ScienceArchive: Science

Page 6 of 15 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15

January 20, 2010

核融合炉の検査に活躍するオモチャの汽車

toy_train_inside_fusion_reactor.jpg

プリンストン大学のNational Spherical Torus Experimentは、冬休みの間、改良のために閉鎖される。科学者や技術者たちにとっては、中性子センサーの調整ができるチャンスだ。そこで今、活躍しているのが、装置内に円形に敷かれたレールの上を、中性子を放出するカリフォリニウム252を載せて走るオモチャの汽車だ。The New York Timesの解説:

これまで、調整には固定された中性子源が使われてきたが、中性子がどのように跳ね返るかを完全に把握することができなかった。そこで、カリフォルニウムを走る汽車に載せることで、精度は10倍ほど向上した。小野博士談。

[Peteありがとう!]

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Jan 20, 2010 12:00 AM
Science, Toys and Games | Permalink | Comments (0)

January 8, 2010

スペースシャトルのペーパースケールモデル

paper_scale_shuttle_model.jpg

我々の仲間のRachel Hobsonは、AXM Paper Space Scale Modelsでものすごいペーパークラフトを発見した。無料でダウンロードできる。[CRAFTより]

- Sean Michael Ragan

訳者から:エクアドル人の宇宙船マニアのペーパークラフト作家、Alfonso X. Moreno(だからAXM)さんが個人でやっているサイトだ。

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Jan 8, 2010 01:00 AM
Crafts, DIY Projects, Paper Crafts, Science | Permalink | Comments (1)

January 6, 2010

158個のレンズを持つカメラ

158_lens_camera.jpg

名古屋工業大学の石野洋二郎教授が開発したこの巨大なカメラは、製作に6カ月を要した。世界でいちばんレンズの多いカメラとしてギネスブックにも認定されるそうだ。大きさは、高さ約7.6センチ、幅約47センチ。できるだけ多くの角度から、できるだけ多くの画像を同時に撮影する研究の一環として作られた。 [Neatorama より]

日本語版編集部から:詳しい情報はこちら(プレスリリースPDFへのリンク)

- Sean Michael Ragan

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Jan 6, 2010 12:00 AM
Imaging, Made in Japan, Photography, Science | Permalink | Comments (0)

January 5, 2010

LED信号は雪を融かさない

450px-Modern_British_LED_Traffic_Light.jpg

ちょっと気になるMSNBCの記事があった。省電力型のLED信号機が交通事故を誘発しているという。電球型の信号機と違って熱を出さないため、付着した雪が解けず、信号の灯りが見えなくなってしまうというのだ。LED信号機は誰もがすばらしいものと考えているが、これは、デザインは常に問題を意識して行うべしという教訓になるね。 [ありがとう、Ron!]

- Sean Michael Ragan

訳者から:北海道警察は、雪を解かさないからとLED信号機の導入をしない方針だったそうだ。今は、それほど問題にはならないということがわかって、普及が進んでいるとか。

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Jan 5, 2010 12:00 AM
Electronics, Green, Science, Transportation | Permalink | Comments (0)

December 28, 2009

バクテリアを調教して歯車を回させる技術

bacteria_turn_gears.jpg

アルゴンヌ国立研究所とノースウエスタン大学は、バクテリアに歯車を回させる方法を編み出した。この歯車はものすごく小さいが、バクテリアはもっと小さい。だから、おそらく何百という数のバクテリアがみんなで歯車を押しているんだろうね。これを使って論理ゲートを組む方法を、誰か考えてくれないかな。バクテリア式コンピューターが欲しいなぁ。 [boingboingより]

- Matt Mets

訳者から:バクテリアの "調教" 技術は、ハイブリッド・バイオメカニカル・システムの開発に必要なんだそうだ。

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Dec 28, 2009 01:00 AM
Science | Permalink | Comments (1)

December 15, 2009

音でガラスを割る

音でガラスを割る実験だ...

