Archive: Online
January 18, 2012
Best of MAKE: クラウドファンドの年
Makeでは一般的な用語を使うべきなのだろうが、今のところ、我々にとって「クラウドファンド」は、基本的に「Kickstarter」と同義語だ。Make Onlineのアーカイブだけでも、Kickstarterで検索すると100本の記事が出てくる。初めて記事にしたのが2009年10月だった(MakerBeamのプロジェクト)。これに対抗できるメジャーなクラウドファンドのサイトとしてMakeで大きく扱われたのは、IndieGoGoだけで、記事の数は8本。そのうち、当時資金を募集中のプロジェクトとして直接リンクを張ったのはひとつだけだった(結果的に目標額には達しなかった)。
というわけで、建前はともかく、この記事は、Makeが見たKichstarterの1年という内容になる。2009年、マンハッタンに設立されたKickstarterは、その年、Make Onlineに掲載された記事は4本だったが、2010年には33本となり、2011年は62本を数えた。これには、ちょっと触れただけのものや、プロジェクトへのリンクがないものは含まれていない。また、特定のプロジェクトの続報記事も除かれている。2011年、Makeには24のKichstarterプロジェクトが紹介された。そのうち、Greg LeyhのLightning Foundryと、Eric StrebelのSolar Voxを除くすべてで、出資金が目標額を越えた。
もっとも多くの資金を集めたもの

2011年最大のKickstarterは、我々が定めた6つの基準のうち3つでトップとなったBrook DrummのPrintrBotで決まりだ。500ドルのFDM/FFFプリンタキットで、2011年の12月17日までに830,827ドルを集めた。この年、Makeが記事にしたプロジェクトの中で最高額であっただけでなく、Kickstarter史上2番目の額となった(Wikipedia調べ)。
- 830,827ドル -- Printrbot: 初めての3Dプリンタ (Brook Drumm) -- Makeの記事
- 259,293ドル -- HexBright オープンソースの懐中電灯(Christian Carlberg) -- Makeの記事(英語)
- 131,220ドル -- The Oona: スマートホン用スタンド (Sam Gordon) -- Makeの記事(英語)
- 114,796ドル -- Romo- スマートホンのロボット(Romotive) -- Makeの記事(英語)
- 96,248ドル -- Trebuchette - はめ込み式卓上投石機(Michael Woods) -- Make の記事(英語)
もっとも驚きだったもの

私が言うところの「驚き」とは、目標額をどれだけ超えたか。たとえば、PrintrBotの目標額は25,000ドルだったが、最終的に830,827ドル、つまり3300%となった。額もトップなら、超えた額もトップだ。その次は、Andrew HydeのRecord Monsters(上の写真)だ。レコード盤をレーザカットして虫や動物のモデルを作るという比較的素朴なプロジェクトだ。集まったのは15,000ドルに過ぎないが、目標額が500ドルだったと聞けば驚くだろう。
- 3,323% -- Printrbot: 初めての3Dプリンタ (Brook Drumm) -- Makeの記事
- 2,950% -- Record Monsters - レーザカットで作るレコード盤パズル (Andrew Hyde) -- Makeの記事(英語)
- 1,312% -- The Oona: スマートホン用スタンド (Sam Gordon) -- Make の記事(英語)
- 836% -- HexBright オープンソースの懐中電灯(Christian Carlberg) -- Make の記事(英語)
- 739% -- Project ShapeOko: 300ドルで作れる CNC マシン(Edward Ford) -- Makeの記事
ひとりあたりの出資額がもっとも多いもの

