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February 6, 2012
モノ:ファクトリーとMakeのイベントについて
本イベントの情報は2月6日(月)に公開の予定です。もうしばらくお待ちください。
Posted by Hideo Tamura |
Feb 6, 2012 12:00 AM
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February 3, 2012
Maker、ハッカー、起業家はアメリカの郵便事業をどう救えるか

年末休暇の間、Adafruitの発送スタッフが休みだったので、私はひとりで、何百何千ものオープンソース電子キットのパッケージの発送に追われた。私はヘッドホンをして、工場と在庫棚の間を行ったり来たり。それは私にとって、アメリカの郵便事業(とその周辺のEndiciaやStamps.comなどの企業)がどれほどありがたいものであったかを再確認するよい機会でもあった。安い料金で、ほとんどどこへでも届けてくれる。そりゃ、ときどきトラブルもあるけど、これだけの数を、これだけの料金で配達してくれることを考えれば、大したもんだと思う。このニューヨーク市内のオフィスには、毎日集荷に来てくれる。郵便屋さんは、ウチのスタッフみたいなもんだ。数週間前、土曜日の配達業務を止めないでほしいという嘆願書が郵便公社に出されたが、状況は深刻だ。
あちらこちらで報道されているが、郵政事業の赤字は巨額にのぼっている。今の郵便システムをどう変えたら救えるのか、昼夜の区別なく配送の手続きに没頭していた私は、それを考えてみたくなった。Makerやハッカーや起業家など、物事に対するユニークな視点の持ち主たちと、意見を交換してみたい。みんなの考えを聞きたいんだ。この全国的な配送ネットワークという宝を、どうしたらもっと活用できるのか、みんなで考えよう。というわけで、今週のSoapboxのテーマは「Maker、ハッカー、起業家はアメリカの郵便事業をどう救えるか」だ。
アメリカ合衆国郵便公社(USPS)は、アメリカ国内の郵政事業を行う公社。アメリカ合衆国憲法で明示的に権限を与えられた数少ない政府機関のひとつです。USPSの起源は、1775年の第二次大陸会議において、ベンジャミン・フランクリンが初代郵政長官に任命されたときに始まります。1792年、閣僚レベルでの郵政省が設立され、1971年、郵政合理化法より現在の形に変更されました。

ベンジャミン・フランクリンは大統領にはならなかったが、現在流通している最高額紙幣である100ドル札の肖像になっている。アメリカの創意工夫の象徴として最高に崇められているわけだが、今の郵便公社はどうだろう。あまり芳しくない。
USPSは574,000人の従業員と、218,000台以上の車両を抱えている。雇用者数ではアメリカの事業者で2番目に多く、車両の数では世界の事業者の中でもっとも多い。USPSは、アメリカ国民にサービスを提供する義務を法的に負っており、地域格差なく全国一律の料金で均一のサービスを提供しなければならない。USPSは、U.S.Mailと書かれた郵便ポストを開けることができる権利を独占しているが、UPSやFedExなどの民間宅配業者との競争に苦戦している。
2011年12月5日、USPSは郵便集配所の半数以上を閉鎖し、28,000名の従業員を解雇して、第一種郵便物の翌日配達を廃止すると発表した。461箇所あるうちの252箇所の郵便集配所が閉鎖されることになる。2011年12月13日、USPSは、252箇所の郵便集配所と、それにともなう3,700箇所の郵便局の閉鎖を2012年の5月中旬まで延期することに合意。2006年12月20日に The Postal Accountability and Enhancement Act of 2006(PAEA:郵政責任強化法、HR 6407)が施行され、USPSは、10年間の退職者のための75年分の医療保険給付金を保証するよう義務づけられた。これは他の行政機関には求められていない。
ついでなので、悪い話をもう少し続けよう。 郵便事業の巨大損失