ワイングラスの縁を濡れた指で擦るとグラスの共振周波数で共鳴が起こります。このグラスは、関数発生器で作り出したグラスの共鳴周波数と同じ周波数のサイン波を発するスピーカーの前に置かれています。音量を上げていくと、グラスはこの周波数によって振動を始めます。その様子はストロボライトでよくわかります。ガラスにかかるストレスが大きくなると、やがて砕けます。その様子はハイスピードビデオできれいに見えます。

ここで解説:ストロボライトの映像でスクロールして見える線は、ストロボライトの周波数とビデオカメラのフレームレートの干渉によるものです。実際のガラスの振動は、ストロボライトの映像で見られるものよりずっと高速です。ストロボライトの周波数を調整するこで、高速度カメラを使わなくても、肉眼でゆっくりと見えるようになるのです。

- Phillip Torrone

訳者から:昔、バットマン(テレビ実写版)がガラスの箱に閉じ込められたとき、「あーっ!」って言って割ってた。そうとうデカイ声だったんだな。このビデオを見るときは、音量に気をつけてね。最初は小さいけど、サイン波の音が大きくなると、周囲の物が共鳴し始めるから。

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Dec 15, 2009 12:00 AM
Science | Permalink | Comments (0)

December 2, 2009

クトゥルフの呼び声?

bloop.jpg

これはもしかして、何の気なしに面白ネタとして書いたら、みなさんのような本物の科学者から怒られちゃう類の話かもしれない。なので、まずはどうか、これが単なる面白ネタであることをご理解いただきたいと思います。とは言え、すごく面白い事実が語られています。

1997年夏、NOAA(米国海洋大気庁)は海中からの非常に大きな音を繰り返し感知した。冷戦時代にソビエトの潜水艦を監視するために設置された水中聴音器が捕らえたものだ。「さまざまな海洋生物が発する周波数の特徴を持っているが、現在知られているどの生物の声よりもずっと大きい」 とボストン大学の海洋生物学者 、Phil Lobelは語った。噂では「生物から発せられた音である可能性が高いことに同意した」 とも言われている。しかし、彼の意見は少数派である(どちらの引用もCNN.comのこの記事より)。音の発信源は、南緯50度、西経100度のあたりと特定された。ここは、ラヴクラフトの小説に出てくる海に沈んだ都市ルルイエの位置(南緯48度、西経123度)と重なる。もっとも、経線上では1,000マイルも離れてるんだけど。 [ありがとう、 Maredith!]

問題の音 "The Bloop" の早回し版をNOAAのサイトで聞くことができます。こちらをどうぞ。

- Sean Michael Ragan

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Dec 2, 2009 12:00 AM
Biology, GPS, Science | Permalink | Comments (0)

November 25, 2009

全天銀河系 Panorama 2.0

 Axel.Mellinger Mwpan2 Aitoff 1200X600

美しい...

2007年10月から2009年8月までの間、CCDカメラで撮影した3000枚以上の画像をモザイク合成して、全天写真が完成した。SBIG STL-11000カメラを使い、南アフリカ、テキサス、ミシガンの各地で70フィールド(それぞれ40×27度) の夜空を撮影した。カメラのA/Dコンバーターは16ビット(ノイズレベルから上で約12ビットのデータが得られる)だが、そのダイナミックレンジをさらに広げるために、露光時間を240秒、15秒、0.5秒の3段階で撮影している。各露光時間とフィルター設定ごとに5枚ずつ撮影し、パイオニア10号と11号から送られたデータを元に作られた恒星と宇宙空間の標準光度を基準に補正しました。この新しいパノラマの画像スケールは、角度が36秒/ピクセル(フィルムを使用した前バージョンのおよそ3倍)になっています。光度はおよそマグネチュード14、ダイナミックレンジは18ビットに限定してあります。最大解像度と最大ビット深度では、648メガピクセル、7.7ギガバイトのFITS形式のデータキューブになります。前バージョンの画像とは異なり、巨大恒星や暗黒星雲も正しく見えるように、慎重に補正が行われています。

- Phillip Torrone

訳者から:美しすぎる!

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Nov 25, 2009 12:00 AM
Imaging, Science | Permalink | Comments (0)

November 18, 2009

自家製中判カメラ

medium_format_camera_80_percent.jpg

medium_format_camera_aperture.jpg

homemade_medium_format_film_holder.jpg

Peter Johanssonは、プロ仕様と同等の中判カメラを自作している。一からすべて手作りで、現在は8割ほどできている。その途中経過を詳しく読むことができるよ。[Billy ありがとう!]