PrintrBotが460ドルでトップになった3つめのカテゴリー。後援者の人数で総出資額を割った平均出資額だ。第2位はEric Aganのisostick。ハードウェアレベルで光学ドライブをエミュレートできるUSBメモリだ。これがあれば、ネットブックなどのデバイスにOSをインストールするためにUSB外付け光学ドライブをいちいち持ち歩かなくてもよい。去年の7月、私も isostick に225ドルの出資を行った。つまり、159ドルの平均額よりも多く貢献しているわけだ。このプロジェクトに関するその後の経過については、この記事の最後を見てほしい。
- 459.53ドル -- Printrbot: 初めての 3D プリンタ (Brook Drumm) -- Makeの記事
- 158.97ドル -- isostick - USBメモリの中の光学ドライブ(Elegant Invention) -- Makeの記事
- 122.56ドル -- The Lightning Foundry(Greg Leyh) -- Makeの記事(英語)
- 108.11ドル -- Solar Vox パーソナル USB 太陽光充電器(Eric Strebel) -- Makeの記事(英語)
- 99.65ドル -- Romo- スマートホンのロボット(Romotive) -- Make の記事(英語)
ひとりあたりの出資額がもっとも少なかったもの

このカテゴリーのトップ2つは、奇遇にも同じカメラのレンズキャップをなくさないためのシステムだった。ひとつは私自身が記事を書いた。もうひとつはAdamが書いている。レンズキャップに関しては、多くの写真愛好家に共通する、よほど大きな問題になっているようだ。またこのカテゴリーには、2つのアート系プロジェクト(Matthew Goodman の Playa Time-Laspムービー と、Sandy Antunesの宇宙カリオペ)が含まれている。このランキング全体では、このほかすべてが技術開発系のプロジェクトで占められていることを考えると、興味深い。
- 21.60ドル -- カメラレンズのキャップホルダ(Mark Stevenson) -- Makeの記事(英語)
- 26.09ドル -- The Nice Clip - ユニバーサル・レンズキャップホルダ(Nice Industries) -- Makeの記事(英語)
- 32.04ドル -- Playa Time-Lapse 2.0(Matthew Goodman) -- Makeの記事(英語)
- 33.52ドル -- The Oona: スマートホン用スタンド (Sam Gordon) -- Make の記事(英語)
- 36.58ドル -- Capturing the Ionosphere: 電離層カリオペ(Sandy Antunes) -- Makeの記事(英語)
もっとも後援者が多かったもの

私は2011年の「総合次点」として、Sam GordonのOona: 自由に組み立てられるスマートホンスタンド・システムを推挙したい。PrintrBotと同様、我々が考えた6つのカテゴリーのなかの「もっとも多くの資金を集めたもの」と「もっとも驚きだったもの」など4つのカテゴリーで上位5つに入っている。しかし、これが一位に輝いたのは「後援者の多さ」ただひとつだった。「ひとりあたりの出資額がもっとも少なかったもの」でも4位に入っている。後援者ひとりの平均出資額は33.52ドルだ。
- 3,915 -- The Oona: スマートホン用スタンド (Sam Gordon) -- Makeの記事(英語)
- 3,156 -- HexBright オープンソースの懐中電灯(Christian Carlberg) -- Makeの記事(英語)
- 1,876 -- Trebuchette - はめ込み式卓上投石機(Michael Woods) -- Makeの記事(英語)
- 1,808 -- Printrbot: 初めての3Dプリンタ (Brook Drumm) -- Makeの記事
- 1,152 -- Romo- スマートホンのロボット(Romotive) -- Makeの記事(英語)
もっとも意欲的だったもの

