Archive: Something I want to learn to do...
February 3, 2009
How-to Tuesday: バレンタインのLEDディスプレイ
今週は、Jimmie RodgersのOpen Heart kitを作ろう。これは、素晴らしいオープンソースのキットで、LEDを光らせるのにCharliplexingという技術を使っている。なんでかって? Charliplexingは、それぞれのLEDを個別にコントロールするための技術なんだ。とは言え、Arduinoに簡単なプログラムを書いて読み込ませるだけで、クールなLEDのアニメーションができてしまう。プログラムの記述なら心配無用。JimmieがFlashのインターフェイスを作ってくれたから、そいつが全部作ってくれる。それをコピーしてArduinoのIDEに貼り付ければ、LEDはアニメーションを表示してくれる。
Open Heartは、個別にアクセス可能なLEDによるマトリックスです。アニメーションのカスタマイズは自由度が高く、ブローチやバッグの飾りなどに使えます。布地にヘッダーを突き刺して挟めば、取り外し可能な飾りになり、恒久的にプロジェクトに組み込みたいときは、導電性糸で直接縫いつけるようにもできます。アニメーションのデザインが簡単にできるFlashのソフトも作りました。このソフトは、Arduinoのプログラムが自動的に作ってくれます。後はこれをコピーして、貼り付けて、アップロードして、楽しむだけです。
Open Heart kitはMaker SHEDで購入できます。Arduinoもここで売ってます!
Jiimmieは、彼のウェブサイトに丁寧な作り方の解説を載せている。このオープンソースのキットの素晴らしいところは、好きなように改造ができるということ。まずは、私のバージョンを試してみてほしい。
必要な材料:
Open Heart kitには、LEDをコントロールするArduino以外は、必要なものがすべて含まれている。すべてのArduino互換ボードにも対応しているが、プログラムさえちゃんと作れば、そのほかのマイクロコントローラーでも使える。
- Open Heart Kit - Maker SHEDで購入可能
- Arduino - Maker SHEDで購入可能
- 9V電池ケース
- 真鍮パイプ - 細い金属のパイプなら何でもよい。
- 小さな金属の箱 - 小さな箱なら何でもよい。
- 紙
- エポキシ
- 木片
必要な工具:
- ハンダごて
- ドリルとドリルビット - ビットは使用する金属パイプと同じ径のもの。
- ホットグルーガン
- ドレメルと切断用ディスク
- 基板固定用のアーム - 作り方
- 消臭機 - 作り方
- その他の工具 - ドライバー、ラジオペンチなど
Step 1: Open Heartを組む
まずはすべての抵抗を取り付ける。抵抗は全部で8本。プリント基板にハンダ付けする。一度に付けてしまっても、スペースには十分な余裕がある。
ハンダ付けができたら、基板からはみ出した足を切る。
いよいよLEDの出番だ。長いほうの足(+)を丸の穴に、短いほうの足(-)を四角い穴に通す。私は、作業がやりにくくならない程度に、一度に何本かのLEDを穴に通してからハンダ付けを行った。一度に8本から10本程度はいけると思う。
最初にセットしたLEDをハンダ付けしたら、次からはもう少し多めにしてみよう。あくまでも、基板が混み合って作業がやりにくくならない程度にね。
ハンダ付けは急がないこと。時間をかけて、きちんと電気が通るようにしっかりと付ける。
私の場合、すべてのLEDを付け終わるのに、3ランドこれを行った。あとは、Arduinoに接続する線を繋げる。
キットに含まれているケーブルの被覆を剥がして、中のリード線を取り出す。
被覆を剥がすと6本のリード線が出てくる。これを絡ませると面倒なことになる。私みたいにね。
リード線を基板にハンダ付けしよう。キットにはヘッダーとプラグが含まれているが、私は基板に直接ハンダ付けすることにした。ここの判断は、このキットをどう使うかによる。まずは、pin1と書かれた穴に緑の線をハンダ付け。次に、pin2の穴に赤い線をハンダ付けする。
続けて、白い線をpin6に、黒い線をpin5にハンダ付け。
最後に、青い線をpin3に、黄色い線をpin4にハンダ付けする。これでOpen Heartは完成だ。次は、こいつのスタンドに取りかかろう。
Step 2: ディスプレイスタンドを作る
まず、0.5mm径の真鍮パイプにワニグチクリップをハンダ付けする。
真鍮パイプはしっかり熱しておくと、ハンダが乗りやすい。ハンダはケチらずにたっぷり使おう。がっちりと固定させる必要があるからだ。
ドレメルに切断用のディスクを取り付けて、真鍮パイプのワニグチを取り付けた側に細い切れ目を入れる。すべてのリード線が通る大きさに開けること。
注意: ドレメルを使うときは防護メガネを忘れずに。切断ディスクは簡単に割れて飛び散るからね。
パイプに開けた切れ目から、6本のリード線をパイプの中に入れる。
土台の箱に穴を開けよう。私はガラクタの中から探してきた古いブリキの箱を使った。これがArduinoを収めるのにピッタリのサイズだった。真鍮パイプを立てたい場所に穴を開ける。
金属の箱の場合は、穴を開ける前に裏側を補強するといいだろう。私はエポキシで木片を接着して補強した。
エポキシが固まったら、パイプを通すための穴をドリルで開ける。
この穴に、リード線とパイプを通す。
6本のリード線をArduinoに簡単に接続できるように、6本のヘッダーピンを繋いだ。私はまっすぐなピンを使ったが、キットに入ってるピンでも問題ない。ピンには、緑、赤、青、黄、黒、白の順番にハンダ付けする。緑はArduinoの8番のピンに入る。白は13番だ。
金属の箱を使用するときは、内側に絶縁体を貼っておこう。Arduinoの基板が金属に触れたらショートを起こす危険性があるからね。
さて、あとはArduinoにコードをアップロードして、すべてを箱の中に収めるだけだ。
Step 3: Open Heart のプログラム