上は NY Times に掲載された表。
郵便公社の発表によれば、年間の損失は510億ドルにのぼる。郵便取り扱い数が減少する一方で、増大する給付費用が重くのしかかる。退職者の医療保険給付のための資金55億ドルの支払いを猶予する法案が成立しなければ、およそ106億ドルの損失になっていただろうとUSPSは話している。
USPSの稼ぎ頭である第一種郵便物による利益は、前の会計年度の320億ドルから6%減少している。全体的な郵便物の取り扱い数は30億通減った。これは1.7%にあたる。「売り上げのおよそ49%を担っている第一種郵便物への絶え間ない、そして避けがたい電子化の波が、我々の基盤のスリム化とビジネスモデルの変換を強く迫っている」と、郵便公社の最高財務責任者、Joe Corbettは上の図を載せた報告書で語っている。
昨年の損失は、思い切った予算削減と人員カットにも関わらず85億ドルに達した。この4年間で、郵便の取り扱い数は20%減少している。
ここで、私のアイデアを発表する前に(そしてみんなの意見を聞く前に)、一度船の針路を変えてみよう。退職者の医療保険は別の問題として切り離す。私はアイデアとサービスに話題を絞りたい。郵便サービスはビジネスの問題であることはわかっているが、Makerやハッカーの視点でサービスの転換を考えてみようという趣旨だ。政治的問題も脇に置いて、実現可能なアイデアを出し合っていこう。わかってもらえたかな?
ここに紹介するのは、順不同、冗談半分に出てきた突飛なアイデアだ。
郵便事業センサネットワーク

すべての配達トラックに、ネットワークにつながった「センサボックス」を取り付ける。このボックスの中のスペースを貸し出すのだ。人工衛星を利用すれば実現できる。DIY人工衛星も利用できるようになるだろう。郵便トラックを使わない手はない。国中の大気汚染、放射線量、細菌やウイルスなどを監視できる。研究者が利用するだろう。一般の人も、仕様を満たすモジュールを自作して積ませることができる。「直流12V電源と、6インチ四方の空間を提供します」みたいな。さまざまな情報を送信してくれるArduinoベースの巨大なセンサネットワークができるのだ。アメリカのあらゆる街から大量の情報が届く。Googleは我々のWi-Fi情報を集めていた。だから、走り回るトラックにセンサを積んでアメリカ中の情報を集めることは可能だ。上の写真はEngadgetと提携した配達トラックの想像図。
郵便公社によるストリートビューサービス

地図用の写真撮影をしたい業者にトラックの屋根を貸す。Bingがこれを使えば、毎日、ほぼすべての場所を撮影できる。Googleストリートビューのリアルタイム版だ。または、APIを使えば誰でもその写真にアクセスできる公的サービスにしてもいい。郵便トラックが通るすべての通りの毎日の写真が得られたら、何ができるだろう? アメリカのバーチャルツアー? Livestream/Ustreamを使えば、郵便配達の実況中継もできる。トラックに「便乗」して、昔住んでいた街や家を訪れるということもできる。大したアイデアではないが、言いたいことはわかるだろう。
上の写真はGoogleの偽ストリートビュー撮影車。 自分で作れるよ。
郵便公社クラウド

建物でも車両でも、郵便サービスがあるすべての場所でモバイルホットスポットを開設する。特定の範囲からアクセスできる小さなアンテナでもいい。携帯電話会社のネットワークを拡張する形でもいい。今すぐは思いつかないが、いろいろあるだろう。携帯電話会社は、トラックを使って電波の弱い地域を探すこともできる。大きな街では、郵便ポストにワイヤレスネットワークのノードにして、公衆無線ネットワーク(やセンサネットワーク)を提供するという手もある。私書箱は、ローカルなバックアップストレージになる。郵便局にオフサイトストレージがあり、いつでも自分のデータが受け取れる。私なら、地元の郵便局にテラバイトのストレージが欲しい。そのデータは常に同期されていて、必要なときに引き出せる。
上の絵はクラウドのアウトラインアイコン。
郵便公社AdSense
Googleに手紙を売ってスキャンさせる。すると、Googleはそれに関連する小さな広告を入れる。まあ、これは冗談だけど、真面目な話、手紙を出して配達されるまでに、いろいろな形でかなりのデータが「スキャン」されている。これを何かに利用できないだろうか。手書き文字認識、パターン認識などなど、いろいろ考えられる。
郵便公社Kickstarter特別割り引き

「クラウドファンド」で作られた製品に特別価格で配送サービスを提供する。たとえば、Kickstartersで製品化されたものを郵便で配送する場合は、料金が安くなるといった具合だ。現在の郵便事業の最大の問題点が利用者数の減少にあるとするなら、Kickstarterと提携して、Makerたちに大幅な割引サービスを提供するぐらいのことを考えてもよさそうだ。クラウドソースのプロジェクトを何らかの形で応援することで、より多くの人が郵便を使うようになる。それにつられて、他の人たちも使うかもしれない。Kickstarterから生まれるプロジェクトは、ほとんどが実体のある製品の形になるから、それを買ってくれた人たちに配送する必要がある。もちろん、eBayでも送料の割り引きがあるが、ちょっと意味合いが違う。コミュニティやクラウドファンドサービスにいちばん安い料金で配送サービスを提供するという具体的な取り組みなのだ。
郵便事業に3Dプリントを追加する

