Archive: Made On Earth
March 25, 2011
カールじいさんの本当に空飛ぶ家


2週間という短い期間で「家を飛ばす」というナショナルジオグラフィックのプロジェクトには、これだけの人間が必要だった。これは、ピクサー映画『カールじいさんの空飛ぶ家』と同じように、風船で家を飛ばそうという計画だ。dailymail紙、"The real Up! Scientists recreate floating house from Pixar movie... and prove it really CAN fly"より。
ナショナルジオフラフィックのチームは、ピクサー映画『カールじいさんの空とぶ家』に登場した家を復元し、本当に飛ばせてみせた。 科学者、技術者、気球パイロット2名、それに数十名のボランティアが、気象観測用のヘリウム風船300個を使って家を3,000メートルの高さまで飛ばすことに成功した。 もちろん、これは本当の家ではない。特別に作った軽い家だ。 製作責任者、Ben Bowieはこう話している。「本物の家を飛ばすなんて、できっこないと思っていました」 プロデューサーのIan Whiteはこう付け加えた。「しかし、軽い家を作れば、中に人を乗せて安全に飛行させられるのではないかと考えたのです」

[via designboom]
- Becky Stern
訳者から:人が乗ってるのかー! そうだよね、あんなもの落ちてきたら大変だもんね。
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Mar 25, 2011 03:00 AM
Flying, Made On Earth |
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January 19, 2011
倒れたAT-AT雪だるま
redditユーザーのjabo27より。[Geekologieより]
- Sean Michael Ragan
訳者から:スノーウォーカーは冬の光景だよね。
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Jan 19, 2011 01:00 AM
Green, Holiday projects, Made On Earth |
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January 17, 2011
迷えるブルドーザーを食い殺すKruppのモンスター掘削機



この写真を発見したときは、なんとも奇妙な気分に襲われた。最近、『ボーダーランズ』にハマってたんだけど、ゲームの中のモンスターマシンが実は現実のもので、というか、その本物のモンスターマシンはゲームのなかのマシンよりも巨大だったなんて、未体験のことだったからだ。Dark Roasted Blendにこのモンスターの詳細が書かれている。
- Sean Michael Ragan
訳者から:でけー!
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Jan 17, 2011 01:00 AM
Made On Earth, Robotics, Transportation |
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August 3, 2010
磁性パテ
磁性流体とシリーパテが子供を作ったら、こんなのが生まれるんだろうね。これはSuper paramagnetic silicone putty(強磁性シリコンパテ)だ。こいつが磁石を飲み込む上の映像を見て欲しい。YouTubeに飛べばほかの映像も見られる。[Geekologieより]
こっちも強力:Morpho Towers - 磁性流体による螺旋のタワー(英語)
- Becky Stern
訳者から:「シリーパテ」というのは「シンキングパテ」(Thinking Putty) という名前でも売られているスライムよりちょっと固いみたいなシリコンのオモチャ。
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Aug 3, 2010 12:00 AM
Made On Earth, Toys and Games |
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April 7, 2010
ホントに動くチューリングマシン

ほんとに機能する。ほとんどね。Mike Daveyは、アラン・チューリングの初期的コンピューター科学の思考実験をゴージャスに実現したい(Wikipedia)と考えた。しかし、「無限に長いテープ」を買う予算がない。そこで、1000フィート(約30メートル)の35ミリのフィルムリーダーを使うことにした。仕方がないだろう。無限に長いテープって、いくらで売られているか知ってる?
冗談はともかく、これは私が見たなかでも最高に美しいキネティックアートだ。直角座標ロボットがテープに0や1を書いていく。数字の消去は、フェルトを巻いた筒を回転させて行う。どの数字が書かれたかはカメラが認識する。ずらりと並んだ白色LEDがカメラの照明になる。自作の操作盤も美しい。
Mikeの話だ。
このプロジェクトの目標は、チューリングの論文にあった装置の格調高い外観と操作性を現実のものにするマシンを作ることにあります。チューリングの業績を知っている人が見たら、すぐにチューリングマシンだとわかるものにしたいと考えていました。このチューリングマシンにはParallax Propellerマイクロコントローラーが使われていますが、動作は、SDカードで供給される「内部状態」とテープに書かれたり読まれたりする記号だけに基づいています。テープは、単なるマシンの入出力媒体に見えるでしょうが、それは間違いです! テープは単なる記憶媒体でもありません。言うなれば、テープがコンピューターなのです。テープに書かれた記号が単純なルールによって処理されることが、コンピューティングなのです。出力は、テープをコンピューターとして使って生み出された生成物と考えるべきでしょう。
つまり、要約すると......「すげーぞ、Mike、キミの勝ちだ! ボクには絶対に作れない」だ。[ありがとう、David Jakopac!]
- Sean Michael Ragan
訳者から:チューリングマシンの仕組みは難しすぎてわかんないけど、これは欲しくなるね。
[原文]
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Apr 7, 2010 03:00 AM
Arts, Computers, Electronics, Made On Earth, Retro |
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December 11, 2009
ライター式焼き印ごて

