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September 4, 2009

100k Garages - 10万件ガレージ運動

100kGarages.gif

レーザーカッターやShopbotsや旋盤などのCNCツールを使って人々が作っている素晴らしい製品を作っているという情報が常に入ってくる。ぼんやりしていたら、時代に取り残されそうな気さえする。自分がまるで、タイプライターでレポートを書くのがイヤで、なんとかしてワープロが使えないかと模索していた80年代の大学生のように思える。今なら、必要なものは自分で作ることもできるだろう。しかし、機械加工はどこでやってもらえるか。そんなとき、100 thousand garagesが力になってくれる。

デジタル加工機(CNCツール)を使って注文どおりの物を作ってくれる(部品の複製なんかは朝飯前)工房が世界に数千件もあると知ったら、驚くだろう。みんなの家の近くにもあるかもしれない。本業としてサービスを行っている企業もあれば、パートタイムでやっているところもある。また、本業の片手間にやっている小さなショップもある。いずれにせよ、注文どおりの物を作る技能を有している。街のコピーセンターでは文書のコピーや紙製品を作ってくれるが、100kGaragesは、言うなれば、実際の物を作ってくれる仮想3Dコピーセンターだ。

Bill Youngの100k Garages 構想を読んでほしい。

- Chris Connors

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Sep 4, 2009 01:00 AM
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September 2, 2009

スケーラブルなオープンソースコンピューティングプラットフォーム

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David Ackley、Liquidware、Illuminato LabsによるIlluminato X Machinaプロジェクトだ。

これは小さな「マザーボードセル」です。他のセルと接続してリンクさせることができます。裏表、どちら向きでも接続できます。それぞれ順応して、隣り合うセルにパケットや電源を伝えます。生物の細胞(セル)と同じように、栄養素などを次々と渡していくのです。また、動的バケット転送ブートローダーを使って隣のセルのプログラミングもできます。これにより、グリッドの中の特定のセルに上書きしたり、プログラムを変更したりができるようになります。
[中略]
それぞれのセルは、72 MHz ARMプロセッサを搭載しています。56本のデジタル I/O ピンがあり、4辺のどこからでも電源を受け取ることができます。そのため、セルはどの方向へも延ばすことができます。裏返しに接続することもできるので、どちらの側から見てもクリスタルのように光って見えます。
フィジカルコンピューティング用としてエキサイティングなプラットフォームだね。これがどんなふうに応用されていくか、楽しみだ。詳しくはLiquidware Antipaso(英語)を見てね。

- Collin Cunningham

訳者から:ビデオでは、ひとつのセルに送ったコードが次々に伝搬していく様子をデモってる。面白い!

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Sep 2, 2009 02:00 AM
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July 27, 2009

デスクトップ産業革命


Fast CompanyにThe Desktop Manufacturing Revolution(Jamais Cascio)という面白い記事が載った。- 現在の製造-産業経済モデルが終わりに近づいている。しかし、それに代わるものがないとしたら、どうなるのだろう?

クレイ・シャーキーは、先頃、こんな発言をしている。「......古い物は、次に代わる新しい物が現れる前に崩壊してしまう」彼は新聞のことを指していたのだが、この言葉が暗示する意味は、もっと多くのことに当てはまる。たとえば、広告は自らを改革して生き延びようとしているかのようだが、既存のモデルがボロボロになっていく一方で、今すぐそれを引き継ぐ新しい形が明確に見えていない。教育もまたしかり。これと似たようなことは、権力と政治が支配する世界中の国々で起きていると指摘する人もいるだろう。

先月、ReBootカンファレンスを締めくくったブルース・スターリングの基調講演を聞いたとき、私はそんなシャーキーの見解を思い出した。講演の後半、スターリングはこんな言葉を投げかけた。「オブジェクトはプリントアウトだ」 このあと彼は、どんどん不安定になっていく世の中で、物質を所有することとの関わりを、どう考え直すべきかを論じていったのだが、「オブジェクトはプリントアウトだ」という一句が非常に印象に残った。これは単に物質所有の習慣を言い表しているだけでなく、次世代の経済のひとつの形を、じつに簡潔に表現した言葉だと感じたからだ。