郵便局に3Dプリンタを置く。そこにデータを送れば、数日後にプリントしたものが送られてくる。PonokoやShapewaysなどと提携するのもよい。そうしたサービスに場所を提供するのもよい。郵便局には広いスペースがあり、大きな機械も置かれている。基本的に年中無休24時間体勢だ。3Dプリントのハブには最適。USPS.comにデータを送れば、完成したオブジェクトを3D私書箱で受け取れる。郵送してもらってもいい。
郵便局がスモールビジネスにスペースを「補助」

ニューヨーク市では1万平方フィート、その他の大きな街でも、使われていない郵便局内のスペースを提供する(ニューヨーク市の郵便局には空きスペースがたくさんある)。私なら、一般的な料金を払ってでも借りて電子キットの工場を作りたい。これはちょっと身勝手な希望なんだけど、自分にとっては切迫した需要だ。しかし、デザインや開発や科学研究を行うクールな企業に、有効に使われていない郵便局内の場所をオフィススペースとして貸し出せば、多くの企業がひとつの場所に集まって、みんなが郵便を利用するというオマケまでついてくる。ブルックリンのMakerBotは、使われなくなった郵便局のビルをまるごと買い取ってもよさそうだ。出荷を待つ製品の大きな箱をたくさん置いておけるからね。
ネット関連業者やクールな企業が同じ建物に集まることで、互いの交流が深まって、そこから新しくて面白いものが生まれてくる可能性もある。
上の写真は、私の住居兼仕事場のすぐ近くのPeck Slip Post Office。ここがAppleに買い取られてAppleストアになる前に、Makerが集まる場所になるといいな。
とまあ、以上が、年末のニューヨークの街でキットの発送に追われながら私がつらつら空想したアイデアだ。みんなの考えもぜひ知りたい。まったく新しいアイデアを聞かせてくれ。
- Phillip Torrone
訳者から:日本は郵便事業が民営化されたとは言え、国が株の100%を持っている以上は、やっぱり我々が心配すべき問題なんだから、Philが言うように、我々も意識すべきことだと思う。3Dプリントとレーザカットサービスしてほしいね。もちろん格安で。
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Feb 3, 2012 01:00 AM
Culture jamming |
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灯油タンクスピーカ


スピーカのエンクロージャって、どっしりと大きい物がよいって言われたような気がするけど、Quebecoisの工業デザイナー、Samuel Bernierのこの自作プロジェクトの考え方もクールでありだと思う。[nerdstink より]
- Sean Ragan
訳者から:本人のサイトには「決して音はよくないです」との警告があります。
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Feb 3, 2012 12:00 AM
Electronics, Gadgets, Home and Garden |
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February 2, 2012
遊んで暮らす究極DIY生活

