すよう促した。私は、集まった人たちの多様さに驚いた。アートディレクタ-、アニメーター、アーティスト、不動産ブローカー、ソフトウェアエンジニアなどの男女が混在している。Andrew(別の責任者)が、物を作るのが初めてで、Make: SFに初めて参加した人はと聞くと、半数以上の人たちが手をあげた。私は落ち着いた気分になった。ここは、失敗したり、質問をしても大丈夫な場所なんだと。
Dave が初めてハンダ付けを経験した MintyBoost。
私たちは3つのグループに分かれて、電子キットのワークショップを行うことになった。私は、iPhoneやiPodに単三乾電池から充電するためのデバイス MintyBoostを作るグループに入った。参加者全員にキットとハンダごてが渡された。それが私の初めてのハンダ付けだった。それは傍目にも明らかだった。何をどうしていいやら、さっぱりわからなかったが、Malcolmが丁寧に説明してくれた。私が失敗したことや、理解できないことがあると、別のグループのメンバーがやってきて教えてくれた(その反対のこともあった)。その夜、私はクールなiPhone用充電器と基本的なハンダ付けの技術と、そして両手に余る新しい友だちを手に入れた。火曜日の夜にしては上出来だ。
Makerたちとより長い時間を過ごすための3つの方法:
1. ミートアップ - 同じ趣味を持つ人たちの会合だ。Makerのミートアップも同じ。私の場合は、地元で開かれていたのでMake: SFに参加したが、同じようなグループは全国にあるはずだ。近所にそうしたグループがないときは、自分で立ち上げてもいい。Make: SFの創設者であるAndrewは、サンフランシスコに引っ越してきたとき、彼が所属していたMake: NYC(今は休止中)のようなグループがないことを知り、自分で立ち上げたのだ。現在、Make: SFは730人以上のメンバーを誇り、80近いイベントを主催している。
2. ハッカースペース - Makerと出会うにはいい場所だ。新しいハッカースペースができたという情報は、日常的に私の耳に入ってくる。地球上のほとんどすべてのハッカースペースは、ここを見るとわかる。ただし気をつけるべきは、どのハッカースペースも同じではないということだ。たとえば Noisebridge(Make: SFのミートアップを主催しているところ)は、TechShopとは形態が違う。Noisebridgeは協同組合型のハッカースペースだ。経験豊かなハッカーたちがハッキングを行うのに適している。それに対してTechShopは、スポーツジムのような形態だ。工作機械を使いたい人、講習を受けたり助言が欲しい人に向いている。
3. ボランティア - Makerコミュニティの間口の広さは他に類を見ない。そこに手伝いスタッフとして参加すれば、驚くほど多くのことが学べる。私たちのような初心者でも、アシスタントとして参加できるプロジェクトやグループはたくさんある。MakeやInstructables.comのサイトを見て、手伝ってみたいと思ったプロジェクトに、何か手伝えることはないかとメールしてみよう。もちろん、Maker Faireやミートアップにもボランティアとして参加できるチャンスがある。
Maker Community Directory は、ハッカースペース、各地のMake:グループ、そのほかの物作り愛好家のグループが数多く掲載されています。
過去の記事
Follow DavidのZero to Maker (ゼロからの Maker)の旅

新バージョン登場! iPhone 4に対応しました。MintyBoostは、iPodをはじめ、他のMP3プレイヤー、カメラ、携帯電話など、USBに接続できるガジェットに充電できる、小さくてシンプル(だけでパワフル)な USB充電器です。自分だけのMintyBoostを作ろう。ミント缶は含まれていません。
- David Lang
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Aug 26, 2011 12:00 AM
Hackerspaces, Makers |
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August 25, 2011
フリーでダウンロードできるハッカースペース・パスポート
Mitch Altmanがまた面白いことを考えてくれた。デザインとイラストはMatthew Borgattiが担当。これは無料でダウンロードして印刷できる14ページのハッカースーペース・パスポートだ。旅行に持っていって、各地のクールなコミュニティを訪ねたときの記念を残したり、見せびらかしたりできる。この活動に賛同したハッカースペースは、ビザスタンプを用意して待っていてくれる。今に、国中のハッカースペースでクールなスタンプのデザイン合戦が始まると思うよ。温度で色が変わってホログラムでレンチキュラーで擦ると匂いが出るパスポートなんて、いいじゃない?
- Sean Michael Ragan
訳者から:パスポートを作ることで、ハッカースペース同士の交流が活発になって、いろんな遊びが派生するだろうね。シンプルにして大きな広がりのある、いいアイデアだね。
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Aug 25, 2011 12:00 AM
Announcements, Hackerspaces, Paper Crafts |
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August 18, 2011
Tokyo Hackerspaceの放射線測定プロジェクトは続く
3月から、Tokyo Hackerspaceはガイガーカウンタをネットにつなげて、誰もが放射線量の変化の様子を見られるようにストリーム配信をしている。しかし彼らはそれだけに満足せず、無線マイクロコントローラ、Freakduinoに対応する NetRad shieldをSafecastと共同で開発している。Tokyo Hackerspaceのメンバー、Akibaが最新情報を送ってくれた。
私たちは当初から、Safecast(当時は RDTN)と共同で作業していますが、今ではSafecast Japanの中心スタッフのほとんどがTokyo Hackerspaceのメンバーになっています。彼らのオフィスもTokyo Hackerspaceの中にあります。現在、私たちは慶應義塾大学といっしょに、日本中の放射線センサをつないでネットワークを作るというプロジェクトを開始しました。年末までに300箇所のノードを作り、来年には1000箇所に増やしたいと考えてます。NetRADボードはこのプロジェクトに合わせて改良し、簡単に設置できるようWi-Fi機能も追加しました。データはすべて公開です。Yahoo Japanも、私たちのフィードを利用して放射線マップを作っています。また、車に積んで位置とガイガーカウンタのデータからマップが作れる特別バージョンのガイガーカウンタも使っています。
- John Baichtal
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Aug 18, 2011 12:00 AM
Hackerspaces, Science |
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July 8, 2011
FabLab Kamakuraリニューアルに向けて活動中