この記事も、ブルース・スターリングの講演も、読んで聞く価値あり。

- Phillip Torrone

訳者から:ブルース・スターリングの講演の内容は、ざっとこんな感じ。20世紀型の節約生活は "死んだフリ" と同じこと。生きている間は、生きている人間にしかできないことをするべきだ。それは、お金を使うこと。「物質はプリントアウトと同じ」とは、これからの "所有感" を示した言葉だ。製品とは、いろいろな人の手を経て作り上げられたもので、多くの人間の関わり合いが物質化したものと言える。大切なのは、関わり合いのほうで、その結果ではない、という考えだ。だから、物もお金もどんどん流通させるのがよい。倹約は世の中のタメにならない。ある程度お金を持っている人間なら、不要品を売り払って、そのお金で本当にいいものを買うべきだ。高級なベッドや、すごく気持ちのいい椅子を買おう。という内容。物を直して使うというDIY的な思想は否定されているんだけど、説得力あるなー。
この記事のタイトルは、Fast Companyに掲載されたコラムのタイトル。こっちは主に3Dプリンターの出現で製造業やマスマーケットが大きく変化するカモという話だ。だから、ブルース・スターリングの話とはちょいと違う。単なる「プリントアウト」繋がりって感じ。

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Jul 27, 2009 01:00 AM
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July 23, 2009

Peter Semmelhack(Bug Labs)『医療ハッキング』を語る

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Bug Labsの創設者にして最高経営責任者のPeter Semmelhackは、医療技術における創造的でオープンソース的な動きに関する記事を送ってくれた。ボクたちはこれに興味を持った。Makeの読者諸君もたぶん興味を示してくれると思う。 - Gareth


これは、この数週間ずっと考えてきたことを初めて言葉に表すものだ。そのため、多少荒削りなところはご勘弁いただきたい。しかし、このアイデアが頭の中に閃いてから、私は長い間研究を続けてきた。こうした考えは、大勢の人たちと分かち合い、たくさんの討論を重ねていかなければ、安楽死させてしまう。そこで、私はここで私の考えを公開し、みなさんのご意見を伺おうと思う。

私は、医療分野のオープンソース化が重要だと考えている。はっきり言えば、世界でもっとも困難な医療問題の解消を目的としたLAMPなどの最高にして非常に複雑なソフトウェアシステムの開発時に経験した、あの熱い情熱を再び結集したいのだ。口で言うのは簡単だ。実際にやるとなると困難を極めるであろうこともわかっている。しかしここに、私たちが参考にすべき、小さな実例を紹介したい。今日、私たちが知っているオープンソースは、Linuxに始まったことではないのだ。

今、あなたの患者に1型の糖尿病を患っている人がいたとしよう。あなたは、その人が命に危険が及ぶほどの低血糖や高血糖を起こしたとき、電子メールやテキストやインスタントメッセージなどを使って、すぐに知ることができればと考えているはずだ。 特に、低血糖や高血糖の発作で倒れたときなどはなおさらだ。同時に、こうした警報を受け取るのは、今の技術では不可能だとも思っているはずだ。どこへ行っても、そんな器具は売られていないし、作ろうとしても技術的に難しすぎる。しかし、こうした装置をほんの1週間で作ってしまう人たちを、私は知っている。