近年、週刊マンガ誌を読まなくなってしまったので発見が遅れたのですが、モーニング連載中のDIYマンガが面白かったんです。単行本のタイトルは『新白河原人 遊んで暮らす究極DIY生活』。一念発起した漫画家が東京ドーム1個分の荒れ地をひとりで開墾し、家を作り、自給自足で生きていくお話。日本における現在進行形の全生活DIYのレポートです。モノの値段がかなり具体的に書かれているところが良かった。新白河の1万2000坪の荒れた里山=600万円。中古のユンボ=90万円。長さ6mの原木60本=60万円。そういう値段で買えるのか、なるほど......と何かを思案しはじめている自分に気づきます。『MADE BY HAND』でもページが割かれていましたが、自給自足生活における鶏の重要性もよくわかりました。さらっと読んだつもりだったのに、いろいろ頭に残っています。
Posted by Takumi Funada |
Feb 2, 2012 12:00 AM
Home and Garden |
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Cube 3-D - Cubifyの3Dプリンタ
Cubifyのお洒落でシンプルな Cube 3Dプリンタだ。140×140×140 mmのオブジェクトをプリントできる。お値段1300ドル。
- Mark Frauenfelder
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Feb 2, 2012 12:00 AM
3D printings |
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February 1, 2012
Zero to Maker:激変するツールの世界
ちょっとヤル気のなかったMaker、 David LangがMakerカルチャーに身を沈め、我らの仲間、TechShopの寛大なるご協力のもと、できる限りのDIYスキルを習得していく様子をレポートします。彼は、何を学んだか、誰に会ったか、どんなハードルをクリアしたか(またはしなかったか)など、奮闘努力のレポートを連載します。- Gareth
物作りとは、何かを作り上げることであると同時に、冒険でもある。新しい問題解決方法を探り、物の仕組みを学び、機械の部品がどのように組み合わさっているかを探る。というわけで、今週は、私にとっての新しいツールへの冒険だ。
私はあのサイドプロジェクトを継続しようと考えていた。壁掛けプランターをたくさん作るという方向に転換したあれだ。いろいろな方法や材料を試してみたが、今のところ最大の障害は、型がないということだ。私はTechShopのスタッフや一般の会員たちに、自分の頭の中のデザインを、ラフなスケッチに描きながら口頭で説明した。すると、彼らがくれた方法や材料に関する助言のひとつひとつに、私が試したことのないものが含まれていた。
TechShopでの大収穫によって、試しておくべきだった数々の型作りの方法がわかった。CNCマシンで木材から削り出す、モデリング用の粘土で手捻りする、アルミで作るなどなど。それもいいアイデアだ。しかし、それらはどれも a) 時間がかかりすぎるか、b) 費用や材料を使いすぎるかのどちらかだった。それが本当にうまくいくかの保証もない。いくらなんでも、そこまでの投資はできない。もっと安くて、簡単で、早い方法を探さなければ。
そのとき、前に見たMake: Onlineの記事を思い出した。Autodeskの123D Makeプログラムだ。AutodeskのMaker支援担当者、Jesse HarringtonにTechShopで見せてもらった、段ボールを重ねて作る立体モデルのやり方なら、かなり簡単だ。うまくいかなかったとしても、クールな最新式ソフトウェアの勉強にはなる。