- Sean Michael Ragan

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Nov 18, 2009 01:00 AM
DIY Projects, Made On Earth, Photography, Science | Permalink | Comments (0)

November 16, 2009

細胞へズームイン

long_scale_of_cells.jpg

X染色体とリボソームの大きさの違いを、わかりやすい形で見てみたい? それなら、Cell Size and Scaleがお勧め。コーヒー豆から炭素原子までの物の大きさの違いを視覚的に理解させてくれる、ユタ大学が作ったビジュアライザーだ。うっかりしてると、細菌ウイルスを見逃しちゃうよ! [kottke より]

- Matt Mets

訳者から:おもしろーい! でも、でーっかい画面で一度に見てみたいね。

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Nov 16, 2009 12:00 AM
Science | Permalink | Comments (0)

November 13, 2009

賞金4万ドルのDARPA「風船を探せ」ソーシャルネットワーキングコンテスト

einluftballoon.jpg

DARPA(米国防総省国防高等研究事業局)は、12月5日より、アメリカ国内にランダムに置かれた10個の赤い気象風船の正確な位置を最初に報告したチームに賞金4万ドルを支払うというコンテストを開始する。公式サイトより。

インターネット40周年を記念して、DARPAは、DARPA Network Challengeを開催します。これは、広範で急を要する問題を解決する場合に、即時的コミュニケーション、広域チームビルディング、緊急の可動性といった分野でインターネットやソーシャルネットワークをどう活かせるかを追求するコンテストです。

風船とくれば、10個じゃなくて99個のほうが、キャンペーン的には効果的だったかも。でも見つけ出すのに時間がかかりすぎるか。[Hack a Dayより]

- Sean Michael Ragan

訳者から:インターネットの元になったアーパネットを開発したARPA(高等研究計画局)が改称してDARPA。インターネットの生みの親だけど、あくまで軍事目的の研究をしているところ。これは軍の予算で行われるイベントで、コンテスト参加者から得られたアイデアは軍事目的に利用されるわけだね。

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Nov 13, 2009 03:00 AM
Announcements, Computers, News from the Future, Science | Permalink | Comments (0)

November 10, 2009

ハダカデバネズミががんにならない理由

naked_mole_rats.jpg

現在、科学の分野でも詐欺事件がバカみたいに多い。なかでも、がん研究というおいしい分野では、とくに被害が多いようだ。今これを書いている間も、私は、「サメはがんにならない」という言葉が気になっている。藁をもすがりたい人たちに対して、サメの軟骨を原料にしたインチキ薬の無責任な宣伝文句だ。あくまで私の意見だが。

聞くところによると、ハダカデバネズミのがん性腫瘍の発生率がきわめて低いそうだ。これは「ハダカデバネズミは絶対に癌にならない」と誤解される恐れがある。誰がハダカデバネズミのがん性腫瘍の調査をしたのか、調査期間はどれくらいか、この調査にはどれだけ力を入れているのか、誰が何の目的で資金を出しているのか、といった説明が必要だ。それでも、下の一文には興味を惹かれる。

本日発表された全米科学アカデミー会報によれば、ハダカデバネズミの細胞にはp16という遺伝子が発現し、これが細胞を「閉所恐怖症」にすることで、この細胞が密集した場合に増殖を止め、膨張を事前に防ぐことがわかった。p16の効果は顕著であり。研究室において腫瘍を誘発するよう細胞を変異させたところ、一般のマウスの細胞は完全にがん化したのに対し、ハダカデバネズミの細胞の成長にはほとんど変化がなかった。
もちろん、これはあくまでハダカデバネズミの細胞で起きることであり、そのまま人間に応用できるものではない。とは言え、細胞を「閉所恐怖症」にすることで腫瘍を抑制するというメカニズムはシンプルで魅力的だ。全米科学アカデミー会報オリジナルの抜粋はこちら

- Sean Michael Ragan

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Nov 10, 2009 12:00 AM
Biology, Chemistry, Science | Permalink | Comments (0)