4月にスタートしたFabLab Kamakura(ファブラボ鎌倉)にお邪魔して、主宰者の田中浩也さんからお話を伺ってきました。これまでの活動については、Webサイトに詳しくまとめられていますし、すでに訪れた人の体験記もいくつか公開されていますが、我々もごくカンタンなレポートをお届けします。

鎌倉駅から歩いて5分ほどに秋田県から移設された美しい蔵があり、その一部がFabLab Kamakuraの施設です。古く重厚な木造建築のなかに、レーザーカッタ、3Dプリンタ、カッティングマシン、3DスキャナといったFabLab標準のファブリケーションツールが詰まっています。上の写真の右側は、近くの海岸で拾った貝殻をスキャンしているところ。そのデータをもとに3Dプリンタ用のモデルを作成するプロジェクト。貝殻だけでなく、地域の特徴的な素材をFabLabの手法で活用することがテーマのひとつです。

3Dプリンタから生まれた仏像(?)は、お土産品の候補。地域の経済とどう結びつけるかが議論されています。FabLab流のツールを使ったワークショップも企画されていて、右の写真の椅子は、そのアイデアのひとつ。ユーザーの体型をサンプリングして、座るとぴったりフィットする曲線で構成された椅子を「出力」するプロジェクト。こうした、一品物の製造はFabLabの真骨頂。

電子工作や手芸のワークショップも行われています。左の写真は、コンピュータ制御が可能な編み機とその作品。右は手巻きコイルによるワイアレス給電の実験です(Hironori Yoshidaさんによるワークショップ)。こうしたワークショップの参加者や、見学者が、毎週土曜日になるとたくさん訪れます。
ただ、多くの人が集まる状況に至って、施設とや運営のあり方を見直す必要も生じているようです。田中さんによると、9月には、スペースの拡大を含むリニューアルを実施する予定とのこと。日々の活動から得られたノウハウと、世界各地のFabLab間で共有される知識がミックスされて、FabLab Kamakuraの内容も変化していくようです。我々もまた9月に訪れたいと思っています。
Posted by Takumi Funada |
Jul 8, 2011 10:00 AM
Hackerspaces |
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April 25, 2011
HacDCの宇宙気球、最新の打ち上げ映像


HacDCの最新の「宇宙気球(Spaceblimp)」打ち上げは大成功となった。打ち上げはメリーランドにて4月10日の日曜日に行われた。HacDCのサイトより。
私たちは、午後1時30分、ブリーズウッド小学校から気球を打ち上げました。気球は2時41分に高度31,129メートルで破裂し、3時9分に着地しました。非常に幸運だったことに、着地点からわずか60メートルのところまで車で行くことができ、パッケージを回収できました。彼らはこれまでに3回打ち上げを行っていて、高度18,000~22,500メートルに飛ばしている。このSpaceblimp 4は、とても大きな気球で、ヘリウムのタンクをまるごと1本使用した。上のビデオは、高度31,000メートルを超える最高地点に達して気球が破裂するまでの80秒間、青い地球を撮影したものだ(最高の眺め)。
下のリンクから、HacDCの宇宙計画の詳細が見られます。
編注:超高高度で撮影、観測を行う気球の記事は、先週末発売になったMake日本語版 vol.11(特集「DIY SPACE」)に掲載されています。ぜひご覧ください。
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Apr 25, 2011 02:00 AM
Hackerspaces, Science |
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