123D Makeを利用するためには、まず型のCAD(コンピュータ支援設計) ファイルを作らなければならない。また、これまでなんとなく躊躇してきたAutodesk Inventorの講座も受ける必要がある。私のような新米Makerは、設計のプロセスを軽視する傾向にある。なので、これにはかなりの時間がかかると覚悟していたのだが、そうでもなかった。思い描いていたデザインが、いかに簡単に実体化できてしまうかを思い知らされるという、うれしい驚きの結果となった。本当に簡単だった。ブラウザベースのCADプログラム、TinkerCadにも挑戦して、そこで同じデザインが展開できるか試してみたいと思うようになったほどだ。それも簡単にできた。時間もほとんどかからなかった。
次なるステップは、型のCADファイルを123D Makeに読み込ませることだ。私はファイルを選択し、積層型モデル用のファイル形式を選択し、使用する材料のサイズを指定して(24×18インチの1/4インチ厚)、それから、えーと......、とにかく完了した。マジメな話、プログラムはモデルを最適な枚数の層に分割して、画像をPDFで出力してくれた。データはそのままレーザーカッターに送ればいい。ここで大きな決断を迫られた。アクリル板を使うか段ボールを使うかだ。安くあげるという方針に従い、私は段ボールを選択した。パーツをレーザで切り出したあと、プログラムの解説に従って、接着剤を塗って重ねていった。これまた、非常に簡単な作業だった。
そして、段ボールを重ねて作ったモデルの外側に薄く紙粘土を塗り込んだ。型作りや彫刻用の室温で効果するタイプのものだ。これは型に過ぎないのだとはわかっていたけれど、私はその外観を気に入った。とても簡単に作れるし、複製も簡単なので、私は今、段ボールと紙粘土のプランターで、直接、植物を栽培する実験を行っている。調べてみたところ、培養土によって段ボールが紙粘土の型の中で分解されて、リッチな堆肥になるかもしれないことがわかったのだ。どうなるか楽しみだ。
うまくいくかどうかは別として、ここまでは非常に実り多いプロセスだった。このプロジェクトを始めて2週間のときに新しいテクノロジが登場して、この新米Makerに、アイデアを安く素早く試作できる技術を与えてくれた。もしこれが1カ月前だったら、こんなにできていなかったはずだ。私には個人的な体験だが、これは大きなMakerムーブメントを象徴するものでもあると思う。ツール(とそれが簡単に使える環境)が急速に発展して、受動的な消費に対抗する能動的な創造への障壁がどんどん取り除かれていく。その速度は私たち自身が気づかないほど速い。すべてのサインは、物作りの最後の壁に向けられている。それは「手を動かし始めること」だ。ゼロからMakerまでの距離は、日々、短くなっている。
過去の記事:Zero to Makerの旅
- David Lang
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Feb 1, 2012 12:00 AM
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January 31, 2012
流体万華鏡キット
万華鏡といえば、自分でクルクル回しながら見るのが普通ですが、仮説社がキット化したこの万華鏡の場合、液体のなかをゆっくり落ちるビーズが映像を作り出すので、回す必要がありません。文字通り流れるような映像変化が美しい。
Posted by Takumi Funada |
Jan 31, 2012 01:00 AM
Crafts |
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オープンソースPIDコントローラ
私はPID (proportional-integral-derivative:比例積分微分)コントローラを使ってエスプレッソマシンの湯温を管理している。そのことは私の著書『Made by Hand ―ポンコツDIYで自分を取り戻す』にも書いた(この章の抜粋がGizmodoで読める(英語))。
PIDは真空調理法でもよく使われている(真空調理の方法はこちら[英語])が、もっと安いPIDを探していた方に最新情報がある。Brett BeauregardのオープンソースPIDコントローラ、お値段は85ドルだ。
Brettと親しい3ric Johanson(「Beam Weapon for Bad Bugs」Make英語版 Vol.23の筆者) はこう語っている。
この愛らしいオープンソースPIDコントローラの開発を続けてきた我が友、Brett Beauregardは、ついにその情報をネットで公開した。これだ。
PID (proportional-integral-derivative:比例積分微分)コントローラは、ハードウェアのフィードバックとアルゴリズムを使って、目標の値(温度など)を保持するための装置だ。自動車のクルーズコントロールはその古典的な例と言える。時速60マイルに設定すれば、それは車が時速60キロに達するまでアクセルを自動的に踏む。閉回路の制御装置の場合は、オーバーシュート、リンギング、バイアスなどの問題によって誤動作を起こす可能性を含んでいるが、これはオープンソースなので、デバッグがうんと簡単にできる。
現在これは85ドルで先行販売されている。いい取り引きだと私は思う。真空調理をやりたければ、これがチケットになる。ひとつ買って、これが本当にマスマーケットで販売されるに値する製品かどうかを確かめてみよう。私も早く欲しい。
- Mark Frauenfelder
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Jan 31, 2012 12:00 AM
Electronics, Food and Beverage |
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January 30, 2012
FLORA ─ 最新ウェアラブルプラットフォーム

縫い付けて使うArduino互換ボードの最新型、FLORAの登場だ。
Adafruitでは何カ月もの研究の末、FLORAを一から設計しました。素晴らしいウェアラブルプロジェクトを支える強力なボードが完成したと自負しています。ウェアラブル用のArduino(Arduino 互換)ボードは、FLORAの前にもありました。Leah Buechley の LilyPadは2007年に開発されています。私たちも、ウェアラブルなものを作りたいと考えていましたが、私たちが考えるアクセサリーやモジュールを作るためには、まったく新しいプラットフォームでなければダメだとわかったのです。
FLORAはとても小型です(直径約4.5センチ)。私たちが考えるウェアラブルプラットフォームは、できるだけ小さいことが重要でした。
私たちが開発・販売して、みなさんに揉まれたAtmega32u4ブレークアウトボードの経験が活かされています。
詳細や機能のハイライトはFLORA の発表ページ(英語)を見てください。FLORAはベータ版です。将来のためのフィードバックを求めています。

- Becky Stern
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Posted by Tetsuo Kanai |
Jan 30, 2012 02:00 AM
Arduino, Electronics, Wearables |
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ポートランドの書店、Powell's 2 storeはMakerの天国