プログラムは、このFlashアプリケーションでハートのアニメーションを作るだけでいい。無料でダウンロードできる。すべてのコードは、このソフトが作ってくれる。パターンを作ったら(丸をクリックするだけで作れる)、生成されたコードをコピーして、ArduinoのIDEにペーストする。
自分のOpen Heart用に私が作ったコードがこれだ。
注意:Arduinoにコードをアップロードする方法がわからないときは、Arduino.ccを見てほしい。Arduinoのプログラミング入門に関する情報が山ほどある。
気に入ってもらえたかな。バレンタインデーはもうすぐそこだ。ではまたね。
- Marc de Vinck
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Feb 3, 2009 12:00 AM
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January 15, 2009
Wastricity(ウェイストリシティー)

Wastricity(ウェイストリシティー)とは、個人的にも公的にも何の役にも立たない形で電気を使うこと。
昼間に街灯を付けたり建物を照らしたりしても、誰も喜ばない。こうした、行政による電気やその他の資産の無駄使いを発見したとき、誰に訴えればいいんだろう。無駄を指摘されたとき、彼らはどう対処するだろう。有権者による年間予算の崩壊をなんとか緊急に押しとどめる策の要求に対して、率先して動こうという気があるのだろうか。
何の役にも立っていない機器が電気を使っていれば、私たちは化石燃料に由来し、配電網を通して配給される公的資産である電気を浪費していることになる。
個人の生活においても、携帯電話を接続してない充電器をコンセントに入れたままにしておくだけでも、それがウェイストリシティーとなる。外出するときにゲーム機のスイッチを入れっぱなしにしておくのも同じだ。誰もいない部屋の電気を付けっぱなしにしておくことも、ウェイストリティーの定番だ。
家計の予算は潤沢にある? 電気の無駄を探し出して、ウェイストリシティーをなくすことで、ちょっとだけお金が浮くとしたら? あなたの学校や町には、ウェイストリシティーをなくすための対策をしていますか? あなたのお子さんや生徒さんたちを、ウェイストリシティーをなくす戦いに、どう巻き込みますか? 人々にウェイストリシティーをなくさせるための、何かよい動機は思いつきませんか?
ウェイストリシティー。あなたなら、どうやってなくします?
訳者から:ウェイストリシティーは、無駄のwaste(ウェイスト)と電気のelectricity(エレクトリシティー)を掛けた言葉だね。本文中の「年間予算の崩壊」のリンク先の記事は、マサチューセッツ州で行っている公立学校の教育改革プランが、財政難により第一目標へも到達できないことがわかった、というボストングローブ紙の記事。深刻だよ。ウチでは去年、百万人のキャンドルナイトに参加して、家の電気を消して、ロウソクの光で本の朗読会をやったんだけど、よかったよ。なにがよかったって、終わってから電気を付けたら、眩しくてたまらなかった。普段、どんだけ明るい家に住んでいるのかがわかったよ。でも、すぐにまた慣れちゃうんだけどね。いかんいかん。
- Chris Connors
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Jan 15, 2009 12:00 AM
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December 2, 2008
Dannyはレーザーカッターが大好き

