Make Controller v2.0ショートレビュー

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mcbuilder1.jpg

リリースされてから少し時間がたってしまいましたが、編集部にMake Controller(MC)のv2.0が届きましたので、手短にレビューします。

AtmelのARM7チップを搭載したコントローラ本体と、USBとLANのインタフェイスが乗ったボードを組み合わせて使いました。インタフェイスボードの構造はちょっとArduino風です。実際かなり意識しているようで、両者を比較したページが用意されています。この表を見ればわかるように、全体的にMCのほうが強力です。とくに、USBやLANを経由して他のコンピュータと連携させたいときにMCのメリットが発揮されそうです。

出荷時のMCには、ブートローダのほかに、OSC(Open Sound Control)で各機能にアクセスするためのファームウェアが書き込まれています。mchelperと呼ばれるアプリケーションを使用することで、対話的にOSCメッセージをやりとりし、動作を確認できます。もちろん、OSCさえ話せれば他のプログラムからもコントロール可能です。

ホストからOSCで叩くのではなく、単体で動作させることもできます。その際使用するのが、mcbuilder(写真下)。ソースの編集とビルド、バイナリのアップロード、USB経由でのモニタが可能なIDEです。ソースを見るとわかるように、リアルタイムOS(FreeRTOS)の使用が前提となっています。USBやEthernet経由での通信を含む、本格的なアプリケーションの記述が可能です。

Arduinoと比較すると、ハードウェアの差以上に、ソフトウェアのフレームワークの違いが大きいでしょう。IDEの見た目は似ていますが、Arduinoほど簡単には使えません。そのかわり、マイコンの性能をフルに引き出す高度なプログラムが書けるはずです。

個人的な願望としては、Make ControllerをArduino的にプログラミングできるモードもあると良かったという気がしてます。それから、Arduinoで慣れてしまったのでオートリセットに相当する機能が欲しいですね。

Posted by Takumi Funada | Sep 8, 2009 01:00 AM
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