MAKEでToy Inventor's Notebookコラムを書いているBob Knetzgerのレポートだ。
昨日、ポートランドのPowell's Booksにふらりと立ち寄った。いや、あの大きい本店のPowell's Booksではなく、通りの反対側にある小さなサテライト店、Powell's 2 storeのほうだ。行ったこと、あります? 技術系書籍の充実していること。それに、まさにここはMakerの天国だ!コンピュータとエレクトロニクスの本はもちろんだけど、真空管アンプの回路図、花火技術の業界紙、チルトン全巻、機械工ハンドブック、科学理論書、統計、爆発物、旋回学、運動学、製造、プロトタイピング、航空デザイン、プラスティックと素材の科学......などなど、他ではなかなか手に入らない技術マニュアルの新刊本や古本も揃っている。『Anvils in America』(アメリカの金床)や『Moving Heavy Things』(重量物の動かし方)や『Keep Your Lathe in Trim?』(旋盤の調子を整える方法)などという本を置いている本屋がどれだけあるだろう。私の古書購入に対する厳しい基準を超えたものに、『Ingenious Mechanisms for Designers and Inventors』(設計者と発明家のための精巧なメカニズム)がある。そうそう、MAKEのバックナンバーも揃っていた。
混み合う本店ではなく、Powell's Books 2へ行ってみよう。お気に入りの技術書を手にとって、ラウンジのイームズチェアに座ってギークな時間を過ごそう!




- Mark Frauenfelder
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Jan 30, 2012 12:00 AM
DIY Projects |
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January 27, 2012
Android手話通訳手袋
テルアビブのMaker、Oleg Imanilov、Zvika Markfield、Saron Paz、Tomer Danielが開発したこの手話通訳手袋、Show & Tellのような福祉技術を見ると、興奮を抑えられなくなる。これは、折り曲げセンサ、加速度センサ、ジャイロの信号をLillyPad Arduinoを通してADKボードに送り、手話を文字に変換するAndroidアプリに伝えるという仕組み。精度を高めるために、ジェスチャを手動でニューラルネットワークにフィードして、手袋上で直接、手の大きさの違いを補間することもできる。現在はまだデバッギング段階だが、現状で十分に期待できる内容だ。[TNWより]
訳者から:体が不自由で言葉が話せなくて、共通の手話もできない人たちはたくさんいるけど、文字盤を使う会話などは必要最低限のコミュニケーションしかとれない。こうしたシステムが発展すれば、それぞれの人が動かせる部分を使った独自のジェスチャて複雑な会話ができるようになるね。まさに、フィジカルコンピューティング。
- Adam Flaherty
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Posted by Tetsuo Kanai |
Jan 27, 2012 01:00 AM
Arduino, Cellphones, Mobile, Wearables |
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Switch Vehiclesの電気自動車キット
カリフォルニア州セバストポルのMakeオフィスの近くにあるSwitch Vehiclesを訪れた。彼らは今年の後半にキットとして販売が予定されている三輪の電気自動車を作っている。私は、創設者のPeter Oliver、Jim McGreen、Mark Perlmutterと、かつてフォードのディーラーであり、今は Maker、技術者、起業家などがひしめく場所で話を聞いた。彼らの目標は、Makerたちとつながって、電気自動車というニッチなDIY分野を開拓することだそうだ。
エンジニアでプログラマのPeterは、サンタローザ短期大学で、車を電気自動車に改造するという講義を行っている。授業ではシボレーS-10トラックを教材に使っているが、彼によると「ひとりで改造すれば450~500時間かかる」という。「そんなに時間がかかるのでは実用的ではない」と考えた彼は、キットの販売を思いついたのだ。それなら、30~40時間で組み立てられる。電気スクーターや電気三輪バイクを製造しながら、ゆくゆくは電気自動車を作りたいと考えていたZAPの創設者、Jim McGreenとコンタクトをとった
Peterによると、この電気自動車は重さが1300ポンド(580キログラム)に満たず、自動二輪車の扱いで公道を走ることができるという。予定価格は1万ドルから1万5000ドル。2012年8月には出荷を開始したいと考えている。彼らが目指すのは、「基本のベアボーンキットから始めて、後からアップグレードできるようにする」ことだ。たとえば、いろいろなタイプのカバーやシェルを後付けできる。
ちょっとだけテストドライブさせてもらった。
本当に面白いと感じたことは2つ。ひとつは加速のすごさ。もうひとつは、回転するタイヤや地面が見えるオープンなコックピットの感覚だ。レースカーって、こんな感じなのだろうかと思った。
タイヤを鳴らしながら高速運転を見せてくれた。
また別のドライバーが濡れた路面でドリフトを見せてくれた。
Switch Vehiclesの今後の状況を、ときどきレポートしていこう。今年のMaker Faireに出展してくれるといいんだけどね。
- Dale Dougherty
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Jan 27, 2012 12:00 AM
Automotive, Kits |
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January 26, 2012
倒立2輪型使い走りロボット
セグウェイ型の立ち乗り2輪車キットSelfiを製造販売しているエフ・アイ・ティが現在開発中なのが、この倒立2輪型の小型自走ロボットPacirry。とても軽快に屋外を走ってます。「パシリー」という名前から連想される「使い走り」がおもなアプリケーションなんでしょうか。iPhoneとmbedで制御しているようですが、走行中もネットワークとつながっているのでしょうか。気になる機械です。
Posted by Takumi Funada |
Jan 26, 2012 01:00 AM
Robotics |
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新刊『電卓のデザイン』(太田出版)