Dannyは、ボストンのFab Labの常連客。彼はレーザーカッターの能力を引き出すための、さまざまな素晴らしい作品を作ってきた。Fab Labコミュニティーの素敵な習慣にのっとり、彼は他の利用者にレーザーカッターの利用を奨励し、上手な利用法を丁寧に伝授している。
Boston Fab LabはSouth End Technology Centerの中にあり、MIT Media LabのCenter for Bits and Atomsの支援を受けている。木曜日の夕方と土曜日の午後にはオープンアワーを設けているので、Makeでよく紹介されているツールを実際に見たり使ったりしてみたい方は、一度覗いてみるといいだろう。
スタッフの大半はボランティアで賄われるFab Labコミュニティーは、助け合いの精神に支えられています。誰かが何か新しい方法を発見したら、他の人たちにも教えて、アイデアや技術をみんなで共有する習慣になっている。Boston Fab Labの利用者が書いた解説資料を見ることもできる。Boston Fab Lab Flickr Pool の写真も見てください。
- Chris Connors
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Dec 2, 2008 01:00 AM
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LEDスローウィーを作ってオームの法則を教えよう

電子回路の理論を真剣に学ぼうとすれば、どうしてもオームの法則を避けては通れない。では、I=VRの概念をどのようにして完全に理解するかだ。生徒たちは、V=I/Rや R=V/Iがわかるだろうか? この3つの式は、どれも同じなのか? これらの理論をまとめて、記号を数字に置き換えて実生活に応用できるだろうか? ここで彼らに、LEDスローウィーを投げてみよう。
電気や回路に関する教材では、9ボルトの電池を使うことが多い。そのため実験では、電圧を下げて、電池の寿命を延ばし、LEDが燃えないようにするために、LEDに抵抗を繋ぐところから始まる。このように、回路の勉強の初めから抵抗を使わなければならないとなると、入門者は、いきなり大量の理論と戦うはめになる。しかも9ボルトの電池は、けっこう高かったり、すごく高かったりする。
電気や回路の勉強に使えるオンラインの資料はたくさんある。中でも私が好きなのは、Paul Falstadのサイトだ。電気の流れや方向が図解されていて、彼のシンプルな回路を使うことができる。また、改造して使ってもよい。ほかにも、数多くの数学や物理の理論を図解している。
スローウィーを使った学習のアイデアには、次のようなものが考えられる。LEDがどれくらいの時間点灯しているか。LEDを3ボルトの電池に2個、3個、あるいは10個と増やして並列に繋いでいった場合の電池の持ちはどうか。同じ数のLEDを直列に繋いだ場合はどう変化するか。抵抗やコンデンサーやトランジスターやフォトレジスターなど、他の部品を繋いだら、回路はどのように作動するか。マルチメーターを使って、電圧、抵抗値、電流、極性などを測るにはどうしたらよいか。
スローウィーの利点はもうひとつある。コストだ。上に掲載したMake(英語版 Vol. 6、116ページ[日本語版は、Vol.5の142ページ])の絵を見れば、必要な部品の価格と購入方法がわかる。今や、LEDは大変に安価になっている。電池もそこそこ安くなっている。磁石はちょっと高いかもしれない。比較的低予算で、クラスの全員に行き渡るだけの材料を揃えることが可能だ。また、これらの部品はジャンクから回収して集めることもできる。LEDは、私たちが毎日のように廃棄しているほとんどの電子製品に使われている。電池も、廃棄場に向かうパソコンの中から取り出すことができる。ハードディスクの中には、強力な希土類磁石が2つ以上入っている。部品を回収するには、新型よりも旧型の電子製品のほうがよい。部品は大きいし、昔ながらの方法で取り付けられているからだ。はんだゴテとはんだ吸取線を使って部品を取り出すときは、安全のためにかならずゴーグルを着用しよう。
このプロジェクトには、ひとつだけ落とし穴がある。ティーンエイジャーに渡せば、どうしても面倒な騒ぎの元になる可能性を回避できない。もちろん、こうしたカオスを最小限に抑えるための工夫の余地はある。Sittees(ただ置く式)、Stickies(粘着式)、Floaties(浮かべる式)などはどうだろう?