8年前、ボクはクッキーカッターとトーチを使って自分に焼き印を押した。父は、それを初めて見たとき、ボクが悪いギャングに連れ去られて、報復のために焼き印を入れられたのだと思ったらしい。父はボクが、現実よりもずっとエキサイティングな人生を送っているものと思い込んでいる。
ともかく、CoryはShapeways blogへのリンクを教えてくれた。そこに、彼らが開発した、3Dプリントによる小粋な焼き印ごてが載っている。普通の使い捨てライターのカバーをこれに交換するだけで使える。自分の名前でもギャングサインでもグループのマークでも、なんでもできる。これをライターに取り付けて、30秒間、火で炙って、あとは自分の肌に押し当てるだけ!
自分の肉が焼ける匂いが嫌いな人は、たとえば、Etsyで販売する木工製品なんかに使えば、けっこう目を惹くと思う。
[Boing Boing より]
訳者から:ShapewaysはPonokoみたいなMakerやアーティストのための加工サービスなんだけど、こちらはレーザーカットじゃなくて3Dプリント。金属製品を3Dプリントしてくれるというのが目玉みたい。なんか、すごく画期的な感じ。
- Sean Michael Ragan
[原文]
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Dec 11, 2009 01:00 AM
3D printings, Made On Earth, Toolbox |
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November 19, 2009
凄く狭いクルマ

見て、ママ、4つタイヤがあるバイクだよ。あれ、それだったらバイクじゃないや。えーと、ヨンク? みたいな。これはCosmos Muscle Bikesの4RWF V8だ。4輪の......、っていうか、10万ドルのマシンをオレに買わせたいのなら、まずはホームページ用のコピーライターを雇えって感じだね。[Born Rich より]
- Sean Michael Ragan
訳者から:ホントだ。バイク(クインク?)はめちゃくちゃかっこいいのに、サイトはめちゃくちゃヘボい。ビデオもしょぼすぎで、たらたら走ってるだけ。もっとど迫力な映像を見せてくれー!
[原文]
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Nov 19, 2009 12:00 AM
Gadgets, Made On Earth, Toys and Games, Transportation |
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November 18, 2009
自家製中判カメラ



Peter Johanssonは、プロ仕様と同等の中判カメラを自作している。一からすべて手作りで、現在は8割ほどできている。その途中経過を詳しく読むことができるよ。[Billy ありがとう!]
- Sean Michael Ragan
[原文]
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Nov 18, 2009 01:00 AM
DIY Projects, Made On Earth, Photography, Science |
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November 17, 2009
本物の骨から作られたドラゴンの骨の彫刻
エキゾチックでファンタジー風の工芸的なナイフを作るカスタムナイフ職人は数々あれど、ナイフの背景となるファンタジー世界の風景や神話や歴史までも自分で作ってしまった職人は、彼の他には知らない。
Virgil England は、1990年、アラスカのチュガッチ国有林の中に、実物大のドラゴンの骸骨を作り上げて写真を撮影した。これは彼自身のコメントだ。
地面から見えているドラゴンの体の一部は、全長5.4メートル、翼の高さは4.5メートルあります。骨格はクジラの骨と軟鋼の鋳物で作り、そこにトナカイの生皮を伸ばして縫い付けてあります。この作品は、「The Veil of Tears」(涙のベール)という約150センチの両手剣をディスプレイするために作りました。10 時間かけた撮影のあと、サンフランシスコで3日間展示され、その後、バイヤーに引き渡しました。
Virgilの手作りナイフはコレクターの間で非常に高い評価を受けている。彼のサイトでいろいろな作品を見ることができる。彼のチュガッチ・ドラゴンの写真と本人のコメントがネットで公開されるのは、これが初めてだ。写真をクリックすると大解像度で見ることができる。[ありがとう、Virgil!]
訳者から:美しい! 彼の作るナイフの美しさは、それこそ「ヤバイ」って感じ。
- Sean Michael Ragan
[原文]
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Nov 17, 2009 12:00 AM
Arts, Made On Earth, Makers |
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November 6, 2009
チャールズ&レイ・イームズが作った重力鉄琴





