News from the FutureArchive: News from the Future

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June 28, 2007

XFinger


X-Fingerの驚くべきビデオ -

X-Fingerは、指の一部を切断した人のために開発された、世界初の動く義指です。これを装着することで、義指に内蔵された機構により、装着者の思いのままに屈伸ができます。本物に近いシリコンの人工指に内蔵して使えるようになっています。
xfinger - [via] Link

訳者から: 電気や複雑なシステムを使わず、ごくシンプルなメカニズムだけで指を動かす。こういう単純な機構こそ本当の"発明"って感じがするよね。

[原文]

Posted by Tetsuo Kanai | Jun 28, 2007 01:51 AM
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June 7, 2007

巨大ビーチボール型衛星アンテナ



Paul Gierowの "big ball of connectivity"です。空気で膨らむアンテナを使って、いつでもどこでも人工衛星と通信ができるというシステムです。-

これは巨大なビーチボールではありません。超軽量、超ポータブルな空気で膨らむアンテナ、GATR-Comです。ボールの中にアンテナが内蔵されていて、どこでも超高速ブロードバンドで人工衛星との交信ができます。災害救助隊、世界を飛び回る映像作家、最前線の部隊など、遠隔地からビデオやインターネットや電話の通信を必要とするあらゆる人のニーズに応えます。

A Big Ball of Connectivity(ポピュラーサイエンス発明賞受賞) - Link

[原文]

Posted by Tetsuo Kanai | Jun 7, 2007 02:08 AM
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May 16, 2007

砂糖電池

Img 1022

このバッテリ技術は将来有望みたいだね -

近い将来、携帯電話やiPodはジュースで動くようになるかも。ミズーリ州セントルイス大学の研究者が、ソフトドリンクや木の汁など、実質的にあらゆる砂糖分で駆動する燃料電池を開発した。1回の充填で通常のリチウムイオン電池の3倍から4倍長持ちするということだ。

一般消費者にすれば、今よりもっと長い時間、携帯電話で話をしたり音楽を聴いたりできるようになるということ。この新型電池は、コンピューターを含む数多くのポータブル電子機器に利用できるという。しかも、生分解が可能。彼らの研究結果は、今日、American Chemical Society(米国化学会)の第233回全国会議で発表された。

'Juiced-up' Sugar-Fueled Battery Could Power Portable Electronics - Link

訳者から: 英語では、クルマにガソリンを入れたり電気器具に充電するときに「ジュースする」という表現を使うんだよね。だから、この最初の一行は、それを引っかけた駄洒落になってたんだけど、日本語にできませんですいません。こんな正直な翻訳者っていないと思うんだけど......。いや、そんなことより、これものすごく画期的じゃない? 燃料電池の燃料がアルコールとかだと飛行機の持ち込みも難しいけど、コーラでオーケーならバッチリ問題なし。飛行機の中ならタダだし。すごいよ、これ!

[原文]

Posted by Tetsuo Kanai | May 16, 2007 01:58 AM
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May 10, 2007

21世紀の製造業はこう変わる

大小さまざまなモノづくりの現場が今どうなっているかを記した「The Transformation of Manufacturing in the 21st Century」(Lawrence J. Rhoades)が、なかなか面白い。「......新しい産業革命によって、人々は住みたいところに住み、その場その場で欲しいものを作っていくという生活が実現する......」

オープンソースハードウェアのプロジェクトや3Dプリンターから、キットやETSYのような会社まで、すばらしい内容だ。

ミクロサイズの微粒子から作った薄い皮膜から製品を形作る技術は、設計に自由をもたらし、製品の部品数を劇的に減らすこととなる。さらに、部品の取り付け器具など不要になり製品が軽量化され、余計な素材やエネルギーを無駄にすることなく機能を最適化できるようになる。部品製造に使われなかった微粒子は、次の(あるいはまったく別の)部品にリサイクルされる。古い製品や不要品に含まれる金属は、それぞれの現場で金属パウダーにリサイクルされ、将来の製品の原材料となる。したがって、在庫の保管コストやリスク、運搬コストが激減し、エネルギー、材料、労働力の節約ができる。

おまけに、この製造工程は高度に自動化されるので、製品の製造、消費者への配送に必要な人材も大幅に減らすことができる。それにともない、物理的製品の製造工程における低賃金の工場労働者、いわゆるタッチレイバーが競争に与える影響力も少なくなる。