スローウィーなどのシンプルな材料で電気の授業をした経験は? もし試してみる予定なら、ぜひとも写真やビデオを撮って見せてほしい。または、Make Flickr Poolにアップしてほしい。解説にはリンクを張ってほしい。また、電気の勉強に子供たちが強い興味を抱く良いアイデアがあったら、ぜひコメントを買いてほしい!
このほかに、学校の授業やその他の教育の現場で役に立ちそうな Make や Craft の記事があったら、それもコメントに書いてくれ。
- Chris Connors
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Dec 2, 2008 12:00 AM
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August 20, 2008
Build: リサイクル部品で電動ゾートロープを作ろう
今回はジャンクからゾートロープを作る。ところで、ゾートロープってなんだ? という方は、こちらをどうぞ。回転のぞき絵 - Wikipedia
初期の原始的なゾートロープは西暦180年ごろに中国の発明家丁緩によって作られた。
これは、縦に細い窓がたくさん開けられた筒の形をしている。窓の下の内側にはビデオや映画のフレームか、連続した絵や写真を並べる。そして、円筒を回転させて、窓を通して内側の絵を見る。ゾートロープは、身の回りのものやリサイクル品で作ることができる。モーターや可変抵抗が手元になくても、電子部品屋へ行けば大抵は手に入る。
部品を集める:
子供が大きくなって遊ばなくなったオモチャや、お隣さんが捨てたビデオデッキなどをチェックしよう。スイッチとモーターと配線が手に入る。部品探しは、けっこう楽しい遊びになる。ただし、テレビやコンピューターはコンセントを外した状態でも高圧電流で感電する恐れがあるから、くれぐれも気をつけて。知識が乏しい人には、部品探しは危険な場合もあるので注意しよう。電池で動く子供のオモチャなら、大抵は安全に必要な部品がとれる。
ここで紹介するのは、ゾートロープのごく基本的な作り方だ。使用する部品によっては多少の調整が必要になることもある。楽しいゾートロープが完成したら、ぜひともMAKE Flickr photo poolにアップして、ボクにメールしてほしい。よろしく!
必要な材料:
- いらないCD 1枚 - AOLのデモディスクなど
- CD のスピンドルケース 1個
- 紙 - 黒い紙と白い紙(白い紙を黒く塗ってもオーケー)
- 小さな消しゴム
- モーター 1個 - 子供のオモチャから回収
- スイッチ 1個 - これも回収品
- 可変抵抗
- リード線
必要な工具:
- ハサミ
- デザインカッター - 気をつけてね!
- はんだゴテ
- ヤニ入りはんだ
Part 1:部品を探す
最初にやらなければならないのは、不要の、または壊れた電気製品から部品を集めることだ。モーターは子供のオモチャから回収できる。子供がいない、または近所に子供がいないという場合は、1ドルショップでモーターが入ってる適当な物を買ってこよう。その場合、大抵はスイッチと電池も一緒に手に入る。ボクは1ドルの携帯扇風機を買った。扇風機としてはぜんぜん使えない。たしかにファンは回るが、まったく風を発生させないのだ。分解して部品を回収しろと言わんばかりのアイテムだ。
扇風機または入手した不要のオモチャを分解する。ネジを外してもカバーが外れないときは、シールの下にネジが隠れていたりするので、よく確かめよう。
ボクの場合は、2本の単三電池と、豆電球1個と、モーターと、リード線と、飾りのヒモが手に入った。今回使わないものは、別のプロジェクトのために取っておこう。
電池ホルダーはガラクタ箱に入っていたものを使うことにした。ずっと前にどこかから回収したものだ。単三電池4本が入るもの。完璧な電池ホルダーだが、使う電池は2本なので、半分に切断しなければ鳴らなかった。
カッターで切れ目を入れて、ポキンと折った。
Part 2:CDのスピンドルケースで駆動系を作る
まずは、スピンドルの中央の柱を切り落とす。ニッパーを使えば簡単にできる。
可変抵抗、スイッチ、モーターを取り付けるための穴を開ける。ドリルを使うと割れてしまうので、カッターの先を火で炙って熱くして、適当な大きさになるまで穴をこじ開けた。可変抵抗とスイッチの穴の位置は側面であればどこでもよい。モーターは上面の中央だ。