世界最大のテスラコイルで自らの記録を塗り替えようとしたGreg Leyhは、Makeが紹介した Kickstarterプロジェクトの中で群を抜く目標額を掲げていた。第2位のプロジェクトの7倍以上だ。ご想像どおり、目標金額を集めることはできなかった。12月10日の締め切り時点で1割をわずかに超える程度に止まった。しかし、Gregの大いなる野望には拍手を贈りたい。じつに途方もない計画だったからね。
- 348,000ドル -- The Lightning Foundry (Greg Leyh) -- Makeの記事(英語)
- 48,000ドル -- Trebuchette - はめ込み式卓上投石機(Michael Woods) -- Makeの記事(英語)
- 35,000ドル -- Solar Vox パーソナル USB 太陽光充電器(Eric Strebel) -- Makeの記事(英語)
- 33,000ドル -- 日本の放射能探知ハードウェアネットワーク(Marcelino Alvarez) -- Makeの記事(英語)
- 32,000ドル -- Romo- スマートホンのロボット(Romotive) -- Make の記事(英語)
これまでとこれから
2011年にMakeで紹介したKickstarterプロジェクトは24件のうち、目標額かそれ以上の出資金を獲得できたのは21件(87.5%)で、失敗したのは3件だった。 Wikipedia(英語)によれば、全体の出資金獲得率は44%とのことだが、だからと言って、これは私たちが有望なプロジェクトの発掘に長けているという意味にはならない。大抵は、人気が高まったプロジェクトだけが、私たちのレーダーに引っ掛かるからだ。私は個人的に、Kichstarterで目標額を達成したプロジェクトだけを紹介するよう決めている。それは、まだ目標額に達していないプロジェクトを記事で紹介して欲しいというスポンサーからの多くの申し入れに対して、何を載せるべきかと思い悩む気苦労をなくすためだ。
本当に支援したいと思ってプロジェクトに出資する側に話を移そう。私の場合、Kickstarterに出資したことが1回だけある。上にも書いたがEric Aganのisostickだ。8月22日に目標額を達成したのだが、32GB isostickはまだ送られてこない。期限は確約されていないし、事業が始まったこともわかっている。Ericはまめにプロジェクトの進行状況を報告してくれるし、最初の興奮はやや冷めてきたものの、出資したときの気持ちは変わってないし、かならずその報酬を受け取れると確信している。
しかし、これがいいか悪いかは、人によって違うようだ。クラウドファンド革命の興奮の裏には、どうしても醜聞や反動がついてまわる。私がKickstarterに感じている問題は、現在の形では出資者と顧客との線引きが曖昧になっているという点だ。Kickstarterに出資を決めた人たちの大半は、顧客感覚だと思う。しかし、Kickstarterの利用規約には、出資者は投資家であると明記されている。出資に見合う報酬がかならず得られるとは限らないことが表されている。またはそのように暗示されている。それに、プロジェクトの不履行を知らせる明確なフィードバックチャンネルがないことも加味して、私はこう考える。お金に関する問題に共通することだが、健全な懐疑心は常に持っておくべきだ。
Kickstarterに関する体験から意見がある方は、どんどん知らせてほしい。
- Sean Ragan
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Jan 18, 2012 12:00 AM
Maker Pro, Makers, Online |
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September 28, 2011
Thingiverseのキューブギヤ現象


今朝、Thingiverseのユーザーで私の同僚dougc314がブログに掲載した電動キューブギヤのビデオに目を奪われた。これは、別のThingiverseユーザー、emmettの、たくさんコピーされたネジなしキューブギヤを元に作ったものだ。角のギヤをひとつ外して、代わりに、キューブギヤがずっと回り続けるようにモータを埋め込んだ台に取り付けられている。
ネジなしキューブギヤは、emmettの2つめのプロトタイプ(最初のものはネジを使っていた)で、Greg Frostが2010年に作ったブロークンハートからヒントを得たdougc314は、この電動式を考えた。ブロークンハートは、動くペーパークラフト作家、中村開己の作品(2008年の記事)を元にしている。[nerdstinkより]
- Sean Michael Ragan
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Sep 28, 2011 12:00 AM
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September 15, 2011
プロジェクト・グーテンベルクのマイケル・ハート:デジタル図書館の開祖にして生涯Maker