October 26, 2009

ワシらの時代にはオシロスコープなんてなかった。火を使ったもんだ。

metiers_cc.jpg
oldyCalc_cc.jpg

パリのMusee des arts et metiersを訪れる機会があったら、その日のスケジュールはまる1日開けておくのが賢明だ。Brian Jepsonの、このMakerの博物館に関する最新記事を読んだとしても、その規模の大きさや奥深さ、そしてコレクションの素晴らしさに圧倒されてしまう。古代の天文観測儀、astrolabesや手作りの科学装置からクレイのスーパーコンピューターまで、ここでは滅多にお目にかかれない技術と発明の歴史を見学できる。

acousticAnalyzer_cc.jpg

サイマティクス、波形、音響一般の愛好家として、私はまずRudolph Koenigの音程解析機に狂喜した。現在のオシロスコープの先祖だ。複数の真鍮製の共振器と、与えられた音にもっとも近い周波数を特定するための小さな炎を使用する。回転する鏡を使って、どの炎がいちばん激しく瞬くかを観察する。これにより、その音の主要な周波数がわかる。この説明では要領を得ないという方は、CWRUのFourier analyzerのページにあるビデオを見てほしい。

そうそう - 私が撮影したその他の写真はrelevant photoset にあります。


metiers2.jpg

- Collin Cunningham

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Oct 26, 2009 03:00 AM
Arts, Science | Permalink | Comments (0)

October 2, 2009

アマゾンで売り出されたウラン鉱石

uranium_ore_sample.jpg

中古が2件。安い方は23ドル99セント。欲しい人は急げ。

容器に亀裂。それがもとで犬の足が2本増えた。それでも可愛い。いい製品です。

これが売れてしまったので、価格は2500ドルに跳ね上がった。

休暇で訪れた廃墟の村で見つけました。昔のロシアの型(PU239)だろうか? 配達方法についてはお問い合わせください。被曝または爆発による被害については責任を負いません。

メーカーのサイトで直接買うこともできる。

アマゾンのレビューはふざけた内容ばかりだけど、これは正真正銘の本物。レビューの数は168件もあるから、ちょっと抜粋しておこう。

もうショッピングモールの駐車場でリビア人から買わずに済むのでうれしい。
ボクは、地元アラスカにある内陸の湖で古代生物の調査のために使用している自作潜水艦の燃料としてこれを買った。郵便で届くのか、届けてもらえるのか不安だったが、問題なく届いて安心している。というか、ほとんど問題なし。

すばらしい製品だが容器がダメ。
私はこれを44億 7千万年前に買ったのだが、今日、フタを開けて見たら半分になっていた。

ウチの猫のために買いました。
ウチの猫のために買いました。これと猫と毒入りのビンを密閉容器に入れました。気に入ってもらえるでしょうか。まだ箱を開けていません。

- Sean Michael Ragan

訳者から:ホントの本物。実験または教育用のウラン鉱石のサンプルで、メーカーのサイトでは32ドル 95 セントで売られているのに、どーして2499ドルにもなっているのか、ナゾ。

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Oct 2, 2009 03:00 AM
Chemistry, Online, Science, Toolbox | Permalink | Comments (0)

September 29, 2009

MIT学生のお金をかけずに宇宙で写真撮影プロジェクト

spacephotobudget2_cc.jpg
spacephotobudget1b_cc.jpg

MITの学生が、市販されている普通の機材に最小限の改造を加えただけのシステムで宇宙の写真を撮影した。

2009年9月2日、私たちは近宇宙にデジタルカメラを打ち上げ、地球の写真を撮影しました("Flight" を参照のこと)。

同様の計画は、すでに多くのグループが成功を収めていますが( "Other Launches" を参照)、以下の点において、私たちは世界初であると言えます。

(1) 予算総額が150ドル。カメラ、GPS追跡装置、気象観測用風船、ヘリウムを含むすべての材料を、150ドル以下で揃えました。

(2) 電子回路の改造なしに装置を製作。私たちは、一般に市販されているだけを使用しました。電子チップの追加もハンダ付けもしていません。


クーラーボックスと使い捨てカイロを使って、低温中でも電子機器が作動するようにしていた。写真と詳細は1337arts で見られる。[Slashdot より]

- Collin Cunningham

原文

Posted by Tetsuo Kanai | Sep 29, 2009 12:00 AM
DIY Projects, Science | Permalink | Comments (0)

Page 6 of 15 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15

Bloggers

Welcome to the Make:Japan Blog. You'll find all the most up to date happenings in the Maker and Crafts world here.

Tetsuo KanaiTetsuo Kanai
Translator/Writer


Takumi Funada.Takumi Funada
Engineer


Hideo TamuraHideo Tamura
Editor


MAKE Japan.

Advertise here with FM.

Why advertise on MAKE?
Read what folks are saying about us!

Click here to advertise on MAKE!

Purchase MAKE.

Categories

Archives

Recent Posts