ボクの場合、可変抵抗はガラクタ箱に入っていたが、どこで手に入れたものか覚えてない。はんだの跡があるから、たぶん別のプロジェクトに使っていたものだろう。どこにでもあるってものではないから、手に入らない場合は、電子部品屋で買ってこよう。たかだか1ドル程度のものだ。
10センチほどのリード線を2本用意し、1本は可変抵抗の両脇のいずれかの端子に、もう1本は中央の端子にはんだ付けする。
ここで、可変抵抗をケースに取り付ける。ちょうどいいツマミがあったので、それを取り付けたが、木などで作ってもいいし、別にツマミなしでも構わない。
次はスイッチだ。スイッチの端子にも、10センチほどのリード線をはんだ付けする。中央に1本、両端のいずれかに1本だ。
スイッチをケースに取り付ける。
最後にモーターだ。モーターの両方の端子に、それぞれ10センチのリード線をハンダ付けする。次に、スピンドルの上面中央に開けた穴に、ホットグルーを使ってモーターを接着する。その上からエポキシをたっぷり塗って固める。乱暴に扱われる箇所なので、頑丈にしておく必要がある。エポキシは硬化するまで24時間かかるので、ここで作業を終えて、続きは明日ということになる。モーターの軸を適当な余り物の部品で補強してやってもいい。ボクは扇風機についていた部品を使った。
Part 3:配線を繋げる
配線を繋げよう。電池ホルダーをホットグルーを使ってケースの内側に固定する。後で分かったことだが、電池2本でもモーターのスピードが速すぎた。そこで、電池1本の仕様に変更する必要がでてきた。1本用の電池ホルダーに交換することもできたけど、ボクは電池ホルダーの片方の電池用のプラスとマイナスの接点をリード線で直結して、電池1本用のホルダーに改造してしまった。このプロジェクトの楽しいところは、あり合わせの部品で工夫して作るところだ。
はんだ付けをしよう。写真では配線の色がまちまちだが、これの廃品を使っているせいだ。そこで、ボクはわざと黄色い熱収縮チューブを使った。透明なケースの中に見える配線が、さらにカラフルになって楽しいからね。
極性を心配する必要はない。どっちに回ってもアニメーションは見えるからだ。電池からのリード線1本をスイッチからの線1本に繋ぐ。次に、スイッチからのもう1本をモーターの1本に繋ぐ。そして、電池からのもう1本を可変抵抗の1本に繋ぎ、可変抵抗のもう1本をモーターのもう1本の線に繋ぐ。わかった? わかればよろしい。
スイッチを入れて、モーターが回ることを確認しよう。可変抵抗を回すと回転速度が変わる。回転方向を変えたいときは、電池の配線を逆にすればいい。
Part 4:ゾートロープの筒を作る
まずは zoetrope_blank.pdfとzoetrope_ball.pdfをダウンロードする。それらを印刷して、枠の中にアニメーションを描く。または "Red Ball" を使おう。最初は簡単な絵から始めるといいよ。
アニメーションを描いたら、それを印刷して黒い紙に貼り付ける。黒を背景にすることで絵がハッキリ見えるようになるのだ。
ノリが乾いたら、白い長方形を切り抜く。ここが筒の窓になる。
印刷した紙を裏返して、下側に長いテープを貼る。テープは下から5ミリほどはみ出させること。はみ出したテープに1センチ間隔に切れ目を入れる。丸いCDに貼りやすくするための処理だ。
CDを紙の端に合わせてテープを貼る。CDを回転させながらテープの端を折り曲げてCDに貼っていく。すべて貼り終わったら、テープの上からさらに補強のテープを貼る。ボクのCDはナゼか標準の12センチよりもわずかに小さかった。そんなときは、紙を少し短くして対応しよう。この程度なら大勢に影響はない。
ほぼ完成。
Part 4:筒を取り付けて見てみよう
別のいらないCDを使って、中央の丸い穴の形を消しゴムの上に写す。
写した丸よりも、わずかに大きめに消しゴムを丸く切り、中央に穴を開ける。
ゾートロープの筒にしたCDの穴に消しゴムをはめ込み、さらにそれをモーターの軸に差し込む。
これで完成だ! 新しいテンプレートを印刷して、別のアニメーションを作ろう。次からは、下半分だけを切り取って、筒の内側にはめ込むだけでいい。いろいろなアニメーションを作って友達に見せてやろう!
- Marc de Vinck
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Aug 20, 2008 02:00 AM
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July 17, 2008
4色Tシャツプリント機の作り方を無料公開