同じことが、小児ぜんそく患者の呼吸のモニタリングやアルツハイマー患者の徘徊についても言える。他にもまだまだある。だが、ここで重要なのは、人々の健康を維持するための、また相互扶助を行うコミュニティーが利用できる装置の開発に使える専門的な(まさにぴったりの)ツールが無数に、いやそれほど多くないにしても、存在しているということだ。ゲームや音楽やプログラミング言語などのオープンソースソフトウェアの開発を目指して活発に活動するコミュニティーを覗けば、これと同じエネルギーを、人々の医療や健康維持の方面にも向けることができるはずだと信じたくなる。人生をよりよくするための発明や方法などを全世界の仲間と共有するグループに参加できたら、どれだけの恩恵を受けられるだろうか。これは、まったく新しい世界ではないのだ。FOSSコミュニティーでは、今も毎日、そんなことが起こっている。

最大の障害はお金だ。こうしたシステムの構築には金がかかる。しかし、それにも解決策はある。現在アメリカでは、100万人の小児糖尿病患者がいる(毎年29000人ずつ増えている)。もし、こうしたコミュニティーが、患者の死亡率を年間5パーセントだけ下げることのできるオープンソースの装置を開発し、製造し、認証を受けることができたとしたら、それだけでも、ものすごいインパクトがある。そうなれば、Juvenile Diabetes Research Foundationa(JDRF:青少年糖尿病研究基金)がスポンサーになって生産を行い、一部またはすべての患者に販売や配布を行うという可能性もある。100万セットを作るとして、適正な価格を設定し(1個90ドル程度だろうか。すべての患者に配るとして 9000万ドル。もちろん、全員に配る必要はないだろうが)、財団や政府にとっては、そんなに大きな金額ではない。または販売すれば、財団はさらに生産を続けることができる。コミュニティーはこうして機能してきた。医療分野でこれができないはずがない。

これはひとつの例に過ぎない。もっといい方法が他にもあるだろう。しかし重要なのは、実質的にすべての医療上の問題で、このやり方が有効だということだ。長生きの秘訣も、健康の秘訣も、医療費を安く抑える秘訣も、すべてよりよい情報がもたらしてくれるものだ。そして、よりよい情報を得るためには、そのための優れたツールを開発することが重要だ。そうしたツールの開発に乗り出すべきだと私は主張したい。だが、医療業界のみにそれを期待してはいけない。ハッカーのコミュニティーを組織し、力を与え、今まで見たこともないような医療革命のための技術的な基礎を、みんなで作るのだ。Linuxのカーネルを作るのと、難易度的にはそう変わらないと思うのだが。;)

P.S. 現在、医療関係で行われているオープンソースの活動をリストアップしたので、ここを見て欲しい

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Posted by Tetsuo Kanai | Jul 23, 2009 01:00 AM
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July 15, 2009

NETLab Toolkit

Art Center大学院のメディアデザインプログラム、The New Ecology of Things Lab(NETLab)は、NETLab Toolkitの新バージョンを発表した。これは、マイクロコントローラーをより簡単にコンピューターに接続できるようにするためのシステムだ。とくに、ハードウェアやプログラミングの初心者を対象としている。このビデオでは、メディアデザインプログラムのPhilip van Allen教授がNETLabの使い方を紹介している。ここでは、センサーをArduinoにつなぎ、デスクトップのFlashに接続している。

基本的な内容です:

NETLab Toolkitは、デザイナーが簡単に「ハードウェアをスケッチ」できるための無料のソフトウェアツールです。プログラムをする必要は一切なく、使い慣れたFlash(ProcessingやMAX/MSPにも対応)環境で、ノブなどの物理センサーを接続し、すぐにモーターやビデオなどをコントロールできるようになります。このツールキットは、さまざまなセンサー、ワイヤレスセンサー、Wiiリモコンからの入力に対応し、モーターとLEDの制御、MIDIデバイスとの通信、Flashでのサウンド、グラフィックス、ビデオの制御が行えます。また、DMXコンピューターで制御された照明装置との通信もできます。すべて、ドラッグ・アンド・ドロップのインターフェイスで行えます(もちろんプログラミングを使った接続もできます)。

NETLab Toolkit(英語)