新刊『電卓のデザイン』について、太田出版の村上さんからご案内をいただきました。
この度、編集者としても個人的にも念願だった「電卓の写真集」を刊行することになりました(『電卓のデザイン』、1月26日、太田出版刊)。 電卓は今では100円ショップでも手に入り、携帯電話にもその機能が搭載されている身近なマシンですが、日本最初の電卓(1964年発売)は重さ25キロ、価格が50万円以上したにもかかわらず、四則演算しかできませんでした。本書『電卓のデザイン』は、そんな電卓が世に誕生してから今日までの約半世紀を、新たにビジュアル〜ガジェット視点で眺め直し、オールカラーで紹介するものです。著者は、WEBサイト「電卓博物館」(http://www.dentaku-museum.com/)主宰の大崎眞一郎さん。日本人としてはもちろん、世界でも有数の個人電卓蒐集家です(所蔵電卓数:1000以上!)。本書ではその膨大なコレクションから約200を厳選、以下の基本ジャンルで構成しました。1)ヴィンテージ・デスクトップ電卓 2)ヴィンテージ・ポケット電卓 3)複合電卓 4)モダンデザイン電卓 5)ノベルティ、キャラクター電卓。
<収録電卓の一例>
ニューヨーク近代美術館収蔵の芸術的電卓「DIVISUMMA18」/世界最初のデスクトップ電卓「ANITA Mk8」/低価格化を一気に実現した日本製記念碑的ポケット電卓「カシオミニ」/フランスLEXONの超先進的流線型シルバー電卓「ZERO25(LC25)」/なぜかソロバンと電卓が合体したシャープの「ソロカル」(電卓に不慣れだった人々は当時、付属ソロバンで再度検算していました)/なぜかボタンを押すためのペンが付属したビジコンのLE-120A(小型化に不慣れだった人々は当時、小さすぎてこれじゃ押せない、と不安でした)/星電器のペン型電卓「calcupen」/最初期の太陽電池式電卓たち/アルゼンチン、香港、旧ソビエトなどの海外電卓、などなど..."電卓が世の中に出てきた当時は、「電卓」のイメージが確立されていなかったうえ、様々な技術的制約があったことから各メーカーで様々な取り組みが行われ、今では考えられないような独特なデザインの電卓も多数生まれた。中でも他の機能と電卓が合体した「複合電卓」は、限られたスペースに様々な機能を凝縮する必要があり、ボタンの配置や使い勝手に様々な工夫がなされた。こうした「すり合わせ」技術は当時の日本人が最も得意とした技術であり、結果として今の我々には思いつかないような様々な電卓が誕生した"
----本文「複合電卓」の項より抜粋著者・大崎さんはこうも記しています。「もし気に入った電卓が見つかれば、その前後から本書を読んでいただきたい。電卓のことがもっと好きになるはずだ」
機能面だけでいえばもうとっくに"絶滅"していてもおかしくないはずの「電卓」はしかし、今も現役で盛んに新製品が作られ、使われている、不思議なマシンです。その魅力・魔力の正体に少しでも迫れればと作った本書、Makerの皆さんにもぜひご一読いただけるとうれしいです。