革新的な製品のデザインの需要は劇的に増大するであろう。デザインは電子的にやりとりができるので、デザイナーはどこにいても仕事ができる。工業デザインの重要性が低くなり、デザインの優劣は、基本的に、消費者の嗜好をどれだけ理解し対応するかという点にかかってくる。そのため、消費者の近くで暮らしたいと考えるデザイナーも増えるだろう。

たとえ、遠いところでデザインされた製品でも、製造は現地でできる。実際の製品は、消費者が住む土地でリサイクルされた原料を使って、"自分の家"で、または"近所で"作られるようになるだろう。それにより、大都市は商業的な優位性を失い、都市の住民は地方に分散されるようになるのである。

The Transformation of manufacturing in the 21st Century - Link

訳者から: 写真もなくてすみません。これは、ミクロサイズのプラスティックや金属の粒子を吹き付けて形を作る3Dプリンティングや皮膜を重ねて物を作るレイヤー製造法で工業界の仕組みが変わるぞっていう報告書の「結論」部分の抜粋。ここだけ読むと、たしかにMake的な未来の到来を予感させる楽しい内容だけど、全体を読むと、アメリカの工業の没落を食い止めるために、工業技術的にはどーしたらいいかっていう趣旨で、夢の未来のお話というわけではない。最後に、この製造方法は発展途上国の消費者にも大きな恩恵をもたらすだろうが、途上国を支えている単純労働力への打撃を大きいだろうとも書かれている。一国や一企業が潤うだけの革命なら、19世紀的だわよね。でも技術の流れはそっちに向かっているわけで、世界中のみんながよく考えておく必要がある。そこは19世紀と違うところだ。戦争なんてやってる場合じゃあい。......いやあ、年を取ると物事に批判的になっていけません。わっはっは......。

[原文]

関連:
オープンソースハードウェアって何? - Link

Posted by Tetsuo Kanai | May 10, 2007 03:13 AM
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May 8, 2007

News from the future: 空飛ぶ風力発電所 - 空のエネルギーを活用

Skywindpower

エコノミスト誌は、風力発電用風車の用地問題を解決するひとつの可能を紹介している。空に飛ばしちゃうんだって!

あなたが住んでいる地域がもし風が強いところだったら、10キロメートルの上空に家がなくてよかったと感謝すべきだ。なぜなら、そこでは常に地上の何倍もの強さのジェット気流が吹き荒れていて、そのエネルギーは100倍にもなるからだ。

石油会社が新たな資源を求めてより深く穴を掘るように、風力工学のパイオニアたちは、新しいエネルギー源を求めて空を見上げている。通常の風車が届くような高さではない。現在、もっとも高い風車でもたかだか200メートル程度しかない。そこで、まったく新しい技術を導入してそのエネルギーを活用する必要がある。つまり、空飛ぶ発電機だ。

なかでももっとも野心的なアイデアは、Dave Shepard率いるサンディエゴのSky WindPower社のものだ。Shepard氏の技術者としての経歴は、第二次世界大戦中、旧日本軍の暗号を解読する仕事から始まった。その後、書き文字を読み上げる機械を開発し、その技術は今日でも銀行のカードなど幅広い分野に応用されている。

Flying wind farms [via] - Link

関連:
News from the Futureニュースレターのお申し込みはこちらから。- Link

[原文]

Posted by Tetsuo Kanai | May 8, 2007 02:58 AM
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May 1, 2007

ラジコンカー用燃料電池キット


ラジコンカー用の燃料電池です。お値段1500ドル! しっかし、これがメチャ速い!

H-cellは、広く普及しているタミヤのTT-01型シャーシに簡単に取り付けられるラジコンカー用のアップグレードキットです。H-cellシステムは、Horizon Fuel Cell Technologiesが開発した燃料電池で、30Wの空冷、空気呼吸、自己加湿式のPEMスタックと青く光る冷却ファンがスマートなアルミケースに納められています。またこのキットには、電子制御装置、小型圧力調整器、そして、水素を貯蔵する"ラック"には、10Lメタルハイドレードキャニスターが3基、備えられています。1回の充填で、最大出力の状態の場合、H-cellは時速35キロで約1時間、模型自動車を走らせることができます。従来のNiMH(ニッケル水素)電池ならば約15分といったところです。

HORIZONFUELCELL - [via] Link

[原文]

訳者から: やっぱり燃料電池だな、これからは。うん。そんな気がしてきた。

Posted by Tetsuo Kanai | May 1, 2007 11:12 AM
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April 17, 2007

News from the future: 未来の先生はバーチャル人間?