- Gareth Branwyn

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Posted by Tetsuo Kanai | Jul 15, 2009 12:00 AM
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July 10, 2009

Sparkfunオープンソースハードウェアキット

clocktIt.jpg

Sparkfunのお友達が、オープンソースのキットを発表することを決意した。Nathanとその仲間たちは、ずっとオープンソースハードウェアの支持者だったが、ついに自分たちのキットをひっさげて、開発者側に名を連ねることとなった。その第一弾が、TMega168 ベースの時計のキット ClockIt kitだ。このキットの部品リストの最後に、Eagleファイル (CC v3.0 Share-Alikeライセンス付き)、回路図、ソースコード、Improve Source Code(コード改良)フォーラムへのリンクがある。いい感じだ。「オープンソースのいいところは、「これでもしっかり動くけど、もっとよくなるはずだから、みんな手伝ってくれ』って言えることだよね」と Nathan Seidleは話してくれた。

ClockIt

- Gareth Branwyn

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Posted by Tetsuo Kanai | Jul 10, 2009 02:00 AM
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June 30, 2009

心臓の鼓動をTwitterに投稿する「秋月パルス」

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koress projectのしがくさんから、「秋月パルス」についてお知らせをいただきました:

秋月パルスは、高性能なフォトリフレクタで指先の血流量の変化を検出、それをパターン解析して心臓の鼓動を推定し、その状態を直接Twitterに投稿できるデバイス。心拍数に応じた3種類のコメントが用意されています。

この秋月パルスは「オープンソースハードウェア」として、回路図、ファームウェアがサイトで公開されており、秋月電子で部品を購入すれば、4,000円から5,000円で自作できるとのことです。

秋月パルス

Posted by Hideo Tamura | Jun 30, 2009 12:00 PM
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June 11, 2009

CandyFab 6000

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Evil Mad Scientist Laboratoriesは、砂糖を使う3Dプリンターの新型機を発表した。CandyFab 6000だ。前のモデルによく似たテーブルトップ型だけど、驚くべきことに、"印刷"の容量は10リットルもある。EMSLのサイトより。

これは、CandyFab 6000で最初に作ったオブジェクトです。直径2インチ(約5センチ)の穴開きの玉です。レイヤーの厚さは1/15インチ(約1.7ミリ)。改良の余地はまだまだたくさんあるけど、やっと、改良できるだけのマシンができたというわけです。
このマシンは、フルスクラッチで作れるように設計してあります。つまり、廃材置き場に飛び込んで古いHPのペンプロッターを探して来なくても済むというわけです。3軸のクワドラチャエンコード型DCサーボモーターコントロール、タイミングベルトとアクメリードネジ、砂糖を入れる食品用パッド、ボディはレーザーカットのベニア板とアクリル絵の具とステンレスでできています(Steampunk準拠の真鍮製手締めネジがピッタリ)。

- Becky Stern

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Posted by Tetsuo Kanai | Jun 11, 2009 12:00 AM
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April 28, 2009

Sparkfun自律走行マシンコンテスト

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コロラド州ボールダーのSparkfun本社の周囲をいちばん速く回れる自律走行マシンを決定するコンテストに、16のチームが集結した。

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四輪駆動車(たいていはラジコンカーをベースにしたもの)が大半を占めたが、なかには無人操縦飛行機が3機、球形の回転体(右の写真:Nathanと彼のLabrat)も登場した。また、ケーブル付きのモデルロケットでの参戦を予定していたチームもあったが、残念ながら参加は果たせなかった。

レースは3本ずつ行われた。マシンごとに5分の持ち時間があり、全体でもっとも良いタイムを出したものが優勝となる。

最初のレースは悲惨だった。約半数の車両がビルの第一コーナーに突っ込んだ。ゴールできたのはMookie Mobile Death Pod 3000ただ1台だった。

西からの弱い風が、DIY Dronesチームの飛行機の、正確にコースをトレースする能力に悪影響を及ぼしたようだ。テスト飛行では何度も成功していたが、本番のレースでは、最初の2本でコースのカーブを少しだけ内側に入りすぎて失格となった。木に引っ掛かる飛行機もあり、親切にもボールダー市消防局が回収を助けてくれた。そのほかの飛行機は、手の届くところに引っ掛かっていた。