PrintingPlans.comは、4色刷り用のTシャツプリント機の作り方をまとめたPDFを無料で公開している。多色刷りで重要なのは、正確さと、何度でも刷れること。これを作るときは、このサイトでも忠告しているけど、しっかり頑丈に作ることが大切なようだ。
この4色刷りワンステーションプレスは、Michael PhippsとDan Mitchellの設計によるものです。とても頑丈で正確で、しかも125ドル以下で作れます。市販されているいちばん安いプリント機よりも安いぐらいです。
4色刷りプリント機の設計図 - Free: 4 Color Printing Press Plans(英語)
さらに:

シルクスクリーンでオリジナルTシャツを作ろう - Make: Video Podcast
- Marc de Vinck
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Jul 17, 2008 12:50 AM
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June 23, 2008
Build: ヘロンの噴水を作ろう
今週は、電気を使わないものに挑戦しようと思う。でも、知らない人は電気を使っていると思うだろうね。というわけで、今回のお題は、身の回りの材料で作るヘロンの噴水だ。とっても簡単だし、子供と一緒に楽しむのには最適の工作だ。その前に、流体力学と永久機関について、こっそりおさらいしておくといいかも。
アレクサンドリアのヘロン(Heron)は、数学者にして発明家だった。ヘロンは蒸気エンジンやアイオロスの球や、その他の蒸気を利用した発明で知られている(Wikipediaより)。そこでボクも、ヘロンの発明品のひとつを再現してみようと考えた。それが"ヘロンの噴水"だ。
総費用 = $2(ペットボトル3本は拾ってくる)
必要なもの:材料
500ml のペットボトル(3本、ボクはDasaniのボトルを使った)
18センチのパイプ(1本、Tube{e})
28センチのパイプ(1本、Tube{d})
38センチのパイプ(1本、Tube{f})
粘土をちょっと(プレイ・ドー)など
注意:ボクは熱帯魚の水槽に使う0.5mm径のプラスティックのパイプを使ったけど、なんでもいいと思う。柔らかいホースでも作れるけど、ボクの場合は固いパイプが作りやすかった。ペットショップで売られている。(編集から:チューブの長さは下の図を参考に、使用するペットボトルに合わせて調整してください)
必要なもの:工具
ハサミ
ドリル(手動でも電動でも)
0.4mmのドリルビット(パイプの直径よりちょっと小さいぐらい)
Step 1:リザーバーを作る
ペットボトル1本を、写真のように半分に切る。リザーバーは上半分だけど、下半分も捨てないでね。噴水に水を入れるときに便利だから。
Step 2:穴を開ける
それぞれのボトルのキャップに穴を2つずつ開ける。いらない木片を台にするとやりやすい。
最初のキャップに穴を開けたら、残りの2つのキャップにも同じ位置に穴を開ける。キャップ同士を重ね合わせて開けるといい。同じ位置に2つずつ穴の空いたキャップが3つできた。
Step 3:穴を開ける その2
キャップをガイドに使って、切っていないペットボトル1本の底に穴を2つ開ける。このボトルは、下の図の Bottle{b} になる。
Step 5:パイプを取り付ける