Uic Researchers Avatars

Slashdotで見つけたニュース。Timの News from the Futureニュースレターにもあります。Rolandの記述によれば -

イリノイ州とフロリダ州の研究者が実際の人間のバーチャル代理人を作り、知識を高めるというネットワークシステムを開発している。人工知能と自然言語処理ソフトウエアを組み合わせて、人の"身代わり"との会話を可能にする。National Science Foundation(NSF)の出資のもとに行われているこの研究の目標は、本物の人間と話しているのと同じように、完璧に言葉を理解し、質問に答えられるバーチャル代理人を作ることにある。その結果は、2008年のはじめには見られるという(うまくいけばの話)。

訳者から: 完璧な偽人間。そこまでやる必要があるのかどうかビミョー......と思ったけど、下の2つめのリンク(UIC News Release)を読むと、ある特定の知識を豊富に持ったバーチャル人間になんでも質問ができるシステムを目指しているようで、それなら意味はあるかなと。パソコンのサポートのお姉ちゃんに「そんな症状は報告されてませんが......」と言われて腹が立つこともなくなる。何をどう聞いていいかわからない曖昧な質問でも、こちらのニュアンスを汲み取って理解してくれるというところまで考えているらしいから、そーゆーことなら頑張ってほしいね。

こちらもどうぞ:

  • Our next teachers: avatar experts - Link.
  • Virtual reality for virtual eternity - Link

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[原文]

Posted by Tetsuo Kanai | Apr 17, 2007 04:29 AM
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April 10, 2007

News From Future: 生きた毛皮を培養

Victimless Leather01
Victimless Leather02
これは驚き。2人のアーティストが即席の研究室でコート用の毛皮を作ってしまった。-

動物を殺さずに毛皮のコートを作れるか? 答えは、ある意味、イエス。Oron CattsとIonat Zurrという2人のアーティストがそれを実現したのだ。イスラエルのホーローンにあるIsraeli Center for Digital Artの"Victimless Leather"(犠牲なき皮革)という施設で公開された。2人は、この目的のためににわかに作った研究所で、生きた皮の細胞から小さな毛皮を作り出した。研究所での特別な技術を使うことで、細胞から毛を生やしたのだ。11日間にわたり、2人のアーティストは細胞に"餌"を与え続けた。すると、細胞は成長し、分裂し、ミニサイズの毛皮となった。そして最後の日、2人は餌を与えるのをやめて、毛皮を"殺した"この実験を見学した人たちには、自分たちで作る方法も伝授された。

The art of science - Haaretz - Israel News - [via] Link

訳者から: なんか、チキンジョージを思い出しちゃったなぁ。

関連:

  • Victimless Leather- A Prototype of Stitch-less Jacket grown in a Technoscientific "Body" - Link
  • Sign up for the News from the Future newsletter here - Link

[原文]

Posted by Tetsuo Kanai | Apr 10, 2007 06:18 AM
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安価になった"3D印刷"

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New York Timesに、安価な方式から高価な方式まで、3次元印刷に関するよい記事が掲載された。(写真はLEGOで作った宇宙船 Marty Katz: The New York Times)

この数十年間、電子産業は平面画像のコピー、電子メール送信、印刷、FAXなどに多大な予算を投じてきたが、今や、同じことを三次元の立体で"形作ろう"としている。今やどの国の工業デザイナーでも、数万ドルという価格さえ払えば3Dプリンターや3Dスキャナーが手に入るため、彼らにしてみれば珍しい話ではないのだが、今や、ホビイストや小規模事業者でも手の届く低価格帯でこれらのツールが手に入る時代になったのだ。

何台ものカメラを並べたレーザースキャナーは、物体の主だった凹凸や割れ目や角や面を取り込んで信号化する。このデータはコンピューター上で変形や加工ができる。そして3Dプリンターに送られるわけだが、ここはまるで異世界の処理工程となる。プリンターからは加工されたバージョンの物体が生み出されるわけだが、そこではレジンやデンプンなどを使ってデータが実体化される。

Beaming Up 3-D Objects on a Budget - New York Times - Link

関連:<

  • Color 3D Prints - "Print" World of Warcraft characters - Link
  • Avatar... in real life (3D printing) - Link
  • Contour Crafting - 3D printing houses - Link
  • Printing out real 3D objects... - Link
  • What a 3D Printer can't do... - Link

[原文]

Posted by Tetsuo Kanai | Apr 10, 2007 04:35 AM
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