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地上を走る車両にも障害物があった。そのひとつが縁石と、縁石の上なら安全だろうと高をくくっていた愚かな観客たちだ。

自らの生みの親に衝突しそうになったあと、罪のない観客に襲いかかる Ohcraptheresalake(その後、小川に突っ込んだ)。

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参加者たちは、レースの合間に、前のレースで得た経験を元にマシンを調整していた。最初のレースで唯一ゴールを果たしたDeath Pod 3000は、2回目には記録を1分28秒に縮め、リードを確実なものにした。

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ところが、最後のレースでDIY DronesチームがChris AndersonのUAVで驚異的なタイムを叩き出した。コースを36秒で周り、優勝をさらったのだ!

大会は終わった。 優勝は Diy Dronesチーム。Death Pod 3000は、エンジニア特別賞を獲得した。みなさん、参加ありがとう! また来年会いましょう!

DIY DronesチームのUAVをスタートさせるJordi:
sparkfun_race_DSC_4415.jpgこのロボット車両には、通行人に注意を呼びかけるために花火が付けられている。
sparkfun_race_DSC_4453.jpgスタートラインにつく車両。
sparkfun_race_DSC_4401.jpg

さらに:

- John Maushammer

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Posted by Tetsuo Kanai | Apr 28, 2009 01:00 AM
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March 26, 2009

One Earth Designs - 辺境の生活を支援するデザイン

OneEarthSolarCooker.jpg
写真提供:Scot Frank(Flickr)

数週間前、Amy Smithが主催するMITのグループ、D-Labのイベント会場で、Scot Frankとばったり出会った。

そこで Scotは、One Earth Designsという彼のプロジェクトについて話してくれた。開発途上国の人々に、効率的な技術的支援をするというものだ。

その後、Scotは電子メールで、エネルギーを生み出す仕事や、検査技術について情報を教えてくれた。

太陽光:

これは、軽量な携帯型ソーラー・クッカー / ヒーター / 発電機です。世界の高山地帯で、地元の材料を使って作れるようになっています。1日5時間を燃料集めに費やし、さらにそれを使うことで部屋の空気を汚染するといった状況を変えたいと、村人たちが使いに来てくれました。

現在、私たちはヒマラヤで活動しています。昔から天幕の素材として使われてきたヤクの毛で布を作り、竹で骨組みを作りました。今年の夏に普及活動を開始する予定です。この装置を村人たちが自分で作るようになれば、現金収入を得られるようになり、修理や管理も自分たちでできるようになります。

OneEarthKettle.jpg
写真提供:Scot Frank(Flickr)

ヒマラヤ地方では、燃料のほとんどが動物の糞と木材です。これらの燃料の採取には、男女格差、病原菌の伝染、収入の低下、環境破壊、土地争いなどといった問題がつきまといます。また、これらの燃料を燃やすと、室内の空気汚染や、温室効果ガスの排出といった問題も引き起こします。

私たちは、ヒマラヤ東部の6つの村の住民から、こうした問題を解決するための協力を依頼されました。それに応えて私たちが開発したのが、このSolSourceです。太陽の光を集めて、料理、暖房、低コストな熱電気発電という3つの仕事を1台でこなす、携帯式の装置です。SolSourceの直接的な効果には、室内の空気汚染の改善、局地的気候変動の低減、女性の教育機会の拡大などがあげられます。間接的な効果としては、地元に伝わる知識と材料を使って製造することで、継続的な現金収入が得られるようになり、ヒマラヤ地方の集落に、コミュニティとしての自己効力感を芽生えさせるということが揚げられます。