プロジェクト・グーテンベルクの創始者マイケル・S・ハートが、今週、イリノイ州アーバナで亡くなった。64歳だった。彼は単独で世界初の電子書籍を作り、やがて、ASCIIテキスト形式のデジタルデータで本を提供する世界的な運動へと発展させていった。彼の目標は、電子書籍を、誰もが、どんなデバイスを使ってでも読めるようにすることだった。本当の公共図書館を作るという彼の努力は、永遠に語り継がれる伝説となった。そしてハートは、フリー運動、オープンソース運動の創始者のひとりに数えられている。初期のプロジェクト・グーテンベルク書籍はタイプミスが多かったが、後に打ち込みと校正を手伝う多くの人たちによって、品質が向上していった。現在、そのテキストは、ほとんどの主要形式に変換され、オーディオブックまで作られている。アマゾンとアップルが支配している今の商業生態系の中にあっても、無料電子書籍は、電子書籍を公共財産にしようと奮闘したハートの努力の賜物だ。
今日、プロジェクト・グーテンベルクでは世界の文学作品が読める。19世紀にエドマンド・ベケット(グリムソープ卿)によって書かれたA Rudimentary Treatise on Clocks, Watches and Bells(置き時計、懐中時計、ベルの基本管理術)のような掘り出し物もある。
ハートの死亡記事には、彼が生涯Makerだったと書かれている。
ハートは熱心な技術者であり未来学者でもあった。生涯ティンカラーであり、ラジオ、ステレオ、ビデオ、そしてもちろんコンピュータと、時代時代のテクノロジーを自分の手を使って学んでいった。彼は常に未来を見つめ、技術発展の姿を予測していた。彼が夢見ていた未来像のなかに、いつか誰もが自分だけのプロジェクト・グーテンベルクのコレクションや、望みの書籍のセットを持つことができるというものがあった。これは、安価な大容量ハードディスクと、携帯電話などのポータブルデバイスの普及によって実現した。
(中略)
大変な倹約家だったハートは、一生を通して多くの物を所有し、多くの友人に囲まれていたが、ほとんど金は使わなかった。医者にかかることはせず、たいていは自宅治療で済ませた。家や車は自分で修理した。コンピュータやステレオや、さまざまな装置を、廃品を使って手作りした。
思うに、ハートは機械いじりが好きだったからデジタル公共図書館が作れると確信したんだろうね。しかも本来のDIY方式で。つまり、最初は独力で始めて、やがて仲間を引き込んで協力態勢を作っていく。1990年代、多くの政府機関、教育機関、基金などの資金がデジタル図書館の研究開発に使われるようになったが、ハートのアプローチは、ずっと社会的で文化的なインパクトも強かった。マイケル・S・ハートは、まさに私たちみんなの手本だ。
私は、この死亡記事の最後に引用されていたハートの言葉が好きだ。「学ぶことは、それ自体が報いである。それがすべてだ(Learning is its own reward. Nothing I can say is better than that)」
英語版編集者注:ハートはRepRapプロジェクトのメンバーでもありました。そのことはDisruptive Technologyにも書かれています。
- Dale Dougherty
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Sep 15, 2011 12:00 AM
Makers, Online |
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August 29, 2011
How-To:退屈な農作業をダイナマイトでぶっとばす

たしか第一次世界大戦の時代の「Boy Mechanic」誌だったと思うけど、「さあ、金物屋さんに行ってダイナマイトを買ってこよう」なんて一文で始まるDIYプロジェクトの記事があった。こんな書き出しで紹介するプロジェクトは、いくつでも思い浮かぶ。それより、今、こんな書き出しの記事をがんがん書いてみたいもんだ。
悲しいかな、今はもう強力な爆薬を気軽に店で買える時代ではなくなってしまったけど、DuPont社が1910年に配布してた販促パンフレット「Farming With Dynamite」の美しいスキャンコピーで、そんな時代の魔法を追体験できる。これは、Autodeskの創設者、John Walkerが彼のサイトに掲載したものだ。10ページほどのこの小冊子のハイライトは、ダイナマイトによる切り株の除去、地下室の掘削、耕作などだ。残念だったのは、ダイナマイトの獣医学、教育、医療への応用についてこの号には書かれていなかったことかな。 [Boing Boingより]
- Sean Michael Ragan
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Aug 29, 2011 12:00 AM
Home and Garden, Online, Retro |
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June 6, 2011
Knot Zoo - 数学的結び目のシミュレータ