上の図のとおりにパイプを通す。穴とパイプの間に空気が漏れるような隙間ができてはいけない。0.4mmの穴を開けていれば、きっちり入るはずだ。穴が大きいときは、穴とパイプの隙間を粘土(プレイ・ドー)で埋める。ボクの場合は、Bottle{a} と {b} の間に粘土を詰める必要があった。いちばん上の写真を見ればわかると思う。ほかの部分では空気漏れがなかったので、粘土は使っていない。
注意: それぞれのボトル内のパイプの位置は正確に合わせること。パイプの位置は非常に重要だからね。
Step 6:水を入れて愛でる
あとは、Botle{b} に水を入れて、すべての部品を組み立てたら準備完了。噴水をスタートさせるには、Bottle{a} に水を注ぐだけ。自家製ヘロンの噴水をお楽しみください。
- Marc de Vinck
訳者から:熱帯魚用のパイプは妙に高いし、大きなペットショップに行かないと無いから、ホームセンターで普通に売っているやつで十分。ペットボトルは何でもいいけど、パイプとの位置関係がずれないように、なるべく同じ高さのものを選ぼう。
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Jun 23, 2008 01:00 AM
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April 9, 2008
HOW TO - キャンディー缶消臭機の作り方

活性炭フィルターとファンを使って、はんだゴテから出る煙や有毒なガスを除去するはんだ吸煙機です。ホビー向けの小型のものでも、買えば100ドルはしますが、これなら10ドル程度で作れます。大型のものほど効果はありませんが、何もないよりはマシです。それに持ち運びも便利。ただし、いつだって換気のいい場所で作業するのは鉄則です。
必要な材料:
(1) 7812 - 電圧レギュレータ
(1) キャンディーの缶
(1) スイッチ
(1) 40mmケースファン
(2) 9ボルト乾電池
(2) "安い" 9ボルト電池用のコネクター(Step2と3を参照)
(2) 金網
(1) 活性炭フィルター
熱収縮チューブ
リード線
ヤニ入りはんだ
ネジとワッシャ適量
ペンキ(お好みで)
必要な工具:
はんだゴテ
ドレメルとカッティングホイール
ドリルと細いドリルビット
細字のマーカー
ネジまわし
リード線用のカッター
防護メガネ
Step 1 : 回路を組む

先に簡単なモックアップを作るのがいいと考え、そうしてみたら、やっぱり正解だった。最初は、9ボルト電池ひとつでファンが回ると考えていたのだが、最終的には12ボルトに決めた。この場合は、それがよかったみたいだ。
最終的な回路では、簡単なスイッチと、9ボルト電池2個と、7812電圧レギュレータを使うことにした。7812電圧レギュレータは、直列にした2個の9ボルト電池の電圧18ボルトを、ファンの定格である12ボルトに下げてくれる。
Step 2 : はんだ付け
電池のコネクターに注目してほしい。安物のビニールのやつだ。プラスティックの固いやつでは缶にうまく収まらないから注意。

とっても単純な回路だから、配線図のとおりにはんだ付けするだけ。7812の配線は間違わないように気をつけてね。それから、結線部分にはかならず熱収縮チューブを使うこと。ケースが金属製だから。金属は電気を通すよ!
Step 3:すべての部品が合うか確認する