Posted by Hideo Tamura |
Jan 26, 2012 12:00 AM
Electronics |
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January 25, 2012
Zero to Maker:Makerになって初の年末休暇
ちょっとヤル気のなかったMaker、 David LangがMakerカルチャーに身を沈め、我らの仲間、TechShopの寛大なるご協力のもと、できる限りのDIYスキルを習得していく様子をレポートします。彼は、何を学んだか、誰に会ったか、どんなハードルをクリアしたか(またはしなかったか)など、奮闘努力のレポートを連載します。- Gareth
今年、私はMakerになって初めての新年を迎えることになった。そして、前回に書いたとおり、過去数カ月間に学んだことを振り返るチャンスにも恵まれた。さらに、まったく新しい可能性の扉も開いてくれた。プレゼントの自作だ!
私が作ったもの:
ミネソタ州(私の郷里)の形をしたクリベッジボード。クリベッジとは、ボードの穴にペグを差し込んで得点をカウントするカードゲーム。私の両親はクリベッジが大好きで、実家に帰ったときにプレイするのが私の楽しみでもある。父母とは何時間プレイしても飽きない。夕食前のちょっとした時間や、朝のコーヒーを飲む間にもプレイするし、夜をまるごとプレイ時間に当てることもある。本当に楽しい。

私は、両親のためにクリベッジボードを自作しようと考えた。ギフトとして見栄えもするし、大活躍するはずだ。そして、私がこの数カ月間に学んだことを象徴するものともなった。
どうやって作ったか:
いろいろな形を考えたが、最終的にミネソタ型に落ち着いた。簡単そうだったからだ。インターネットからミネソタ州の形のアウトラインデータをダウンロードした。デザインが決まったら、次は素材だ。プラスティックをレーザカットでできるとわかっていたが、私は木材をShopBotで切り出すほうを選んだ。前にShopBotの講座は受けていたが、作業方法を思い出すのにおさらいが必要だった。今回もまた、TechShopのZach Johnsonが助け船を出してくれた。彼は、状況によってフィードやスピードやビットを変えることを教えてくれた。彼の助言では、ボードの輪郭は1/4インチのルータビットを使い、ペグの穴開けには1/16インチのビットがよいとのこと。残念ながらTechShopには1/16インチのビットがなかった。Zachは、今から注文しても届くまでに数日かかるという。それでは帰省までに間に合わない。
そのとき、まさにTechShopのような場所ならではの出来事があった。Zachと私が1/16インチのビットをどうしようと話しているのが、Martin Hornの耳に入った。MartinはパートタイムのTechShopインストラクターを務めているが、もともとはCNCマシンの神と言われている男だ。いい考えがあると、彼はある提案をくれた。真鍮の丸棒から1/16インチのドリルビットを作るというのだ。私はMartinの指導を受けながら、20分間をかけてビットを作り上げた。見たところは使えそうだ。とにかく試してみるしかない。
それは見事に働いてくれた。ペグの穴はきれいに開けられ、1/4ビットは輪郭をきれいに切り抜いてくれた。
MartinとZachのおかげで、私は両親への素晴らしいギフトを作ることができた。そして、Martinの現場の知恵は、ものすごい勉強になった。
どうすればもっとよかったか:
クリベッジボードは仕上がりは上々で、両親も気に入ってくれるに違いない。しかし、このプロジェクトに時間がかかりすぎてしまい、おかげでギフトリストのそのほかのものが、ほとんど割を食うことになってしまった。この次は、すべてのギフトを手作りしたいと思う。きっと素晴らしいだろうな。もっとすごいものを作ろう。もらった人たちがみんな喜んでくれるような。そのためには、ギフト対時間率をもっと効率化しなければ。
私のおすすめ:
今年のおすすめは、物作りの「メタギフト」だ。1カ月の利用と2つの講座が無料で受けられる権利が49ドルというTechShopのお試しコースはかなりお得だと思う。TechShopは私の人生を大きく変えてくれたところ。これ以上のおすすめはない。サンフランシスコ地区、デトロイト、北カリフォルニアにお住まいなら(または贈りたい相手がそこにいれば)、これが最高だ。
また私は、『MAKE Ultimate Kit Guide』 を見せてもらったが、そこにはたくさんのクールなギルトが紹介されていた。Kit Guideのコーナーでは難易度が記されているので、どのレベルのものかがわかる。私はArduCopterがすごく欲しくなった(私の知ってる人がこれを読んでくれていることを願って)。
過去の記事:Zero to Makerの旅
- David Lang
訳者から:これはアメリカで昨年最後のコラムとして公開されたものです。ちょっと時期的にズレてるけど、すいません。
[原文]
Posted by Tetsuo Kanai |
Jan 25, 2012 12:00 AM
Holiday projects, Woodworking |
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