ちょっと古いけど楽しいページだ。視角化ソフト、KnotPlotを開発したカナダ人、Robert Schareinのサイトにある。結び目は交差の数で分類されている。クリックすると、3Dモデルをいろいろな角度から見ることができるよ。[Maxwell's Demonより]
- Sean Michael Ragan
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Jun 6, 2011 01:00 AM
Imaging, Online, Science |
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March 25, 2011
Prototyping Lab:自分の生活環境の放射線量を計測したい


『Prototyping Lab』の著者、小林さんがこの本の追加レシピとして、「レシピ39:自分の生活環境の放射線量を計測したい」を公開しています。SparkFunで販売されているガイガーカウンター(SEN-09848、3/25時点で品切、バックオーダー受付中)とPachubeを使って自分の環境の放射線量を計測し、他の地域と比べることを可能にする方法です。ガイガーカウンターとPCを使った場合、ガイガーカウンターとArduinoを使った場合の二通りの方法について解説されています。
O'Reilly Japan - Prototyping Lab
Ebookは3/26 0:00まで被災者支援キャンペーンとして半額で販売中です。プロモーションコードDDJPNを、カートの画面で入力し必ず「再計算」を行なってください。
小林さん、ありがとうございます!
Posted by Hideo Tamura |
Mar 25, 2011 07:00 AM
Arduino, Electronics, Online |
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February 14, 2011
ブラウザーで使える3Dモデリングツール



3DTinは、ウェブベースの 3D モデリングツール。上に並んだモデルを見てわかるとおり、3DTinはボクセル式。つまり、立方体を組み合わせてオブジェクトを作るというものだ。
立方体を組み合わせて3Dモデルを作るというのは、制約が多すぎるようにも思えるが、ソフトウェアはとても使いやすく、パズルやパズルのピースを作るときは、この方式のモデリングがやりやすい。いちばん上の写真は、Matt Metsが3DTinで作ってMakerBotでプリントしたビー玉パズルだ。MakerBot Industriesもこのコンセプトに大変な興味を持っていて、3DTinは、Thingiverse に直接エクスポートできる機能を追加した。
- Sean Michael Ragan
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Feb 14, 2011 01:00 AM
3D printings, Computers, Online |
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January 12, 2011
Dorkbotのプリント基盤共同購入作戦

Dorkbot PortlandのLaenは、プリント基板の共同購入 PCB Orderプロジェクトを1年前に開始した。友だちから試作ボードの注文を集めて、大口にして製作業者に発注するというものだ。細かいボードをひとつの大きなボードにまとめて発注したほうが、細かいボードをバラで発注するよりも安くなるそうだ。そこで、みんなの注文を集めてまとめて発注することで、ひとりあたまのコストも下がるというわけ。今のところ順調にいっているようだ。Daft Punk helmet、LED clock、arrow flight data recorder、FPGAプロジェクトいろいろもこのPCB ORDERから生まれている。やったね、Laen!
- Matt Mets
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Posted by Tetsuo Kanai |
Jan 12, 2011 12:00 AM
Electronics, Online |
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December 22, 2010
印刷して折って作る「トロン」(前作)のビット
- Sean Michael Ragan
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Posted by Tetsuo Kanai |
Dec 22, 2010 12:00 AM
Computers, Online, Paper Crafts |
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November 2, 2010
OpenStreetMap - Makerによる地図作りプロジェクト
OpenStreetMap(OSM)の創設者、Steve Coastは、ユニークな編集型世界地図プロジェクトに関する本を執筆中だ。Steveは2004年にOSMを創設して以来、ずっと熱心に活動を続けてきた。彼は夫婦でデンバーに住み、ハンググライダーやハンマーのコレクションを楽しんでいる。- Gareth Branwyn