水:
OneEarthWaterTesting.png
写真提供:Scot Frank(Flickr)

私たちはまた、水の水質検査や処理に関する意識を高めるためのプロジェクトも立ち上げようとしています。現在、ヒマラヤとガーナのNGOと、2つの学校の子供たち(サンフランシスコと中国)に簡単な水質検査の方法を教え、自分たちが住んでいる地域の水質データを集めてオンラインに提供してもらうという活動をしています(いわゆる"市民科学")。これは、住民に飲み水の水質を知ってもらう(または処理法を学んでもらう)だけでなく、すばらしい実践的な科学の学習活動であり、意識を高めることになると考えています。最近の会議で提案されたプロジェクトの概要を下に示します。

OneEarthWellWaterTesting.png
写真提供:Scot Frank(Flickr)

One Earth Designsに協賛するNGOに関する情報:

One Earth Designsは、先進国の人間が使っている資源に手が届かない人々の生活を改善するという、すばらしい活動をしている。地元住民や教育機関の経験や需要をバネにして、命を救い仕事を創出する技術を生み出している。こうした重要なプロジェクトを写真に収め公開することで、Scotと彼の協力者たちは、遠い世界の問題に私たちの目を向けさせてくれる。

我々は、よりよい世界を作るために何ができるだろう。身の回りにあるエネルギーを集めて仕事をさせるには、どうしたらいいか。人の命を助けるための装置を考えたことはある? 辺境の集落で使われている素晴らしい水質試験用のシステムを見たことがある? みんなの意見を聞かせてほしい。また、こうしたシステムの写真やビデオがあったら、ぜひ、MAKE Flickr poolにアップしてほしい。

- Chris Connors

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Posted by Tetsuo Kanai | Mar 26, 2009 01:00 AM
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March 23, 2009

Arduino用モジュラープロトタイピングシールド

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ベルリンのハードウェアハッカー、Stefan Hermannは、Arduino用の面白いプラグイン式サブサーキットのシリーズを考案した。その名もJEP(Just Enough Prototyping:プロトタイピングにちょうどいい)シールドだ。

JEPシールドはArduino μコントローラ用の完成された回路です。モジュラー形式になっており、それぞれをピンヘッダーで重ね合わせることで、機能を追加できます。

それぞれのJEPシールドには独自のパッチパネルがあります。Arduinoのすべてのピンに対応する2列のメス・ピンヘッダです。JEPシールドのI/Oピンは、モニターやセンサーといった周辺コンポーネントとしっかり接続できるようにネジ式ターミナルになっています。各シールドには3つの半固定抵抗があり、これを使ってセンサーやデジタル入力の調整ができます。

現在までにStefanが作ったのは、FET-N(必要に応じてArduinoプロジェクトに電流や電圧を供給するもの)、Opto(フォトカプラ3系統)、Relais(リレー2系統)、Motor (モータードライバー2系統)、Quadro-beta(モータードライバー4系統)の5種類。

ここからEagleファイルが入手できる。間もなく、Fritzingでも公開予定。

JEP Shields Introduction(英語)

- Gareth Branwyn

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Posted by Tetsuo Kanai | Mar 23, 2009 01:00 AM
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March 18, 2009

オープンソースハードウェア銀行

OSHWBankLogo.jpg

みんな、ローンの焦げ付きの心配がない銀行だよ。いいアイデアだ。でも、どう機能するの?

どうしてオープンソースハードウェアに銀行が必要なの?

