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June 18, 2008

ロウソクの化学

Book Review  Fig 1 May 2008 Faradaycoverimage
Citizien Scientist最新号には、The Chemical History of a Candle(『ロウソクの化学』マイケル・ファラデー著)のすばらしい書評が掲載されている。Mikeの記事より。

マイケル・ファラデーは、正式な教育をほとんど受けていないにも関わらず、偉大な科学者として歴史に名を残しています。彼はまた、電子工学の父とも呼ばれています。1860年から1861年にかけてのクリスマス休暇の間、ファラデーは英国王立協会において、少年聴講生たちを対象に6回にわたる講演を行っています。本書には、この6回の講演の内容に加えて、白金に関する講演の内容も収録されています。

ファラデーは、不幸な境遇を持ち前の判断力と忍耐力で乗り切った、驚くべき人物です。製本所の見習い作業員だったころ、ファラデーはサー・ハンフリー・デイビーの一連の講義に出席し、詳細なノートを取りました。後に彼は、その内容を清書してサー・ハンフリーに贈呈しました。それがきっかけで、サー・ハンフリーはファラデーに仕事を依頼するようになったのです。

マイケル・ファラデーは、私が賞賛するばかりでなく、アマチュア科学者協会のForrest M. Mims IIIは「大変な影響を受けた私のヒーローだ」と評しています。アルバート・アインシュタインは、アイザック・ニュートン、マイケル・ファラデー、ジェームズ・クラーク・マックスウェルの3人が、科学の歴史において最も影響力のある人物だと述べています。この本は、2002年にノーベル化学賞を受賞したジョン・フェン博士から推薦されたものです。博士は、マイケル・ファラデー・ファンクラブの長年の会員でもあります。

- Phillip Torrone

編集から:日本語訳は、プロジェクト杉田玄白で読むことができます(山形浩生訳)。

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Jun 18, 2008 12:50 AM
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April 17, 2008

Richard Sennett著『The Craftsman』書評

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Core77はRichard Sennettの著書『The Craftsman』のレビュー記事を書いている。

(これは)手と頭、職人気質と啓発の関係を考えるケーススタディーの集合体だ。この中で、ロンドンを本拠地とする著名な社会学者であり、人の経験に強い興味を抱いているSennettは、人間が共通して持っているもっとも基本的にして欠くべからざる能力は、物作りの能力であると主張している。正しく訓練を受ければ、その工程は筋肉の記憶として機能するようになる。手を動かしているうちに、文字通り頭が訓練されるのだ。もしSennettの言うとおりなら、オモチャのデザインや、コーヒーメーカーや携帯電話のプロジェクトのために、ろくろで粘土の壺を作ったり、木にカンナをかけたり、石膏をまぜたりといったことを学べば、その経験によって、デザイナー兼職人、つまりより啓発された人間になれるという。コンピューターの画面から工房の作業台に至るまで、考えて、作って、みんなに見せて、またやり直すという作業によって、私たちはずっと以前から気がついていたことだ。そのために私たちは朝目覚め、そしてそのことを夜に夢見るのである。
この夏に読む本のリストに追加しておこっと。

訳者から:わかってることだけど、今の子供たちには実際に手を動かす機会が極端に少ないように思う。こういう本を通して、その大切さが論理的に多くの人に伝わるといいね。

- Becky Stern

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Apr 17, 2008 01:00 AM
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January 8, 2008

OLPC vs Kindle

Make Pt0196
MikeはO'Reilly Radarに、OLPCとAmazonのKindleとの比較記事を書いている。これらはまったく別のデバイスなんだけど、O'ReillyのSafari(月払い制の電子ブックサービス)の担当者であるMikeは、ご想像どおり、どちらも本を読むための道具として見ている。

KindleもOLPCもウェブの閲覧ができるようになっているが、KindleはAmazonのライブラリーを見て購入することを目的に作られたものだ。一方、OLPCにはFirefoxが搭載されていて、まさにウェブ閲覧用に作られている。Kindle は、AmazonのWhispernetを使用する。その内容の豊富さには驚くべきものがある。どうしようもなく遅いというわけでもない。私はKindleでGMailを読み、NBA.comでバスケットボールの試合結果を見てみた。ここでちょっとお金の計算。もし、毎月49ドルほどプロバイダーに払うことを考えれば、Kindleを買ってWhispernetを無料で使っても同じことだ。8カ月使えば、その分のプロバイダー料金と比較してKindleの元が取れる計算になる。私には無理な話だが、たまにしかインターネットを使わないライトユーザーなら可能だろう。望むべくは、Experimentalセクションのブラウザが追々改良されることだ。今でも十分に競争力のあるデバイスだが、ここを改良すればAmazonは最強になれる。私はKindleの読みやすさを気に入っている。本体脇に親指を置くと、とても読みやすくなる。私はこの操作にすっかり慣れてしまった。私はソニーの電子ブックリーダーも持っているが、残念ながら、Kindleの直感的な使いやすさと読みやすさには、とうていかなわない。
- OLPC and the Kindle(英語)-[via] Link

- Phillip Torrone

訳者から:日本ではどーも電子ブックってのが、コンピューターのソフトウェアに近い存在でやたら値段が高かったりする。どーゆーわけだろうね。

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Jan 8, 2008 01:03 AM
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