この "音楽のタワー" は、Eames Demetrios の短編映画「901:チャールズ&レイとイームズ・オフィス 45年後の記憶」(901: After 45 Years of Working)に登場する。「901」 では、有名なアメリカ人デザイナー夫妻チャールズ&レイ・イームズのオフィスが、1988年にレイが亡くなったことで解体される様子が記録されている。イームズのオフィスは、Makerの夢の国だ。完成したプロジェクトや未完成のプロジェクトが散乱し、工具や材料がきっちり分類されている。また、部屋の隅や隠れた場所に、かわいい安物の装飾が置かれている。
この映画の最初の数分間に、楽しい鉄琴のBGMが流れている。それはやがてイームズ夫妻がデザインしたオモチャの試作品から出ている音だとわかる。彼らのオフィスに、彼らが遊ぶために据え付けられていたものだ。
タワーは、約15センチ四方、高さ約4.5メートルの木製の筒で、正面はアクリル貼り、側板には、前後から鉄琴の音板を差し込むためのスロットがある。このスロットは、音板の音がよく振動するように、また入れ替えが簡単にできるように、少しゆるめになっている。音板は、内側がやや下を向くように、斜めに入るようになっていて、上からプラスティックの固いボールを入れると、音板を順番に叩きながら下へ落ちてくる。それが音楽となって聞こえるのだ。ボールは空気式の射出機によってタワーの上まで運ばれる。
このタワーが実際に鳴っている映像は、ネットでは発見できなかったが、「チャールズ&レイ・イームズ 映像作品集」DVD ボックスの1枚目に 「901:チャールズ&レイとイームズ・オフィス 45年後の記憶」が収められている。これには、古典的名作 「パワーズ・オブ・テン」の完成版とラフ版も入っている。ぜひお勧めしたい。
- Sean Michael Ragan
訳者から:「チャールズ&レイ・イームズ 映像作品集」はこれ。日本で発売されているDVDボックスにも「901:チャールズ&レイとイームズ・オフィス 45年後の記憶」は収録されている。
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Nov 6, 2009 12:00 AM
Made On Earth, Makers, Music, Remake |
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October 27, 2009
アンティーク時計に新しい命

誰かが古い懐中時計にプリント基板とLEDを埋め込んだのだと、思うでしょ? たしかにそうなんだけど、それだけの話ではない。ボクにすれば、これはアイデアと実行の産物だ。アイデア自体は、そんなにビックリするようなものではない。だけど、それを実際に作ったところがすばらしい。とにかくビデオを見て欲しい。これがどんなにクールなものか、わかるはずだ。本当に時を刻んでいる。"短針" と "長針" が文字盤の上を進んでいく様子は、John Taylorの Corpus Clockを思わせる。デザインの美しさと、技術の高さに加えて、この時計には、いい話がある。作者Paul Poundsの言葉を抜粋しよう。
私の祖父は時計師でした。2005年に祖父は亡くなり、私は祖父の壊れた懐中時計のコレクションを相続しました。私はマイクロメカニクスよりも、マイクロエレクトロニクスを得意とするので、祖父の修理を待っていた時計のひとつを電子の動きで甦らせることが、祖父への感謝の証になると考えました。子供のころから祖父とは遠く離れて暮らしていたため、祖父のことはあまりよく知りません。祖父は静かで控えめな人という印象ですが、このデザインは、祖父の時計師としての高度な技術に見合うものだと思います。全盛期には、祖父はオーストラリアで屈指の時計師でした。その確かで忍耐強い手先によって、時計の中のどんに小さな歯車や脱進装置も見事に調整していました。祖父はとくに、微細な婦人用腕時計の修理に長けていることで有名でした。
第二次世界大戦中、祖父の技術があまりに高度で貴重であったことから、軍役が免除され、かわりに、トゥウンバの鋳物工場で精密機械の組み立てにあてられました。もし軍に志願しようものなら、逮捕して国に引き戻すとまで言われたそうです。
Australian Horologist誌が、ピンの中心に穴を通すという難題に挑戦する技術者を募集したのですが、祖父は、縫い針から作った手製のドリルを使って、みごとに穴を貫通させました。しかし、それだけで満足する祖父ではありませんでした。別のピンをミニチュア旋盤でヤスリをかけて細くし、そのピンの穴に通したのです。さらに祖父は難易度を高め、3ペンス硬貨の縁にドリルで穴を開け、ピンを通しました。こうしたコインやピンをいくつも作っては、お客さんを驚かせていたそうです。<
祖父に見せることはできませんが、もし見てもらえたなら、祖父の壊れた時計が、新しくて使える物に生まれ変わったのを喜んでくれると思います。このプロジェクトは、祖父の思い出に捧げます。
[Hack a Dayより]

- Sean Michael Ragan
[原文]
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Oct 27, 2009 01:00 AM
Arts, Electronics, Made On Earth, Retro |
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September 18, 2009
自家製潜水艦