今、急増するオープンソースハードウェア(OSHW) DIY愛好家たちの現状はこうです。何かを作る。大金をかき集めて、いくつか作る。人気が出れば、規模を拡大して、儲けて、大損するかもしれないと気づき、懸念される損失を穴埋めできるだけのマージンを価格に上乗せし、もっと売るために小さな会社を興し、幸運を祈り、夢がかなうか、その反対か、といったところです。会社を興すには、たとえば登記費用、PayPalの手数料、ウェブサイトのホスト料などといったインフラ整備のためのコストが掛かります。みなが個別に会社を作るとなれば、個々のハードウェアごとに、こうしたインフラ整備費用が初期投資の40~50%も必要になります。私のような一般庶民には手の届かない話であり、馬鹿馬鹿しくもあります。

解決策:当銀行の仕組み

The Open Source Hardware Bank(オープンソースハードウェア銀行)は、生産拡大や大量注文価格の設定の際の問題を取り除くために、すべてのOSHWプロジェクトにつき、その製造資金の2倍を供給します。たとえば、ある製品が10個売れる見込みがついたとします。当銀行はこれにあと10個分を追加した合計20個分の製造資金を出します。25個が売れる見込みがあるときは、さらに25個分を加算した50個分の資金を出します。こうすることで、あらゆるハードウェア製品の単位原価を10~30%削減できます。Illuminatoの場合は、40%近くも削減できました。

その見返りとして、当銀行に投資してくれた人には、5~10%の控えめながら継続的な配当が行われます。通常、配当が大きくなることはありません。私が最近学んだ"実体"経済においては、30~50%などという配当は、そもそもあり得ない数字とされています。"継続的な成長"を求めるなら、なおのことです。この金は、残りの在庫が売れた時点で返金され、精算されます。返金は、Justin、Andrew、または私が記入し、個人的にサインした小切手で行われます。

[この記事はMakeの読者、Robert Boernerより送られました。ありがとう、Robert!]


Introducing the Open Source Hardware Central Bank(英語)

- Gareth Branwyn

訳者から:Liquidwareのスタッフ(なのかな?)で、かなりマジメに、小規模なOSHWのビジネス化について考えている人たちがスタートさせたもので、いかがわしいもんではありません。

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Mar 18, 2009 12:00 AM
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March 11, 2009

ARDX - Arduino実験キット

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oomloutはOSH(オープンソースハードウェア)界の新星だ。彼らの開発中のキットはここで見られるよ。OSHビジネスを目指すギーク諸君、単なる小売店ではなく、彼らのライセンスを獲得するってのはどうかな。ファイルをダウンロードして、部品をレーザーカットして、ラベルを印刷すれば問屋になれる(もちろんArduinoやその他の部品をたっぷりストックしておく必要があるけど)。まさにこれからのビジネスだ。ちょこっと節税にもなるし、ほうぼうに発送する手間もない。

- Phillip Torrone

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Mar 11, 2009 12:00 AM
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February 20, 2009

オープンソースのカメラ、Elphelの中身

Elphel Open Source Camera

LinuxDevicesは、オープンソースの (ハード、ソフトとも)のカメラ、Elphelの内容に関する資料を公開した。

序文 -- この資料は、オープンソースの(ハード、ソフトとも)のカメラの供給元であるElphelが開発した一般向けおよびGoogle(上質なストリートビューや書籍スキャン・プロジェクト用として)向けの最新映像技術を詳しく解説するものです。画像処理関係の技術者、オープンソースのファン、オープンソースハードウェアに興味のある方々にも、興味深い内容になっています。

本資料は、2001年にElphelを設立したロシア出身の物理学者、Andrey Filippov博士が取りまとめました。Filippov氏は、長年にわたり、LinuxDevicesのための資料作りに尽力されています。それらは今後、公開される予定です。

... Filippov氏の資料には、Elphelカメラに採用されている衝撃的なまでの画像圧縮技術について解説されています。彼は、カメラのセンサーの各ピクセルが満杯になるまでに保持できる電子の数の計算方法を伝授しています。さらに、その許容量(FWC)の算出に便利なJavascriptの計算機も提供されています。詳細な仕様も公開されているので、センサーのビット深度を効率的に割り出すことができます。

Elphel camera under the hood: from Verilog to PHP(英語)

- Brian Jepson

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Feb 20, 2009 03:00 AM
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February 16, 2009