地図だってDIYして悪いことはない。他の物作りと同様、部屋の中や屋外で体を動かし、昔ながらの、または最新の方法でデータを集めて、できたときには達成感が味わえる。
まず問題点から考えてみよう。現代の地図は、大抵、古くて間違っている。それに高価だ。地図が完成するころには、もう道路が変化している。だからまたすぐに外へ飛び出して修正しなければならない。道の名前が変わったり、封鎖されたり、そうしたことで地図は実際と違っていく。地図が古くなるほど違いは大きくなる。地図は高価でライセンス料も高い。国の地図を作るという作業には大変なコストがかかるため、地図製作をやろうという会社はほんの数社しかなく、投資の元を取ろうとすれば高くなって当然だ。
ブリタニカ百科辞典とウィキペディアの台頭を思い起こさせる。古くてズレている? そのとおり。高い? そのとおり。ライセンス料が高い? そのとおり。
そこでOpenStreetMap(OSM)だ。OSMはオープンライセンスの世界地図であり、誰もがその製作に参加できる。修正したり通りを追加したいと思ったら、自分でできる。ハイキングコースやスキーコースを加えることも自由だ。希望があるかぎり、どこまでも際限なく続いていく。
実際にどうすればいいのだろう? 地図にしたい道を歩いて、GPSでトレースするのだ。そして沿道の目印を記録していく。小川の名前や、国道の速度制限、水飲み場の位置などだ。記録方法は自由。紙と鉛筆でもいい。写真を撮ったり、ボイスレコーダーに声で記録してもいい。部屋に戻ったら、フリーツールや地図製作サイトを利用して集めたデータを地図にまとめていく。ただし、これは中毒になるからご注意。
OpenStreetMapは地図製作だけに留まらない。-- これは世界中の30万人の協力者からなる巨大なコミュニティでもある。定期的に地図製作イベント(マッピング・パーティー)が催され、初心者に地図の作り方を教えたりしている。また、2011年にはデンバーで国際会議が開かれることになっている。
OSMについてもっと詳しく知りたい方は、ウィキやブログやヘルプフォーラムを参照してほしい。あなたの地元の地図を見て、修正すべき箇所を探してみよう。頭で考えるより簡単だ。地元のMakerやハッカーのグループにも教えてやろう。
- Steve Coast
訳者から:日本でも活発な活動が行われています。OpenStreetMap Japan
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Posted by Tetsuo Kanai |
Nov 2, 2010 12:00 AM
Computers, DIY Projects, Education, GPS, Mobile, Online |
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October 25, 2010
Flickrの写真からわかったクジラの記録的な大旅行
データはいたるところにある。熱心な市民科学者(citizen scientist)なら、目覚ましい発見をしなくたって、私たちが毎日その中を泳ぎ回っている未分析の公共のデータの海を知的に公開して結果を導き出す方法を会得することで「プロの科学者」に昇進できるのだ。The Boston Globeに掲載されたこの記事は、その素晴らしい一例だ。
写真共有サイトで旅行者が撮影したクジラの写真を徹底的に調査したメーン州出身の市民科学者が、メスのザトウクジラがブラジルからマダガスカルまで、記録的な6000マイル(約9700キロ)の旅を果たしたことを実証した。ナンバー1363のこのクジラの、生れ故郷から別の場所への驚くべき大移動は、観光旅行者がFlickrにアップした写真と、1970年代から研究者たちが集めてきた膨大な数のクジラの尾のライブラリーとが合体して実現したソーシャルネットワーク時代の科学的発見だ。
クジラ1363号の尾は、1999年、ブラジルにおいて研究者によって初めて登録された。その2年後、ノルウェー人のFreddy Johansenがマダガスカルの海岸にいる彼女を撮影した。2009年、Freddyは、このときの旅行の古いネガをスキャンして、自分のFlickrアカウントにアップした。すると、この1枚がメーン州ハンコックのGale McCulloughの目にとまった。彼は旅行者が撮影したクジラの写真を日ごろからモニターして、尾の照合を行っていたのだ。彼女の発見に関する記事のオンライン版前刷りが、今日、Biology Lettersに掲載された。[ありがとう、Alan Dove!]
- Sean Michael Ragan
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Posted by Tetsuo Kanai |
Oct 25, 2010 01:00 AM
Biology, Online, Science |
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September 7, 2010
「モノのインターネット」ビデオのトップ10リスト
ReadWriteWebのDeane Rimermanは、YouTubeで公開されている作品のなかで、モノをインターネットでつなぐ仕組み(主にインターネットに接続されたセンサーはマイクロコントローラの話)を紹介したビデオの人気度によるトップ10リストをまとめた。我らがBre PettisとJoe Grand主演で、2007年にMake Onlineが公開した「Introduction of Arduino」は、堂々第2位に輝いた。
これもモノのネットワークのコンセプトを上手に説明したいい作品だ(リストでは3位)。
[ありがとう、Deane!]
Top 10 YouTube Videos About Internet of Things
こちらも:
Arduinoアーカイブ(英語)
Maker Shedより:
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Make: Arduino
- Gareth Branwyn
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Sep 7, 2010 12:00 AM
Arduino, Online, Open source hardware |
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September 3, 2010
CloudSCAD - ウェブで3Dパーツを作る