すべてがキャンディーの缶に収まるはず。ただし、電池のコネクターはビニールの安いやつを使うこと。プラスティックのしっかりしたやつはダメだ。わずかな厚みの違いなんだけど、そのために缶に入らなくなるからね。
ファンの空気孔の位置と大きさは、マーカーと型紙を使って缶に描き込んだ。一辺35ミリの正方形だ。スイッチ用の穴の位置も同時に描いておく。空気孔とスイッチの穴はドレメルにカッティングホイールを付けて切り抜いた(防護メガネをかけようね!)。次にスイッチの穴。さらに、スイッチ用のネジ穴を2つとレギュレータ用のネジ穴ひとつを開ける。

空気孔がひとつ開いたら、35ミリ角の型紙を使って反対側の空気孔の位置を決める。そんなに厳格なものではないので、目測で大丈夫。多少ずれても問題ない。
Step 5:色を塗る
RuntyBoostのときは塗らなかったけど、今度はこの段階で色を塗ることにした。色はきれいな赤だ。缶の内側にホットグルーで木の棒を仮止めしてやると、塗るときに便利だ。二度塗りできれいに仕上がった。有機溶剤のペイントは毒性が高く引火性もあるから、換気には十分に気をつけてね。できれば屋外か、周囲に何もない広い場所で塗ろう。
Step 6 : レギュレータとスイッチを取り付ける

まずは、7812レギュレータを、何枚かワッシャを噛ませて缶の内壁に触らないようにしてネジで止める。ボクは#6-32ネジとワッシャを1枚使用した。でも、穴に合えばどんなネジでも構わないと思う。このワッシャとネジは熱を逃がすヒートシンクの働きもする。そして、スイッチをネジ止めする。
Step 7:金網とフィルターを付ける

ご覧のように、金網、フィルター、ファン、金網と重ねる。金網は50ミリ角のもの。フィルタは40ミリ角のものだ。フィルターは、市販のはんだ吸煙機の交換フィルターのものを使う。これなら安価に交換もできる。次に、で、金網の四隅にホットグルーかエポキシを付けて缶に固定する。そこにファンとフィルターを挟んでやる。缶の蓋を閉じれば適当に圧力がかかって動かなくなる。
Step 8:出来映えを愛でる


以上で完成! この出来映えには大満足だ。だけど、やっぱり何か絵があったほうがいいね。いいアイデアない?
Step 9 : テスト


何時間か付けっぱなしにしてみたけど、7812レギュレータはとくに熱を持つこともなく、ファンはずっと力強く回り続けている。すごくいい感じだ。大きな吸煙機と置き換えることはできないけど、ちょっとした工作のときはこれが便利だ。はんだ付けを行う際には、くれぐれも安全第一に。たとえ吸煙機があっても、換気のいい場所で行うのは常識だ。
- Marc de Vinck
訳者から:日本でも、卓上はんだ吸煙機は、安くて1万円だね。もう少し大きな物を自作しても、1万円はしないだろう。
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Posted by Tetsuo Kanai |
Apr 9, 2008 01:20 AM
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February 5, 2008
低コストのアルミ溶接

アルミの溶接をしようと思ったけど、新しいミグ溶接機やティグ溶接機は高すぎて買えないし、なんて経験ない? でも、タンクやシールドガスなんて、もう忘れて大丈夫。その答えは、深夜のテレビショッピングでおなじみの"アルマロイ"。これなら、フラックスもシールドガスも使わず、アルミの溶接ができる。必要なのは、普通の金物屋さんで売ってる安価なプロパンなどのトーチだけ。もちろん、JB Weldという裏技もあるけどね。
アルマロイはオンライン販売で手に入る。でも、よくわからない店も多いからeBay expressがお勧め。- Link
関連リンク:
- Marc de Vinck
訳者から:日本でアルマロイをググってもゴルフクラブしか出てこない。ようやく見つけ出したのが、このALウェルド君。
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Feb 5, 2008 01:33 AM
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Bloggers
Welcome to the Make:Japan Blog. You'll find all the most up to date happenings in the Maker and Crafts world here.
Tetsuo Kanai
Translator/Writer
Takumi Funada
Engineer
Hideo Tamura
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