Beagle BoardでLEDを点滅させる

Beagle Board GPIO Demo

私がBeagle Boardに興味を持つようになったきっかけのひとつに、簡単にアクセスできるセンサー用インターフェースが拡張ヘッダーに豊富に用意されていることがある。ここに適当なコネクターをハンダ付けすれば万事オーケーだ(私は、写真のようにArduinoっぽいメスヘッダーを付けた)。

コネクターを取り付けたら、あとはこれを何に使うかによって変わってくる。Beagle Boardでひとつわからなかったのは、これらのピンと通信する方法だ。Linuxは、GPIO、I2C、SPIといった、よく使われるセンサー用インターフェースに対応している。

私はBeagle Boardを手元にあるセンサーにかたっぱしからつなぎたいと思っていたのだが、Beagle Boardの信号が1.8Vだと知って考えてしまった(この問題については将来の記事で詳しく扱う予定だ)。手始めにLEDを点滅させようと思っていたのだが、それにはまず、Beagle Boardで走るLinuxとGPIOの使い方を習得しなければならない。

私は、Beagle Board system reference manualの表17を見て、どのピンが、GPIOのどのポートに対応しているかを調べた。拡張ヘッダーのグランド(27と28)に近いピンを使いたかったので、GPIO_168(ピン24)を選んだ。

まだ、わからないことがいくつかある。そのひとつが、表17のA、B、C、Dの各オプションの意味だ。GPIOポートを要求したときに何の問題もなかったから、たぶん、OSが「OMAP3530の中のマルチプレックスコントロールレジスタの設定」をやってくれるのだろう。

かくして私は、GPIO_168がピン24に繋がっていることを探り当てたのだが、どうしたらそれを使えるのかがわからなかった。そうするうちに、Linux documentation in the AVRFreaks Wikiというサイトに出会った。ここには、私が知りたかった情報がすべて書かれていた。下のサンプルを見ればわかると思うが、Linuxのシェルを使って/sysディレクトリにある擬似ファイルへのコマンドを書くだけでよかったのだ($PORTはポート番号)。

コマンド効果
echo $PORT > /sys/class/gpio/export書き込み用にGPIOポートを開く。
echo $PORT > /sys/class/gpio/unexportGPIOポートを解放する。
echo "high" > /sys/class/gpio$PORT/directionポートをハイにする。
echo "low" > /sys/class/gpio$PORT/directionポートをローにする。

Beagle Boardでこれを試すときは、getting the Angstrom Linux distribution runningにあるBeagle Boardチュートリアル に従ってほしい。これができると、Beagle BoardでLinuxが走るようになり、シリアルターミナル(Linuxのminicom、Mac OS Xのscreen、WindowsのHyperTerminalまたはPuTTYなど)を使ってLinuxとの通信が可能になり、コマンドをタイプできるようになる。

Beagle Boardのルートにログインして、strobe_gpioというファイルに次のプログラムを書き加える。

strobe_gpio shell script example

Beagle Boardにはviエディタが入っているので、vi strobe_gpioとタイプし、iとタイプして挿入モードに切り替え、このプログラムを貼り付けるのだ。次に、ESCキーを押してコマンドモードに抜けて、ZZとタイプしてファイルを保存する。これでLinuxシェルに戻る(この操作がよくわからないときは、世界に山ほどある viエディタの使い方を参照してほしい)。

次に、chmod 755 strobe_gpioとタイプし、写真のようにLEDをセットする(短い足をピン28に、長い足をピン24に)。コマンド ./strobe_gpio 168を試してみよう。LEDが点滅するはずだ。

このデモはBeagle BoardでLEDを点滅させるための最良の方法ではない。あくまでも、センサーやマイクロコントローラーとBeagle Boardを対話させるための第一ステップと考えてほしい。

- Brian Jepson

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Feb 16, 2009 02:00 AM
Electronics, Open source hardware | Permalink | Comments (0)

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