OpenSCADがどのデバイスでも使えたらいいと思わない? Tony Buserは、まもなくそれを実現してくれる。彼が開発しているCloudSCADは、ウェブ上で使えるオープンソースのCADモデリングソフトだ。たとえば出先で、近くにデスクトップパソコンがなかったり、ソフトがインストールされていなくて、急いでモデリングしたいときにすごく便利だろうね。[ありがとう、Marty!]
- Matt Mets
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Posted by Tetsuo Kanai |
Sep 3, 2010 12:00 AM
3D printings, Online |
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August 20, 2010
Precious - 自分の気持ちをつぶやく賢い自転車
PreciousはAmerican Journey(AJ)のフィエスタのように、あらゆる遠隔測定センサーとTwitter機能を備えた車の楽しさを追求しようとしたわけではなさそうだ。Preciousは、LIVESTRONGの募金活動のためにJaneenを乗せてアメリカ大陸を横断するための「賢い」自転車として開発された。一連のセンサーとマイクロコントローラを搭載し、AJと同様、そのデータをシステムが感情や考えと結びつけてツイートする仕組みになっている。ツイートされるデータは加工済みのものなのか、あるいはデータを誰もが自由に読み出してバイクの気持ちや考えを使って何か別のことに役立てることができるのか、そこはちょっとわからない。
ウェブサイトがすごくいい。これまでの行程を遡って見られるし、景色や方向や相対速度や傾き、それに、車に跳ねられて死んでいた動物の数、ホーンを鳴らされた回数、雨の日の日数、1日の走行距離、そして何より大切な集まった募金の金額が見られる。
(私はPreciousを男の子として擬人化している。自転車が男か女かについては深く考えないでほしい)
Yes, I Am Precious
No Direction Known(Preciousのライダー Janeen のブログ:英語)
- Gareth Branwyn
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Aug 20, 2010 01:00 AM
Bicycles, Online |
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July 13, 2010
生命の系図の印刷用巨大データを公開


オースティンのテキサス大学、Hillis/Bull 研究室より。
この系図は、生命の系譜の中の約3000種からサンプリングした小サブユニットrRNA配列の分析から作られたものです。種は、現在手に入るものから選びましたが、主要なグループはなるべくすべてを含むよう努力しました。各グループからは、よく知られている種を、だいたい均等になるように選択しました(しかし、種によっては数に偏りがあります)。ここに名前が出ている種の数は、地球に存在しているとされる種の数の、ほぼ平方根になります(つまり、推定900万種のなかの3000種)。言い換えれば、公式に命名され記録されている170万種のなかの約0.18パーセントです。
非商用利用に限り無料で提供されている。1辺54インチ(約137センチ)以上で印刷するよう推奨している。
訳者から:ダウンロードできるファイルはPDFだけど、Adobe Readerから印刷するのは難しいかも。ボクは200dpiでPhotoshopに落としてポスター印刷した。どのくらいの大きさで印刷できるかはプリンターによって違います。
- Sean Michael Ragan
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Jul 13, 2010 12:00 AM
Biology, Imaging, Online, Science |
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