Chinadailyより:アマチュア発明家による自家製潜水艦だ。
2009年9月3日、タオ・シャンリーは北京の郊外にある湖での航行の準備を重ねている。アマチュア発明家のタオは34歳。彼が作ったのは、潜望鏡、深度調整タンク、電気モーター、圧力計、スクリュー2基を備えた本格的な潜水艦だ。古いドラム缶を材料に、リサイクルショップで揃えた工具を使って組み立てた。開発と建造にかかった月日は2年。費用は3万元(約40万円)とのこと。関連:
2009年1月8日、自家製歩行ロボットが引く人力車に乗っているのは、北京郊外の村で自宅周辺を歩いているウー・ユールー(農業)だ。このロボットは、趣味の発明家ウーが製作したなかで、最新、最大のもの。彼がロボット開発を始めたのは1986年のこと。廃材置き場で拾ってきた針金や鉄板やネジや釘を使って作っていた。
- Phillip Torrone
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Sep 18, 2009 12:00 AM
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May 7, 2009
Make: en Espanol 始動

『ピンキー・アンド・ブレイン』式に世界制服を目指す計画の一環として、というか我々流に言えば、世界作り直し計画の一環として、ここにMake: en Espanolの始動を報告する。これはスペイン語版のMake: Onlineだ。
Mauricio Gomez編集長とスタッフライターのみなさん、Maker Mediaファミリーにようこそ! メキシコ、中米、南米、スペイン、そのほかのスペイン語圏のみんなから、どんなすばらしいプロジェクトが紹介されるか、すごく楽しみだ。!Hola!
訳者から:メキシコ頑張れ。豚インフルエンザに負けるな!
- Gareth Branwyn
[原文]
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May 7, 2009 02:00 AM
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March 25, 2009
Meteotek - 高校生の高々度気球プロジェクト






Meteotekはスペインの高校で実施されている、気象観測用気球を作るプロジェクトだ。この気球は、気温と気圧のセンサー、GPS、無線、静止カメラを備えている。それが、2009年2月28日、打ち上げが成功した。彼らのFlickrのページはスペイン語表示だけど、写真を見ればわかる。今やアマチュアでも、高校生ですら、宇宙にまで届く高度な技術を扱えるようになった。これには本当に驚かされる。車の後部座席の指令センターは必見!
- Gareth Branwyn
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Mar 25, 2009 02:00 AM
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December 12, 2008
音楽的工業技術 - ロボットをもっと音楽的に、創造的に、表現豊かに

写真:Jeff Lieberman
ロボットがもっと音楽的に、創造的に、表現力豊かになったらいいと思わない? ミュージシャンでロボット研究家のDan PaluskaとJeff Liebermanは、ウェブに接続する形の"ロボティック・メカニカル・オーケストラ"を作った。これは、ゴムボール砲から玉を打ち出してマリンバを演奏し、伝統的な打楽器を叩き、メカの指でワイングラスの縁をこする。このマシンは"Absolute Quartet"(アブソルートカルテット)と呼ばれ、ユーザーがウェブ上で作曲したメロディーに、人工知能で考えたリフを乗せていく。
「本質的には、このマシンはモーターと金属とソフトウェアだけのもの」とMIT出身者の彼らは語る。「ただし、それらのエレメントのデザインが、マシン全体の"個性"を作り出す。それこそが、マシンとオンラインのユーザーとの間のクリエイティブな対話を可能にするんだ」
もちろん、この対話は1回だけで済むものではない。何度も何度も繰り返されるべきものだ。彼らはテクノロジーの部分が"消滅"して、純粋にクリエイティブな体験だけが残るようにしたいと考えている。しかしそれには、3,000個もの特注パーツと10,000個の市販パーツを上手に調和させる必要がある。
さらに、50万個の特注ゴムボールを4メートル離れたマリンバの鍵盤に命中するように打ち出す必要もある。
「10,000回に1回以上ミスをすると、ぶち壊しになる」と彼らは語る。そこで2人は、基本原理が異なる4種類の打ち出し機構を試し、1つを選び出した。バネと回転するアームを使ったものだ。
そして彼らは、1人のエンジニアに相談を持ちかけ、スエードの指を共鳴させるためのポリエチレングリコールジメタクリレートのような、メンテナンス不要の魔法の素材を探した。さらに、35音分のワイングラスを揃えるために、プロのグラスハーピストのスキルも必要だった。
「音楽家でありロボット研究家でもある我々は、この2つのコンビネーションをいつも考えていました」とPaluskaとLiebermanは話す。完成した作品では、数百年前の打楽器やグラスアーモ二カが、現代の工業ロボットが合体している。音楽家にして発明家であり、最初にグラスアーモニカを作ったベンジャミン・フランクリンも、誇りに思うことだろう。
>> アブソルート・カルテット: absolut.com/absolutmachines(英語)
>> 組み立ての様子: bea.st/sight/absolut(英語)
Made on Earthより - Make英語版 Vol.14、18ページ - Peter Kirn
- Phillip Torrone
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Dec 12, 2008 02:00 AM
Made On Earth, Music, Robotics |
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